【ホットクック】公式レシピ おすすめの肉じゃが・豚汁・ローストビーフ・鶏ハムの作り方はコレ!

15万台超の大ヒット自動調理鍋「ホットクック」。忙しい共働きファミリーや、調理に時間をかけられない人、火が心配なシニア世代まで、少ない材料や調味料でおいしく作れるごはんを、人気料理研究家が教えてくれる、公式レシピ本「はじめてのホットクックレシピ」が話題だ。今回は、『ラクにおいしく無水調理!はじめての「ホットクック」レシピ』の中から、肉じゃが、豚汁、ローストビーフ、鶏ハム、パスタのレシピを紹介する。

著者プロフィール

エダジュン
【担当】1章 ほっとくだけのおいしい煮物・煮込み(P12〜23)/2章 うまみと栄養たっぷりのおかずスープ
パクチー料理研究家・管理栄養士。株式会社スマイルズに入社し、SoupStockTokyoの本社業務に携わった後、2013年に独立。家で作れるエスニック料理とパクチーレシピを日々研究中。自由な発想の手軽なレシピが人気で、“パクチーボーイ”名義でも活動している。近著『アジア料理をカレーにしたら?』(文化出版局)など、著書多数。

夏目陽子(なつめ ようこ)
【担当】1章 ほっとくだけのおいしい煮物・煮込み(P24～34)/4章 パパッと作れる野菜のシンプルおかず
企業での商品企画などに携わった後、イタリアの郷土料理に憧れて留学し、イタリア料理を学ぶ。2012年からフードコーディネーターとして人気女性誌などで活躍。2013年から自宅でイタリア料理、家庭料理の教室をスタートし、人気を博す。現在も、毎年イタリアを訪れて研鑽を重ねている。“センス抜群で手軽な家庭料理”が注目される期待の新鋭。

川上文代(かわかみ ふみよ)
【担当】3章 カンタン低温調理で肉、魚のごちそう/ソースと同時調理のスピードメニュー
料理研究家。辻調理師専門学校に勤務後、「デリス・ド・キュイエール 川上文代料理教室」を開設。テレビや雑誌等へのレシピ提供で幅広く活躍し、フレンチ、イタリアン、パティスリー、家庭料理など、幅広いジャンルの提案と技術力に定評がある。家庭向けのごちそう料理は得意分野。『低温真空調理のレシピ』(グラフィック社)など、著書多数。

ホットクックって何?

ホットクックは、食材の水分を生かした無水調理ができる、自動調理鍋です。

圧力をかけて短時間で煮る圧力鍋ではなく、いま大人気の無水鍋の仲間です。

野菜や肉、魚など、加熱した食材から出る水分を利用して、うまみや栄養分たっぷりの無水料理を全自動で作れます。

最大15時間の予約調理ができるから、 朝セットしてお出かけしたら、帰宅した時には、味がしみたアツアツのおかずをすぐに食べられます。

火加減や時間をコントロールするのはもちろん、独自の「まぜ技ユニット」がその料理に最適なタイミングで混ぜてくれるから、味がムラなくしみるのに、食材が煮崩れたり焦げついたりしません。

しかも、話題の低温調理までカンタンにできるんです。これは革命的!

ホットクックは、シャープ株式会社から2015年に初めて発売されました。2017年には、無線LANにつなげてメニュー検索やスマホとも連携できる、おしゃべりするホットクックが新登場。まさに、次世代の調理家電です。

使い方はそれほど難しくありません。目が回るほど忙しい共働きファミリーや、調理に時間をかけられない人、火が心配なシニア世代まで、「できるだけラクにおいしくヘルシーな食事をしたい」という願いを叶えてくれます。

鮮やかなレッドの外観が印象的ですが、インテリアになじむホワイトも今は大人気。少し大きいのが難ですが、有能なアシスタントとして必需品になるはずです。

初の公式レシピ本『はじめてのホットクックレシピ』では、ホットクックを自由に楽しく使いこなすための裏技を紹介します。

人気料理研究家による、少ない材料や調味料でおいしく作れる毎日のおかずやお店みたいなごちそうを楽しんでください。

ホットクックが得意なこと

野菜や肉など、加熱した素材から出る水分を利用して、うまみをぎゅっと凝縮! 無水で調理した野菜には、甘みやビタミンC、葉酸などが通常よりたくさん残ります。塩分や調味料を減らしても味わい深く、栄養分たっぷりでヘルシーです。

