先日、特選街webで「のど飴と普通の飴の違い」をご紹介しましたが、そのときに紹介しきれなかった、健康食品の「ヘルシーなのど飴」〜プロポリス、マヌカハニー、大根エキス配合などを種類別に、その特徴やブランドを詳しく解説します!
ヘルシーな健康食品の「のど飴 〜種類と人気ブランド
喉に良いとされる成分を配合した「のど飴」には、様々な種類があります。以下に代表的な成分と人気のブランド名を紹介します。
なお、これらは医薬品や医薬部外品ではなく、食品として販売されており、喉の潤いを保ったりリフレッシュなどを目的としています。
1. マヌカハニー配合のど飴
「マヌカハニー」とは? その特徴は?
マヌカハニーはニュージーランドやオーストラリアに自生するマヌカの木の花から採れるはちみつで、キャラメルのような特有の風味と、高い抗菌採用が特徴です。特に抗菌成分「MGO(メチルグリオキサール)」の含有量が品質の指標となっています。一般的なはちみつより抗菌作用が高いとされ、研究でも抗菌活性が示されています。
注意点としては、1歳未満の乳児に与えてはいけません。これは一般的なはちみつと同様に、乳児ボツリヌス症のリスクがあるためです。それ以外の方は基本的に問題はありませんが、アレルギー体質の方は注意が必要です。
- カンロ『健康のど飴たたかうマヌカハニー』(80g・公式販売価格 税込268円)は、ニュージーランド産マヌカハニー(MGO115+品質)を1袋に1000mg配合した製品です。喉の調子を整えたり、体調ケアに役立つとして人気があります。また、31種の和漢素材も含まれており、自然由来の成分で喉をやさしくいたわります。
- 浅田飴『ビタミンCマヌカハニーのど飴』は、栄養機能食品(ビタミンC)で、マヌカハニーや21種のハーブエキスを配合しています。
- マヌカヘルス『マヌカハニーキャンディー(プロポリス配合)』(30g・税込540円)は、世界各国で愛されている、マヌカハニーのリーディングカンパニー、マヌカヘルス社の製品です。
- イムレー・バイオテック『Bee Zin マヌカハニーのど飴』は通販で人気です。
- 井関食品『マヌカハニーのど飴』はハーブエキスとハッカ入りでスッキリした味わいが特徴。
2. プロポリス配合のど飴
「プロポリス」とは? 特徴は?
プロポリスは、ミツバチが樹木の樹脂などを集めて作る天然の物質で、その独特の風味と刺激感が特徴です。主に、のどの炎症ケアや口内炎予防、免疫力維持に使われるほか、抗酸化作用も期待されています。ただし、子どもやアレルギー体質の人は注意が必要で、特に小さなお子さんには推奨されていません。
- 森川健康堂『森川健康堂 プロポリスキャンディー』(100g・税込707円)はブラジル産プロポリスに、ハチミツやオリゴ糖を加えた、喉ケアと免疫力向上に役立つのど飴です。プロポリス独特のピリッとした辛い刺激とハチミツのさっぱりとした甘さが特徴で人気があります。
- ハーバー研究所『HABAプロポリス 潤い極みのど飴』(78g・税込972円)はプロポリスエキスと昆布エキスを配合し、喉の潤いを保つ効果があります。砂糖不使用でまろやかな味わいが特徴です。
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山田養蜂場『トリプルプロポリスのど飴』など、プロポリスを高配合した製品が人気です。
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浅田飴『プロポリスマヌカハニーのど飴』はマヌカハニーとハーブを配合しています。
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カンロ『健康のど飴 たたかうマヌカハニー』はプロポリスが含まれているのど飴です。
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サンフローラ『プロポリスのど飴』はユーカリはちみつや、すだちエキスも配合されています。
- マヌカヘルス『マヌカハニーキャンディー(プロポリス配合)』は、MGO400+のマヌカハニーを使用しています。
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コンビタ(COMVITA)『プロポリス・レモン&ハニーのど飴 40粒(マヌカハニーUMF10+入り)』(180g・税込2,106円)は、マヌカハニーとプロポリスを配合したのど飴など豊富なラインナップがあります。
3. 乳酸菌配合のど飴
- DHC『DHC 乳酸菌とマヌカハニーが入ったプロポリスのど飴』(75g・税込518円)は乳酸菌やマヌカハニー、プロポリスを含み、喉ケアだけでなく免疫力維持にも寄与します。
4. エキナセア配合のど飴
エキナセアは北アメリカ原産のキク科のハーブで、「アメリカ先住民の智惠」と呼ばれており、古くから健康維持のために利用されてきました。エキナセアは免疫力を高める作用があり、風邪やインフルエンザ予防に用いられるハーブです。ネイティブアメリカンが万能薬として重用し、「先住民の知恵」として、欧米を中心に現代でも人気です。
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松浦薬業『エキナケアのど飴』(52g・税込300円)は、5種類のハーブに加え、漢方ハーブのバンランコン(板藍根)、キキョウ、メントールなどが配合されたノンシュガーのど飴です。
5. 大根エキス配合のど飴
大根は古くから喉に良いとされ、「飴湯(あめゆ)」(水飴をお湯で溶かし生姜を加えた温かい飲み物)などにも使われてきました。
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稲垣『国産 大根生姜のど飴』は、大根エキスと生姜を組み合わせ、10種のハーブエキスも配合しています。
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井関食品: 昔ながらの大根を使った『だいこん入 かりんのど飴』(100g入・税込200円前後)は、かりんの実から造られたかりんエキスに、生の大根から搾っただいこん汁、さらにハーブエキスを加えて造られています。
6. たんきりのど飴(たんきり飴/痰きり飴)
主にショウガやごま、大豆などを加えた固い食感の飴で、喉や痰に良いとされてきたり、飴を包丁で切る“タンタン”という音から名前がついたなどの説がある「たんきり飴」。江戸時代から伝わる伝統の味で、今も老舗が昔ながらの製法で丁寧に作っています。
- 中薬『たんきりのど飴』(120g・税込248円)は和漢植物粉末を配合した、昔ながらたんきりのど飴。
まとめ 〜成分や風味が異なるため、好みや喉の状態に合わせて選びましょう
これらののど飴は、配合されている成分によって風味が異なります。プロポリスはピリッとした刺激、マヌカハニーは濃厚な甘み、ハーブ系はスーッとした清涼感が特徴的なことが多いです。ご自身の好みや喉の状態に合わせて選ぶと良いでしょう。
※価格はすべて、参考価格※編集部調べです。
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