この記事では、機械式腕時計とはどういったものなのかや、その魅力について詳しくご紹介。今ではスマホなどの普及によって、いつでも簡単に正確な時間を知ることができるようになりました。そのため、腕時計はより趣味性が高いアイテムとしてあらためて注目を集めるようになっています。腕時計にもさまざまなタイプのものがありますが、趣味性の高いものといえばやはり「機械式」でしょう。こだわりの腕時計を探しているという方は参考にしてみてください。

機械式腕時計とは

機械式といきなり言われても、腕時計はすべて機械なのではないかと思われる方も多いかもしれません。機械式という言葉は腕時計以外でも使われますので、その定義は曖昧です。そこで、まずは腕時計における機械式とはどういったものなのかをご紹介します。

画像: 機械式腕時計の定義とは(写真はイメージ/pexels)

機械式腕時計の定義とは(写真はイメージ/pexels)

機械式腕時計の定義

機械式腕時計とは、ゼンマイを動力として時を刻むタイプの腕時計のことを指します。ゼンマイを巻いて、緩む力を利用して動いています。そのため、定期的にゼンマイを巻かなければ止まってしまいます。

現在では電池を使用したクォーツ式腕時計が主流となっていますが、このタイプが世界的に普及したのは1970~80年代のことです。それ以前は腕時計といえば機械式が主流でした。こう言ってしまうと古い方式の腕時計だと思われるかもしれませんが、近年改めて機械式腕時計の人気が高まり、多くのメーカーが開発を行っています。

機械式腕時計の魅力

現在主流となっているクォーツ式腕時計は毎日ゼンマイを巻く必要はありませんし、精度も非常に高く、低コストで生産できますので安価です。それなのにどうしてあえて機械式腕時計が選ばれるのでしょうか。

その最大の魅力は緻密なメカニズムです。機械式腕時計はクォーツ式と比較すると、より多くのパーツを緻密に組み合わせて作られています。それぞれのパーツを高い精度で組み合わせなければ正確に時を刻むことはできません。つまり、製造するにはとても高い技術が求められるのです。こういった点から、一種の工芸品的な価値が認められるようになっているのです。

画像: 精密な技術が必要とされる機械式腕時計(写真はイメージ/pexels)

精密な技術が必要とされる機械式腕時計(写真はイメージ/pexels)

最近では裏面や文字盤がスケルトンになっていてその緻密なメカニズムを見ることができるものも増えています。

マニュファクチュール

全てのパーツの製造から組み立てまで全て自社で行うためには高い技術のみでなく、いくつもの製造ラインが必要となります。そのため、腕時計大国として知られるスイスでは古くからそれぞれのパーツの製造に特化したメーカーによる分業制となっていました。そんな中、全てのパーツを自社で製造することができるパテック・フィリップなどのメーカーは「マニュファクチュール」と呼ばれ、特別な存在として腕時計ファンに愛されています。

画像: パテック・フィリップの腕時計 www.patek.com

パテック・フィリップの腕時計

www.patek.com

日本を代表する腕時計メーカーであるセイコーやシチズン、オリエントなどもマニュファクチュールとして知られており、世界的にも高い評価を受けています。

進化し続ける機械式腕時計

前述の通り、機械式腕時計は古くからの技術によって作られる腕時計です。しかし、時代と共に進化し続けています。続いては機械式腕時計の進化についてご紹介します。

新しい技術によって高い精度を実現

機械式腕時計が全盛だった時代、多くのメーカーがその精度を競い合っていました。非常に精度の高いクォーツ式や、自動で時間を補正してくれる電波式腕時計などが普及したことによって、腕時計が常に正確な時間を刻んでくれるのは当たり前となっています。

しかし、1970年代までは精度の低い腕時計も少なくなかったことから、それぞれのメーカーが精度を競い合うコンテストが行われていたほどです。こうして、機械式腕時計は進化し続けてきたのです。現在でもより高い精度を求めて腕時計は進化し続けています。

画像: JOHNNYROGERのフライングトゥールビヨン www.amazon.co.jp

JOHNNYROGERのフライングトゥールビヨン

www.amazon.co.jp

姿勢差などで発生する重力による影響を抑えて精度を高めることに挑戦したトゥールビヨンや、クォーツ方式の技術をミックスしたスプリングドライブなど、新たな技術を導入した腕時計が次々と登場しています。機械式腕時計は常に進化し続けているのです。

クォーツ腕時計も進化している

機械式と同様にクォーツ式の腕時計も進化しています。先ほども触れましたが近年の腕時計におけるもっとも大きな発明は電波方式でしょう。各地の基地局から発信されている電波を受信して自動で時刻を補正するもので、非常に高い精度を実現しました。

また、クォーツタイプの腕時計は電池を動力としていますので、定期的な電池交換が必要です。この問題を解決してくれたのがソーラー充電式腕時計です。太陽の光はもちろんのこと、蛍光灯の光でも発電することができるものも登場しており、長期間にわたって電池交換の必要がない腕時計も登場しています。また、自動巻きの機械式腕時計のようにローターを回転させて発電するといったタイプのものも存在します。

このようにクォーツ腕時計の進化にも注目すると、より腕時計というツールの魅力を深く知ることができるでしょう。

まとめ

腕時計は今や単に時間を知るための道具ではなく、趣味性の高いアイテムのひとつとなっています。特に機械式腕時計はその緻密なメカニズムから、こだわりやロマンを求める方に人気です。機械式腕時計にもさまざまなタイプのものがあり、現在も進化を続けていますのでチェックしてみましょう。

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