火加減や加熱時間の調整はもちろん、独自の「まぜ技ユニット」が最適なタイミングで混ぜてくれるので、焦げたり煮崩れたりしません。材料を入れるだけで無水カレーが完成。面倒なホワイトソースだって10分でなめらかに仕上がるから、手のかかる料理も気軽にチャレンジできます。

食材を入れてセットすれば、側についている必要がありません。お出かけしても、仕事をしてもよし。のんびりと本を読んだり、家族と過ごしたりも思いのまま。食材が腐敗しない温度まで一気に加熱した後、最大15時間(※2)まで適温をキープするから、生の食材も安心して入れられます。

自動調理メニューにない料理の場合、手動で加熱方法や時間、混ぜる・混ぜないなどを設定できます。途中で開けて味見したり、食材や調味料を追加したりもカンタンです。「煮詰め機能」(※3)つきの機種なら、ふたを開けて好みの濃度に煮汁を調整できるので、ぜひ試してみてください。

低温調理は、分厚いお肉はジューシーに生の魚介類はとろけるような食感になると話題です。通常は、専用の低温調理器でお湯を定温に保ち、ポリ袋に入れて真空密閉した食材を湯せんする必要があります。ホットクックなら、食材を入れるだけ(※4)で、プロみたいな低温調理のごちそうを作れます!

「はじめてのホットクックレシピ」表記の見方

◎レシピやキー操作はKN-HW16Eに基づきますが、すべてのホットクックで作れます(※1)。基本のメニューは、「牛すじの煮込み」など具体的な「メニュー名」でキーを設定するすべての機種に共通します(※2)。初期画面から、手順にしたがってキーを操作してください。

「数字」でキーを設定する機種は、KN-HT24B → HT24B 、 KN- HT99B / KN-HT16E → HT99B / HT16E 、 KN-HT99A(※3)→ HT99Aと記載しているので、該当機種の手順に従って操作してください。

◎食材を洗う、野菜の皮をむく、ヘタや種を除くなど、基本的な下ごしらえは省いています。適宜おこなってください。

◎計量単位は小さじ1=5ml、大さじ1=15ml、カップ1=200mlです。

◎調味料は特に指定がない場合は、しょうゆは濃口しょうゆ、砂糖は上白糖、小麦粉は薄力粉、酒は日本酒、こしょうは黒こしょうをひいて使っています。オリーブ油はエクストラバージンオリーブ油を使っています。

◎だし汁は、特に指定がない場合は、昆布とかつお節でとったものです。

◎手動設定の時間は、内部が沸騰温度に達してから加熱する時間なので、実際の調理時間は設定よりも長くかかります。

ほっとくだけでおいしい煮物・煮込み「塩豚肉じゃが」

豚肉に塩で下味をつけて、おなじみの肉じゃがをあっさりと仕上げました。しょうゆ控えめなので、じゃがいもの甘みや豚肉のうまみをしっかり味わえます。

材料[3〜4人分]
豚こま切れ肉……170g
じゃがいも(皮をむいて4等分)……3個分(450g)
玉ねぎ(くし形切り)…大1/2個分(150g)
さやいんげん(3等分に切る)……10本分
Ⓐ塩……小さじ1/2
酒……小さじ1
Ⓑ水……1/2カップ弱
酒……大さじ2
砂糖(あればきび砂糖)……大さじ2
しょうゆ……大さじ1

作り方
(1) 豚肉にⒶをもみ込み、15分おく。
(2) まぜ技ユニットを本体にセットする。
(3) 内鍋にⒷ、(1)の豚肉をほぐしながら入れ、野菜を加えて本体にセットする。

うまみと栄養たっぷりのおかずスープ「スタミナにんにく豚汁」

根菜と豚肉の定番のみそ汁ですが、にんにくを加えてスタミナアップ。みそとにんにく、根菜のバランスが絶妙な一品です。

材料[2人分]
豚バラ薄切り肉(4cm長さに切る)…100g
ごぼう(小さめの乱切り)……1/2本分(50g)
にんじん(小さめの乱切り)……1/2本分(80g)
にんにく(薄切り)……2かけ分
だし汁……2カップ
みそ……小さじ2

