スマホの設定変更には「設定」アプリを使うが、よく使う機能のオン/オフや、画面の明るさ調節などには、素早く呼び出せる便利な機能がある。iPhoneでは「コントロールセンター」、Androidは「クイック設定」と呼ばれている。覚えておけばスマホの操作がもっと便利になるはずだ。それぞれを解説していこう。
<疑問と悩み>
「コントロールセンター」や「クイック設定」ってどう使う?
⇒⇒よく使う設定項目を素早く切り替えたりするのに使う
通常、スマホの設定変更には「設定」アプリを使うが、Wi-Fiやマナーモードなど、よく使う機能のオン/オフや、画面の明るさ調節などは、素早く呼び出せる方法が用意されている。
iPhoneは「コントロールセンター」に、よく使う機能のオン/オフが切り替えられるアイコンなどがまとまっている。
ホームボタンがあるiPhoneでは、画面の下端から上方向にスワイプ、全画面のiPhone Xシリーズは、画面右上から下方向にスワイプすると表示できる。
コントロールセンターでは、Wi-Fi、ブルートゥース、モバイルデータ通信、機内モード、「おやすみモード」などのオン/オフが可能。
音楽を聴いている場合は、再生/一時停止/次の曲へといった操作もできる。なお、「設定」→「コントロールセンター」→「コントロールをカスタマイズ」で、コントロールセンターに表示するアイコンを追加したり、削除したりすることもできる。
Androidは、画面の上端から下方向にスワイプすると「クイック設定パネル」が表示される。表示されるアイコンは機種によって異なるが、Wi-Fi、ブルートゥース、位置情報などのほか、マナーモードやテザリングのオン/オフができる機種も多い。ペンのアイコンをタップすると、パネルに表示する項目の取捨選択が可能。自分がよく使う機能のアイコンを追加して、素早くオン/オフできるようにしておくと便利だ。
●出し方は異なるが、どちらも重要な設定が素早く変更できる
iPhone
Android
解説/村元正剛(ITライター)