お酒が入ってる大人向け洋酒チョコレート『ラミー』のノンアルコール版、『のんあるラミー』が新登場しました!いわばスマドリ的なスマチョコ。洋酒チョコ「ラミー」も大好きな筆者はぜひ確かめてみたいと思い、新商品『のんあるラミー』と元祖洋酒チョコ『ラミー』を食べ比べました!
『ラミー』ブランドとは? 〜冬季限定 洋酒チョコレート情報

『ラミー』は1965年に発売された、ロッテを代表する冬季限定の洋酒チョコレートです。チョコレートとラムレーズン、そして風味豊かなラム酒入り生チョコレート(アルコール分3.7%)の絶妙なハーモニーが楽しめる、「大人だけのお楽しみ」チョコなんです。
ちなみに、『ラミー』と人気を二分するのが、1964年発売のコニャックを使った一粒タイプの『バッカス』(アルコール分3.2%)。ラムレーズン派か、コニャック派か。冬になると洋酒チョコ好きの間で永遠のテーマになりますよね。ちなみにロッテ市販の冬季限定洋酒チョコには他にも、リンゴのお酒『カルヴァドス』と、ニューフェイス『洋酒薫る大人のスイーツ モンブラン』もあります。
さて、今回の主役ブランド『ラミー』は今年で発売60周年を迎えたことを記念して、急拡大するノンアルコール市場へ、お菓子で本格参入するかたちで『のんあるラミー』が誕生しました。
新発売『のんあるラミー』の特徴

ロッテ『のんあるラミー』(42g入・想定小売価格 税込224円前後・2025年12月16日 全国のコンビニエンスストア・駅売店限定発売)は、あの『ラミー』が「のんある品質」になったという商品で、アルコール分0.05%未満のノンアルコールタイプです。コンセプトは「いつでもどこでも、ラミー気分を味わえる」。
昨今、社会的な健康志向の高まりを背景にノンアルコール飲料の市場規模は10年前と比較して約1.4倍に拡大中。そんな中、「日中も食べたいけどアルコールが入っているから我慢してた…」という切実なファンの声に応える形で誕生したのがこの商品なのだそう。
妊娠中の方や運転する方、そして私のように「昼間でもちょっとご褒美チョコが食べたい」という人にも、場所と時間を問わずラミーの味わいが楽しめるようになりました。しかもひとくちサイズでチャック付きパウチだから、バッグに入れておけば、いつでもパクッと食べられて便利そうです。
ロッテの開発担当者・服部 真由子さんは、「0.05%未満というアルコール規定値を守りながら香料や原料を選定することに苦労しましたが、あのラミーを食べたようなラムレーズンの味わいを表現できたことに達成感も感じています」とコメントしています。
『のんあるラミー』と『ラミー』を食べ比べ!
原材料と栄養成分から比較

原材料を見比べてみます。気になったのは、ラミーにはラムレーズン、洋酒、酒粕などが入っている一方、「のんあるラミー」にはオイルコートレーズン、ラムソースが入っています。ただ、「のんあるラミー」の場合、洋酒を使用しているものの、アルコール分は製造工程中で揮発させていると書かれています。
栄養成分を比べてみると、「のんあるラミー」は1袋(42g)あたりエネルギー235kcal・炭水化物21.5g。「ラミー」は1本(標準26g)あたりエネルギー137kcal・炭水化物12.6g。よって、「ラミー」を2本食べると「のんあるラミー」を超えてしまうことになるようです。
酔わないラミー『のんあるラミー』を食べてみた!

数えてみると1袋に22個入っていました。
まず『のんあるラミー』から。パウチを開けると、まるくてコロコロしたチョコがお目見え。チョコのいい香りがします。ひとつ口に入れると、ラムの風味がほんのり香り、レーズンのおいしさとチョコレートが合わさって、やさしい味わいでおいしい!

割ってみると、レーズンがキラキラ入っています!
アルコール分0.05%未満とはいえ、ラム酒の香りやラムレーズンの雰囲気はしっかりと感じられます。ラミーとは形状も異なるだけに比較は難しいのですが、ただ、アルコール分0.05未満でこれだけラムとレーズン感が出せるものなんだと驚きました。
また、ひとくちサイズだからパクパクいけちゃいます。保存に便利なチャック付きパウチですが、筆者の場合は活用する機会は少ないかも(笑)。
洋酒入りの『ラミー』を改めて食べてみた!

一方の洋酒入り『ラミー』(3本入・実勢価格 税込289円・2025年冬季発売)は、洋酒チョコレート市場売上No.1(インテージ+洋酒チョコレート市場:2020年4月~2025年3月累計 ブランド別販売金額)の人気商品です。 個包装を開封するともう洋酒の香りが。食べると、なめらかな舌触りのチョコレート、からの強力なラム酒の香りとラムレーズンの食感が絶妙なハーモニーを醸し出して、安定のおいしさ!アルコールが得意ではない人なら、一本で酔ってしまいそうです。
まとめ:『ラミー』と『のんあるラミー』を組み合わせれば昼夜問わずラミーが楽しめる!

どちらもラムレーズンとチョコの組み合わせという世界観は共通しているけれど、シーンによって使い分けたいと思いました。 『のんあるラミー』は、日中などにアルコールを気にせず「ラミー気分」を楽しみたいときにぴったりの軽やかさ。『ラミー』は、夜にゆっくりと洋酒の余韻を楽しみたいときに食べたい大人チョコ。
『ラミー』発売60周年を記念して登場した『のんあるラミー』は、これまでアルコールの関係で諦めていた人たちにも「ラミー気分」を届ける、画期的な商品だと思いました。洋酒チョコ好きですが、シーンに合わせて2つのラミーを楽しめるようになったのはうれしいこと。日中に、罪悪感なく楽しめるこの「軽やかなラミー」は、デスクまわりに常備しておきたくなりました。次は、「のんあるバッカス」が出る日を密かに期待して……。

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