作り方
(1) まぜ技ユニットを本体にセットする。
(2) 内鍋にすべての材料を入れ、本体にセットする。

カンタン低温調理で肉・魚のごちそう「ローストビーフ」

低温調理といえば、まず作りたい1品。表面は香ばしく、中はやわらかくジューシー。肉の量に対して塩分1%が目安なので、肉の大きさに合わせてください。

材料[4人分]
牛肩ロース肉(厚みのあるステーキ用)……400g
玉ねぎ(縦薄切り)……1/2個分(100g)
バター……大さじ1(10g)
クレソン、粒マスタード……各適量
Ⓐ塩……4g(牛肉の重量の1%目安)
こしょう……少々

作り方
(1) 牛肉はフォークを全体に刺して穴をあけ、Ⓐをまぶす。

(2) フライパンにバターを溶かし、(1)を入れて強火で表面をこんがり焼いて取り出す。続けて玉ねぎを、しんなりするまで炒める。
(3) 内鍋に玉ねぎ、牛肉を入れて、本体にセットする。

(4) 取り出して牛肉は薄く切り、玉ねぎとともに器に盛り、クレソン、粒マスタードを添える。

カンタン低温調理で肉・魚のごちそう「チキンハーブハム」

ハーブと塩で下味をつけ、ラップで包んだら、あとはホットクックまかせ。手軽に鶏ハムが作れます。全体に熱がまわるよう、水を加えて加熱して。

材料[4人分]
鶏胸肉……1枚(300g)
水……1と1/2カップ
Ⓐ塩……小さじ1/2(3g・鶏肉の重量の1%目安)
こしょう……少々
ハーブ(イタリアンパセリ、タイムのみじん切り)……大さじ1

作り方
(1) 鶏肉はフォークで全体を刺して穴をあけ、Ⓐをまぶす。

(2) ラップを広げて(1)をのせ、キャンディ状に包んで両サイドを縛る。

(3) 内鍋に分量の水と(2)を入れて、本体にセットする。

(4) 取り出して食べやすく切り分ける。

ソースと同時調理のスピードメニュー「きのこのクリームソース」

きのこたっぷりのクリームソース。牛乳で仕上げるので軽い味わいです。きのこと玉ねぎに粉とバターを混ぜてから、牛乳に加えるとダマになりません。

材料[でき上がり量約2カップ(400g)]
エリンギ(8mm角に切る)……1本分
生マッシュルーム(8mm角に切る)……4個分(40g)
玉ねぎ(8mm角に切る)……1/4個分(50g)
牛乳……1カップ
Ⓐバター(室温に戻す)……大さじ1と1/2強(20g)
小麦粉……大さじ1と1/2強(15g)
塩、こしょう……各少々
洋風スープの素(顆粒)……小さじ1

作り方
(1) きのこ、玉ねぎにⒶを加えてよく混ぜる。
(2) まぜ技ユニットを本体にセットする。
(3) 内鍋に牛乳を入れて(1)を散らすように入れ、本体にセットする。

日持ち
冷蔵庫で約3日間

「きのこのクリームパスタ」

クリームソースには、歯ごたえがあるショートパスタがおすすめ。

材料[2人分]
ショートパスタ(ペンネ)……120g
きのこのクリームソース……約1と1/4カップ(250g)
塩、こしょう……各少々
イタリアンパセリ(粗みじん切り)……少々

作り方
(1) 熱湯に塩大さじ1(分量外)を入れ、ショートパスタを袋の表示時間通りにゆでる。
(2) 湯をきってクリームソースを加えてあえ、塩、こしょうで味をととのえる。器に盛り、イタリアンパセリを散らす。

全機種対応95品が掲載された初の公式レシピ本はこちら!

ラクにおいしく無水調理!
はじめての「ホットクック」レシピ

▼まさに革命的。いちばん人気の自動調理鍋「ホットクック」初の公式レシピ本が登場!▼ホットクックとは、うまみと栄養を引き出す無水調理ができる大人気の自動調理鍋です。▼うまみや栄養分たっぷりの無水料理が簡単。▼さらに最大15時間の予約調理ができるので、朝セットしてお出かけしたら、帰宅時には味がしみたアツアツのおかずを食べられます。▼まぜ技ユニットがほどよく混ぜてくれるから、食材が煮崩れたり焦げたりしません。▼しかも、話題の低温調理も手間いらず!▼この本では、ホットクックをより自由に楽しく使いこなすための裏技を紹介します。

Amazonで詳細を見るYahoo!ショッピングで見る楽天で詳細を見る