アナログレコードには、さまざまな高音質盤がある。TACET(タチェット)は、「逆再生」を採用したレコードで、内周からトレースされる。TACET(Hi-Fi JAPAN)の「ベートーヴェン/交響曲第5番」は、ハーフスピード・マスタリングによるカッティングだから、その特性をより楽しめる。

45回転、2枚組、逆再生、重量盤……。高音質な盤を見分けるポイントはここ!

アナログならではの特性を楽しむ!

アナログレコードには、さまざまな高音質盤がある。

例えば、通常は33回転のLP盤を45回転で再生するもの。回転数を上げることで音溝をトレースする距離が増えるので、情報量が増えて音質がよくなる。そのぶん1枚当たりの収録時間は短くなるので、2枚組みになっている。

TACET(タチェット)のように、「逆再生」を採用したレコードもある。

通常レコードの針は、盤の外側から内側に向かってトレースされるが、逆再生レコードでは内側から外側に向かってトレースされる(ターンテーブル自体は通常どおり順方向に回転する)。

これは、内周にいくほど音量が出しにくく、音が歪みやすいというレコードの特性に合わせたもので、曲の最後になる場合が多い交響曲などのクライマックスを外周側に記録して、大音量を高音質で楽しめるようにしている。

レコードの内周からトレース

TACET(Hi-Fi JAPAN)
「ベートーヴェン/交響曲第5番」
実売価格例: 4900円(税別)

http://www.hifijapan.co.jp/tacet-lp.htm

画像: ヴォイチェフ・ライスキ指揮、ポーランド室内フィルハーモニー管弦楽団。ハーフスピード・マスタリングによるカッティング。

ヴォイチェフ・ライスキ指揮、ポーランド室内フィルハーモニー管弦楽団。ハーフスピード・マスタリングによるカッティング。

そのほか、変形しにくく、振動に強い180グラムの重量盤もある。これらアナログならではの特性も含めて楽しみたい。

※執筆時が2019年9月のため、製品の「実売価格例」は、消費税8%込みの額を表記しています。ご了承ください。

解説/鳥居一豊(AVライター)

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