【エアコン】寝る時はつけっぱなし?空調家電は「睡眠」が最新トレンド!

リビング家電

エアコンの差別化は、多くの場合「省エネ」でした。その象徴がリビングエアコン。2019年、このリビングエアコンは、「効率」「風」「自動掃除」の3要素がかなり完成した状態です。そしてもう一つ、今、エアコンの世帯所有台数は、2台を超え、3台に迫る勢いです。要するに一家に一台でなく、一家に数台が現実なのです。この2つの状況下でのエアコントレンドは「睡眠」でした。

寝る時、付けっ放しでいいの?

昭和の時代、エアコンは深夜は「切る」家電でした。
電気代がかかることもありますが、当時、夜はそれなりに涼しかったのです。
少なくとも、起きた瞬間に27℃で、「はぁー」とため息を付くことはありませんでした。
当時は、午後2時の気温で約30℃。
このため、朝早く起きて涼しい内に勉強するのは当たり前で、12時までに、その日の課題を終わらせるわけです。
で、午後は少しお昼寝(仕事中は無理ですが)。
朝早いので、楽々眠れます。で、太陽が低くなったら再活動。
今は、そんなことありません。夜でも30℃近いときも多いです。

こうなったら、寝る時もエアコンを使うしかありません。
が、昼と夜とでは外気の状況がすこぶる違います。
昼は、午後2時を目指し気温が上がり、寝るまで27℃くらいです。
しかし、夜は夜明け前に向け、ドンドン温度は下がります。
日によっても違いますが、20℃位まで下がる日もあります。

そうなると扇風機を使いたい人もいると思います。

しかし、夏の夜のポイントは良好な睡眠を得ること。
眠りが浅いと、夏の暑さに対抗できません。
では、深い眠りを得るためには、どうすればイイのでしょうか。

1つめは、寝るとき、寝苦しくない温度まで温度を下げることです。
これはイイですよね。暑くて寝られないの反対です。

次のポイントは、風がないことです。
「えっ」と思われる人もいるかも知れません。
風は、それが微風でも体感温度を下げます。
つまり、風がある部屋では気温以上に、体感温度は冷えます。
このため、寝入りばなはともかく、そのまま風に当たり続けるというのは、お勧めできないのです。体感温度が下がるのは、肌の表面から水分が蒸発する気化熱によるモノです。
長時間、風を浴び続けた場合、脱水症状が出ることすらあります。

しかも、人は、必ず寝汗をかきます。
より体が冷えるわけです。
更にいうと、人間は発熱体です。人が密閉空間にいると必ず温度が上がります。
今は寝室をオープンにする人は余りいませんので、寝ている後半は温度が上がり、必ず寝苦しくなります。
壁が薄く、外気温の影響をそのまま受けるのなら、夜明けに向かい温度は下がりますが、今の部屋では温度が上がる。つまり睡眠は悪くなります。

これらの要因が重なり、睡眠中の、人が意識しない時、快適に過ごすため、どうあるべきなのかが2019年のトレンド課題となりました。

2台目、3台目のエアコンが変わる

このため、メーカーは、「最近睡眠モード」を搭載させる様になりました。
外気との温度を見ながら、室内の状況を感知しながら、睡眠時に最適な状況を作り出すわけです。

今年頑張っているなぁと感じたのは、ダイキンのうるさらX / miniシリーズに搭載された、新・おやすみ運転。日立しろくまくんのAシリーズ以外に搭載された「みはっておやすみ」、三菱電機の霧ヶ峰シリーズの快眠 / ねむりモードなどがあります。

実は、当モード、リビング用に付けるのなら何ら問題はありません。
と言うのは、リビング用は多くの場合、フル装備、センサーから、その対応ができる機能まできっちり揃っていますので、楽に対応できます。

問題は、2台目、3台目。

ほとんどの場合、安価なモデルです。
このため、室内を感知するためのセンサーが足らないのです。

メーカーはここに手を入れようとしています。
ただし、リビングのままだとかなり高いモノにつきます。
2019年にパーフェクトな回答を出したメーカーはありません。が、今後も快適な生活を維持しよう考えると、このトレンドは続いて行くでしょう。
要するに、2台目、3台目のエアコンで快適に眠ろうとするとちょっとお高くなる可能性があるわけです。

www.daikinaircon.com

メーカーサイドも常識を破る提案を

冒頭、エアコンの世帯所有台数が、3台に近づいたと述べました。
これは少人数世帯(1人、もしくは2人)が増えているにも関わらずです。
つまり、ワンルーム仕様の家以外は、全室エアコン完備と考えた方がイイでしょうね。

そんな中、エアコンの価格アップは困ります。
しかし、数台持つ場合、室外機を共通化し、導入コストを下げる方法もあります。

そうすると、2台目、3台目の室外機のうち、1つは不要になるわけです。
その分室外機を大きくする必要がありますが、2台分の値段はしません。
要するに、室内機はワンクラス上にした分のコストを、室外機でカバーしようというものです。

そうでない、基本性能がしっかりしたものだけだと中国でも作れます。
しかも安い。
耐久性の差はあるかも知れませんが、単身赴任などにはもったいないレベルの性能を有します。

4大家電のうち、テレビは中国に持って行かれました。
今の日本メーカーのテレビ事業部に、昔の面影はありません。
この上、エアコン、洗濯機、冷蔵庫がダメだと、総合家電は撤退。得意な分野のみでとなります。

ここはユーザーの納得いく提案を期待したいものです。

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多賀一晃(生活家電.com主宰)

企画とユーザーを繋ぐ商品企画コンサルティング「ポップアップ・プランニング・オフィス」代表。米・食味鑑定士の資格を所有。大手メーカーでオーディオ・ビデオ関連の開発に携わる。趣味は東京散歩とラーメンの食べ歩き。

多賀一晃(生活家電.com主宰)をフォローする
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