「毎日の買い物はまず『ダイソー』から」をモットーにする筆者が発見した気になるアイテム。今回紹介するのは『折りたためる水切りかご』。食器洗い・乾燥では大活躍の水切りかごも、調理中はとにかく邪魔! そんな不満を簡単に解決した『折りたためる水切りかご』ってどういうこと?
【うれしい悲鳴】「折りたためる」シリーズに水切りかごがあったなんて!
衛生的にも、食器を自然乾燥させたい
食器の水切りや乾燥に便利な水切りかご。しかし、狭いキッチンではものすごく邪魔な存在で、料理のストレスとなる諸悪の根源だ。代わりにタオルやマットの上に置く人もいるが、食器を重ねると滑って割れるリスクがあるし、すぐに拭くのも面倒くさい。衛生面も考えると、やはり水切りかごで自然乾燥させることが理にかなっている。
料理中は邪魔にならず、食器を洗う時だけ使える水切りかごはないものか、と探していたら、あった。我らがダイソーに。
購入したのは『折りたためる水切りかご』(2色・展開サイズ幅36×奥行30.7×高さ12cm・希望小売価格 税込440円・発売中)。使わない時は折りたたんでコンパクトに、使うときは大きく展開できる折りたたみ式の水切りかごだ。「折りたためる○○」シリーズはダイソーの大人気シリーズだが、まさか水切りかごまであったとは。
気になる『折りたためる水切りかご』の構造は?
柔らか素材だから、親指で押すだけで広げられる!
実際に使う前に、まずは『折りたためる水切りかご』の構造を確認しよう。
折りたたんだ時のサイズは、幅36×奥行30.7×高さ5.4cm、広げた時のサイズは幅36×奥行30.7×高さ12cm。
「折りたためる○○」シリーズと同じく、側面が柔らかい素材でできているので、親指で押すだけで簡単に広げられた。
底には高さ3cmほどの突起があり、お皿が倒れるのを防いでくれる。突起間のすき間は約1.5cm強。突起の間には水抜き穴が空いている。
短辺の片側にはカトラリー用の仕切り付き。4か所に分かれていて、お箸、スプーン、フォークなど、小分けにできる。
底に、滑り止め用の縁があるのもGOOD。このエリアは水抜き穴の数が多く空いていた。ちなみに、上部の仕切りは取り外しすことができるため、大きなお皿や鍋を入れたいときなど、使い分けできる。
裏側は足つき。
『折りたためる水切りかご』に、いざ、食器を入れてみたところ
シリコンの突起がフライパンもしっかり支える
水切りかごのサイズは、2~3人分ほどの食器が収納できる大きさ。突起が縦横にあるから、お皿をどの方向でも立てられるのがありがたい。突起は硬く、大きなお皿を入れてもまったく問題なさそうだ。
フライパン(26cm)も問題なく立てかけられた。柔らかいシリコンが曲がるのでは? とシナぴしていたが、全く問題なし。フライパンの重さをしっかりと支えている。なかなか使い勝手がいい。
コップ類が底に付かないので衛生的だ。
突起やカトラリーの仕切りにペットボトルを差し込めるのも、地味に使い勝手がいい。
水はほぼほぼ排水されているが、ところどころ水溜まりもあった。
カトラリーはお箸や大きめのスプーン・フォークなら問題なく使える。ただし、ティースプーンやデザートフォークのような短いものは立てかける必要がありそうだ(写真左)。
正規の使い方ではないが、片方だけ少し折りたたむとティースプーンも入れられた。
気になったのは洗いやすさ。全体的に段差がなく、丸みがあって洗いやすいのだが、カトラリーの仕切り部分は直角になっているため、水や汚れが溜まってしまう。放置しないように注意したほうがよさそう。
折りたたんで収納してみた
調理スペースを圧迫せず、広々!
折りたたむときは、上面に体重をかければあっという間に収納完了。あとは立てかけたり、別の場所に置けばOK。
厚みは5cm強だから、正面に置いても調理スペースを圧迫せず、広々と料理できた。
300円のミニサイズならもっとコンパクトに!
440円との違いとは?
『折りたためる水切りかご』には税込330円のミニサイズも展開している。広げた時のサイズは幅30×奥行25×高さ10cmで、3辺ともに小さめ。
税込440円との違いは、突起間隔が狭い、突起の高さが小さい、カトラリーの滑り止めがないの3点。滑り止めがない分洗いやすいので、別途カトラリー入れを用意するならミニサイズでも使いやすそうだ。
手狭なキッチンスペースにお困りなら、検討してみてはいかがだろうか。
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