Android端末のスペックで重要なことを紹介する。ディスプレイ(画面)やカメラ機能、付加価値、もちろん基本性能もおさえておくといい。次に、シャープ「AQUOS」やソニー「Xperia」などの主要メーカーとブランド。OPPOやASUSなどSIMフリーの端末を扱うメーカーもある。ここでは、格安スマホや「かんたんスマホ」の情報などもチェック!

疑問と悩み 最新端末選び編
店頭にいろいろな端末があって、どう選べばいいか悩んでしまう

アップルが1社で提供するiPhoneとは異なり、Androidはさまざまなメーカーが端末を開発しており、価格帯もエントリーからハイエンドまで幅広い

店頭で数多くの端末が並んでいるのはそのためだ。最適な端末を選ぶには、スペックの見方を知っておく必要がある。

画像1: 【2020最新】Androidスマホの選び方 主要メーカーとブランドの特徴は?格安スマホとは?

Android端末のスペックはここに注目せよ!

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まず、画面だが、サイズだけでなく、解像度にも注目したい。これは、画面をどれだけ細かなドット(点)で表現しているかの数値で、数字が大きいほど映像の精細感は増す。

ディスプレイ(画面)

画面サイズ
画面サイズは対角の長さを表すインチ数で示される。最新モデルは多くが縦に長く、18対9や21対9の比率を採用。

画面解像度
画面の細かさを表すドットの数値。多いほど細かく映像を表示できる。HD、フルHD、QHD、4Kの順に高い。

CPUは、型番をチェック。Androidの多くはクアルコム製のCPUを搭載しているが、800番台が最上級、4、6、700番台がミドルレンジで、こちらも数字が大きいほど高性能だ。
複数のアプリを同時に動かす際の指標がメモリー(RAM)で、これも数字が大きいほど高性能。ストレージ(ROM)は、データを保存しておく容量だ。

基本性能

プロセッサー(CPU)
ソフトウエアの処理をつかさどるチップ。周波数と型番のほか、コア(中央処理回路)の数も重要な要素。

メモリー(RAM)
データを一時記憶しておくための領域。多いほど、マルチタスクやデータの大きなアプリが快適に動く。

ストレージ(ROM)
写真、動画、音楽、文書、アプリデータなどを保存する領域。端末によっては、microSDで拡張が可能。

バッテリー容量
バッテリーの大きさを示す、時間当たりの電流の数値。スマホではmAh(ミリアンペア時)が単位となる。

カメラは画素数だけでなく、センサーサイズやレンズの明るさなど、画質に影響を与える要素が多いため、使い勝手も含め、店頭で撮り比べてみよう。

カメラ

メインカメラ
背面に搭載されるカメラ。画素数のほか、センサーサイズやレンズのF値、画像処理のやり方で画質が決まる。

サブカメラ
内側のカメラを指し、メインカメラより性能が低いことが多い。深度測定用カメラのことをこう呼ぶこともある。

ほかにも、生体認証の種類やバッテリー容量、おサイフケータイの有無などに違いがある。自分に必要な機能に優先順位をつけておくと選びやすい。

付加機能

テレビ
モバイル用に画質を落としたワンセグや、大型テレビと同じフルセグを受信できる機能。搭載機は減少傾向。

おサイフケータイ
FeliCaで電子マネーやクレジットカードなどを使える機能。キャリアの端末の多くが、これに対応。

生体認証
指紋や顔など、体の一部を使って認証をするための機能。どれに対応しているかは、機種ごとに異なる。

防塵・防滴
チリや砂ぼこりなどの混入や浸水を防いだりする機能。時間や強度によって、等級が分かれている。

疑問と悩み 最新端末選び編
メーカーや通信会社によって端末の特徴に違いはある?

もちろん、メーカーごとに得意とする技術や戦略が異なる。

国内でAndroidスマホを発売している主要なメーカーとブランド

国内シェアトップのシャープは、AQUOSブランドのスマホを展開。ハイエンドモデルは省電力液晶や、書き換え速度の速い有機ELなど、ディスプレイに力を入れた端末が多い。
一方で、AQUOS senseのように、性能の割に価格の安いミドルレンジモデルもある。

シャープ
(AQUOS)

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Androidで国内シェア1位。バランスのいいハイエンドモデルが多く、省電力な液晶や、書き換えの速い有機ELなども魅力。コスパの高いAQUOS senseシリーズは大ヒットしている。

ソニーモバイルXperiaブランドを展開。21対9のディスプレイやトリプルカメラを搭載したXperia 1や、その小型版のXperia 5が最新モデルで、映像やカメラにフォーカスした端末が多い。
AQUOS、Xperiaともに大手3キャリアすべてから発売されている。

ソニー
(Xperia)

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テレビやカメラといった、ソニーの得意とする技術をスマホに応用。21対9の有機ELディスプレイを搭載したXperia 1やXperia 5が主要モデル。日本ではAndroidでシェア2位

世界シェア1位のサムスン電子Galaxyでおなじみ。ハイエンドのSシリーズを夏モデル、大型でペンを搭載したNoteシリーズを冬モデルとして発売している。
処理能力が高く、カメラの写りもトップクラス。最近では、ミドルレンジにも手を広げている。
Galaxyは、ソフトバンク以外のキャリアが取り扱う。

サムスン
(Galaxy)

