この記事では、評判のコンビニスイーツを実際に食べた感想をレポートしていきます。今回は、ローソンの「パリとろ -パリとろブリュレ-」をレビュー。カラメルのパリパリ食感だけじゃなく、とろとろのブリュレも一緒に楽しめる豪華スイーツです。同商品の基本情報や、実際に食べた際の個人的な感想や評価もまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
評価者のプロフィール
スイーツが大好きな自称おじさん男子。仕事帰りに毎日コンビニでスイーツを買っているので、店員に陰で「甘おじさん」と呼ばれているのではないかと怯える日々。家族からも買い過ぎを注意され、最近は隠れて食べるようになってしまった自分が怖い。
丁寧に作られた本格ブリュレ!
子どものころからプリンが大好物だった私にとって、とろっとした「クリームブリュレ」はお祝いの日に食べたいくらい特別なスイーツ。そんなブリュレ好きな私が見逃せなかったのが、先日ローソンから発売されて話題になっている「パリとろ -パリとろブリュレ-」です。1枚ずつ焼いたカラメルだけではなくブリュレを湯せん焼きするなど、285円(税込)とは思えない手のかかりよう…。発売されて間もないにもかかわらず、ネット上では「焼きカラメルが想像以上に厚くて美味しい!」「とろとろ食感が幸せすぎる」と大好評です。ブリュレファンの心をつかんで離さないスイーツを、さっそく味わってみましょう!
味も香りもパーフェクト!
パッケージを開けると、まずはカラメルのダークブラウンカラーがお目見え。ブリュレの色が透けて見えないところをみると、ブリュレに焼き目をつけたのではなくカラメルをかぶせたようです。フタを開けた瞬間から広がるのは、カラメルのほろ苦い香り。ほのかに感じるバニラビーンズの上品な甘い匂いも相まって、とてもコンビニスイーツとは思えない高級感です。
カラメルをスプーンでつついてみたところ、やはり想像以上の厚さ。押すだけでは割れそうになかったので、勢いをつけてカラメルを砕きます。割れたカラメルの断面は思った以上のぶ厚さで、思わず感心してしまうほど。
カラメルを割った途端、甘い香りがより濃厚に感じられるようになりました。カラメルの破片を一旦避けて、薄黄色のブリュレをいただきます。北海道産生クリームが入ったブリュレは低温で湯せん焼きされており、想像以上のクリーミーさ。とろっとした食感と共に卵の濃厚なコクを楽しむことができ、いくらでも食べられそうな味わいです。
続いては、ぶ厚いカラメルの食感をチェック。大きめの破片を口にすると、パリッというよりはザクッという音がしました。こんなに大きいカラメルは食べたことがないので、こうばしい香りよりもザクザク食感のインパクトがすごい…。思わず笑ってしまう“やりすぎ”感がありますね。
カラメルとブリュレを一緒にいただくと、カラメルとバニラビーンズの香りが強烈に主張。さらに濃いブリュレとカラメルのほろ苦い味が押し寄せてきて、ひと口の満足感は専門店の味に勝るとも劣らないレベルです。とろとろのブリュレの間にザクッとぶ厚いカラメルが混じった食感もユニーク。飲みこんだ後もイヤな甘ったるさはなく、ふんわりと優しい苦みが残りました。
実際に購入した人からは、「カラメルのぶ厚さには笑ったけど、味は本物。これほど濃いのにクドく感じないのがすごいですね」「後味がいいから、もっと食べたくなる。もう1個だけ買ってこよう」といった声が相次いでいます。ぶ厚いカラメルのインパクト勝負かと思いきや、かなりの完成度を見せつけてきた同商品。濃厚ブリュレが好きな人には、ぜひ試してみて欲しい逸品です。
◆文・撮影=佐伯悠(編集ライター)
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