「外付けHDDやUSBメモリーを認識しない」といったトラブルは、パソコンがスリープから復帰したときに起こりやすい。他にも、指紋センサーなども認識しないことがある。原因は、省電力のための電源管理にある。まずは、デバイスマネージャーで確認して電源管理の設定を変更しよう。
外付けドライブを認識しない場合は、「デバイスマネージャー」で確認
●周辺機器はスリープの設定に注意しよう
このトラブルは、パソコンがスリープから復帰したときに起きやすい。外付けHDDやUSBメモリー以外に、生体認証の指紋センサーなども、スリープ復帰後に認識しないことがある。原因は、省電力のための電源管理にある。
HDDの場合、「スタート」ボタンを右クリックして「デバイスマネージャー」を開き、「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」の項目を展開。ハードウエアメーカーの「HOST Controller」をダブルクリックし、「電源の管理」タブで「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」のチェックを外す。「USBルートハブ」でも同じようにチェックを外す。指紋センサーの場合は、「生体認証デバイス」で同じ設定を行えばいい。
❶デバイスマネージャーでデバイスのプロパティを開き、電源管理の設定を変更する。
❷「電源の管理」タブで、「電力の節約のために〜」のチェックを外せばOKだ。
解説/福多利夫(フリーライター)