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世界シェア1位。早くから有機ELディスプレイに取り組んでおり、左右が湾曲した画面は没入感が高い。ペン内蔵のNoteシリーズのような個性派もある。処理能力の高さも魅力だ。

格安スマホ市場で一気にシェアを伸ばしているのがファーウェイ。高機能モデルは老舗カメラメーカーのライカと協業したカメラの性能が抜群に高く、AIの処理能力にも優れる。
ただし、米国の制裁を受け、2019年冬モデルはSIMフリーのみになった。

ファーウェイ
(P、Mate、novaなど)

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コスパの高いミドルレンジのliteシリーズが、SIMフリー市場で特に人気が高い。ハイエンドはデザインに優れたPシリーズと、大画面のMateシリーズを用意する。

そのほか、OPPO(オッポ)ASUS(エイスース)など、SIMフリーの端末を中心に扱うメーカーは多く、キャリア系よりもバリエーションが多彩だ。

OPPO
(Reno、Rなど)

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日本には2018年に参入。SIMフリーのおサイフケータイ対応モデルを投入するなど、市場に寄り添う戦略を取る。徐々にシェアを拡大しており、楽天やUQモバイルも取り扱う

ASUS
(ZenFone)

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日本では、SIMフリースマホの草分け的な存在。性能に対して、低コストな端末が多いのが特徴。ゲームに特化させたROG Phoneのように、パソコンメーカーならではの端末も用意

富士通
(arrows)

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老舗の日本メーカーで、arrowsシリーズを展開。最近ではミドルレンジモデルに注力しており、高耐久性をうたうモデルが多い。シニア向けの「らくらくスマホ」の先駆けでもある。

Google
(Pixel)

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Androidを提供するGoogleが自ら開発したスマホが、Pixelシリーズ。AIを生かしたソフトに強みがある。日本には2018年から参入。最新モデルはキャリアではソフトバンクのみが扱う。

LG
(G、Kなど)

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従来型ケータイのころから日本で展開するメーカー。ケースを使って2画面化できるG8X ThinQなどの個性派モデルも多い。Kシリーズなど、ミドルレンジの端末も幅広くそろえる。

疑問と悩み 最新端末選び編
「格安スマホ」といわれるのはどんな端末? 買っても大丈夫?

格安スマホ」とは、MVNO(大手キャリアから回線を借りて割安な通信サービスを展開する事業者)の割安な通信料金に、本体価格の安いミドルレンジのスマホを組み合わせたものを指す。
ただし、新聞などが使い始めた造語で、厳密な定義は存在しないため、MVNOと高額なハイエンドモデルの組み合わせでも、「格安スマホ」と呼ぶことがある。また、大手3キャリアが販売するミドルレンジ以下のモデルを指して、「格安スマホ」と呼ぶケースも見受けられる。

ミドルレンジモデルについていえば、ここ数年、性能は底上げされており、一とおりの用途は十分こなすことができる。ただし、カメラの仕上がりなどは、ハイエンドモデルには及ばず、広角や望遠撮影に対応していない機種もある。処理能力だけでなく、付随する機能が削られている点には注意が必要だ。

MVNOについては、大手キャリアに比べて料金を抑えられる半面、店舗を展開している会社が少なく、サポートが手薄になりがち。大手キャリアから借りた帯域をユーザーがシェアする仕組みのため、通信が集中する通勤時間帯やお昼などには速度が出ないおそれもあるので、割り切りが必要だ。

格安な料金と端末の組み合わせ

画像: ミドルレンジのスマホ 月額料金が割安なMVNOのSIMカードと、本体価格の安いモデルの組み合わせを「格安スマホ」と呼ぶことが多い。端末代はハイエンドを選ぶと、高くなるケースも。 (写真:ファーウエイ・P30 lite)

ミドルレンジのスマホ
月額料金が割安なMVNOのSIMカードと、本体価格の安いモデルの組み合わせを「格安スマホ」と呼ぶことが多い。端末代はハイエンドを選ぶと、高くなるケースも。
(写真:ファーウエイ・P30 lite)

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キャリアが出している「かんたんスマホ」は、本当に簡単に使える?

名称はキャリアごとに異なるが、各社とも、シニア向けに操作を簡単にしたスマホを用意している。

「らくらくホン」に代表される従来型のシニア向け携帯電話を、スマホ化した端末という位置づけだ。

アイコンが一般的なスマホよりも大きく、メニューや設定の表記もわかりやすいよう、専門用語を廃しているケースが多い。

タッチの代わりにキーボードの押し心地を再現したり、専用のコールセンターにボタン一発でつながったりする端末もあり、サポートも手厚い。

キャリアやサブブランドが発売するかんたんスマホ

ドコモ(富士通製)
F-01L

4万1184円

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押し込むとブルっと震えるため、ボタンのようで操作しやすい。文字の拡大も簡単にできる。

au(京セラ製)
BASIO3

5万400円

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電話やメールの専用キーを搭載。カメラカバー付きで、開けると起動するわかりやすさも好評。

ワイモバイル(京セラ製)
705KC

3万2400円

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サポートにつながる「押すだけサポート」を搭載。サイドキーを押すと、音声検索を呼び出せる。

一方で、操作方法や設定メニューの文言がほかの端末と異なるなど、家族や友人に教わったとおりに操作できない面もあるので、サポートに頼りつつ、自力でスマホを習得したい人向けの端末といえる。

◆解説/石野純也(ジャーナリスト)

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