テレビとチューナーは同一メーカーでなくても、接続や視聴は可能。HDMI接続など、基本的な規格は共通なので、気に入った機能や性能を持つチューナー製品があれば、メーカーを気にせずに選んでいい。ただし、使い勝手を重視すると、話は少々異なる。
同メーカーのチューナーを組み合わせるとテレビのリモコン一つで操作できる
結論からいうと、テレビとチューナーは同一メーカーでなくても、接続や視聴は可能。HDMI接続など、基本的な規格は共通なので、気に入った機能や性能を持つチューナー製品があれば、メーカーを気にせずに選んでいい。ただし、使い勝手を重視すると、話は少々異なる。
発売済みの4K対応テレビは、あとから新4K8K衛星放送チューナーが発売されることを見越して設計されており、同じメーカーのチューナーを組み合わせると、テレビのリモコン一つで操作できる。外付けチューナーであっても、テレビに内蔵されているかのように操作できれば快適だ。特にこだわりがなければ、テレビとチューナーは同一メーカーを選ぶのが無難といえる。
また、メーカーによっては、テレビとチューナーが連係することで、より高い画質を目指す製品もある。例えば、東芝は「レグザコンビネーション高画質」という機能を搭載しており、文字の周りなどにジラジラと目立つモスキートノイズを低減するなどのメリットがある。
●同メーカーにした場合のメリット(東芝の場合)
テレビのリモコンでチューナーを操作
・地上/BS/110度CSの切り替え
・BS/110度CSの2K放送と4K放送の切り替えは「BS」ボタンの2度押しで 可能
・数字ボタンによるチャンネルのダイレクト選局が可能
「レグザコンビネーション高画質」で映像のモスキートノイズを制御できる
解説/鴻池賢三(AV評論家)