玄関先や宅配ボックスなどに置いてもらう「置き配」が普及してきている。配達時に在宅の必要がなく、再配達も生じないため、ユーザーにも配送会社にもありがたいサービスである。
配達員に会わずに荷物を受け取る
Amazonなど、ネット通販は「置き配」を使うのがおすすめ!
配達員から手渡しで荷物を受け取るのではなく、玄関先や宅配ボックスなどに置いてもらう「置き配」が普及してきている。配達時に在宅の必要がなく、再配達も生じないため、ユーザーにも配送会社にもありがたいサービスである。通販事業者のほか、宅配業者では、日本郵政が対応している。
ネット通販では、Amazonがいち早く開始。Amazonが発送する多くの商品で「置き配」を選択することができる。楽天市場は、楽天ブックスやケンコーコムなどの一部サービスで、対応エリアでのみ選択が可能。
料理の宅配では、Uber Eatsや出前館が対応。そのほか、ドミノ・ピザやピザハットなど、続々と対応が進んでいる。
●注文確定画面などで置き配が指定可能
Amazonショッピングアプリ
提供元:Amazon Mobile LLC.
●iPhone ●Android
商品をカートに入れ、決済画面の「お届け先」項目で「置き配」を指定する。
置く場所も、玄関や宅配ボックス、ガスメーターボックスなどを選択可能。
置き配以外にもこんな方法がある | |||
Amazon Hub | 首都圏や愛知県、静岡県、大阪府などでは、 Amazon Hubのロッカーやカウンターで受 取れる。 |
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コンビニなど | ローソン、ファミリーマート、ミニストップ などの店頭やヤマト運輸営業所で受取り可能。 |
ただし、置き配というと、盗難や荷物の破損などに対する不安もある。そこで、玄関先で荷物を入れてもらう鍵付きの宅配ボックスや宅配ポストが発売されている。
中でも、バッグタイプで場所を取らない「OKIPPA」(実売価格例3980円)などが人気だ。こうしたグッズを利用すれば、前述の不安も軽減されるはずだ。
●Rakuten EXPRESS対応品で置き配可能
❶Rakuten EXPRESSの配達エリアなら、注文内容のページでこのような表示がでる。
❷置き配が可能。第2希望まで指定できる。
❸簡易型宅配ボックスの「OKIPPA」などを利用すると、より確実に受け取ることができる。
※価格は記事作成時のものです。
■解説/福多利夫(フリーライター)