空気清浄機の品質評価で世界No.1ブランドのブルーエア。そのフラッグシップモデルが刷新された。「Blueair Protect 7770i」の特徴は、有害ガスや悪臭も除去「HEPASilent Ultra」と8畳をわずか4分で清浄「SpiralAir」、内部のウイルスや菌を不活化「GermShield」の3つがあげられる。
ツインデミックが心配な今冬に世界No.1の空気清浄機が刷新
新型コロナウイルス感染拡大で注目度が高まる空気清浄機。PM2.5問題で売れた2012年を超え、売り上げ累計が300万台を超えようとしているのは、もはや事件だ。そんな空気清浄機の品質評価で世界No.1ブランドといえば、ブルーエアであるのは家電業界の常識。そのフラッグシップモデルが刷新された。
今回の事件家電ファイル
ブルーエア
Blueair Protect 7770i
実売価格例:15万7080円
注目はデザイン。ミニマルな北欧デザインに未来っぽさが融合した美しいスチール筐体は、設置面積がA4用紙と同等サイズで上部に向かってすぼまる台形タワー型。随所の角Rにより、実際のサイズよりも高さも幅も控えめに感じられ、タッチパネルの採用で余計な物理ボタンもないルックスはシンプルそのものだ。
ブラシレスDCモーター搭載のファンシステムと、緻密に計算された独特な供給プラットフォームも刷新。空間全体に循環気流を届けるだけでなく、従来製品より10%の静音性向上と5%の電力低減を実現。
高性能センサーでウイルスや菌が繁殖しやすい状態にないか、部屋の空気を常にモニターするのも新機能。0.03マイクロメートル(㎛)のウイルスレベルの超微粒子まで除去できるフィルターは、大きい飛沫の中に含まれて空気中に出てくる可能性がある新型コロナウイルス(0.050-0.2㎛)やインフルエンザウイルス(0.08-0.12㎛)も物理的にキャッチ可能だ(※特許庁指定学術団体 一般社団法人室内環境学会の「新型コロナウイルスの感染対策に有用な室内環境に関連する研究事例の紹介(第一版)」から抜粋)。
ツインデミックを恐れる今冬だからこそ、間違いない空気清浄機を手に入れたい。
ココが事件だ!
有害ガスや悪臭も除去
「HEPASilent Ultra」
ココが事件だ!
8畳をわずか4分で清浄
「SpiralAir」
ココが事件だ!
内部のウイルスや菌を不活化
「GermShield」
解説者のプロフィール
滝田勝紀(たきた・まさき)
クリエイティブ・エディター&プロデューサーで、家電スペシャリストとして「All About」の家電ガイドを務める。30代男性向けのオフを充実させる電子雑誌『ds』編集長に就任。ドイツで開催される「IFA」ほか、海外展示会取材経験も豊富。
※価格は記事作成時のものです。
■解説/滝田勝紀