プレゼン向けの資料やクライアント用の見積もり書など、「紙媒体」が必要なケースはいまなお多い。例えば、もしテレワーク中にプリンターが手元にないと、紙媒体の書類が欲しいというニーズにも迅速に応えられない可能性がある。最近は、コピーやスキャンもこなせる「複合機」でも1万円程度から購入できるのだから、前向きに導入を検討してもいいはずだろう。本記事では、プリンターの魅力や種類、印刷方式などといった基礎知識から、おすすめの最新モデルを紹介するので、ぜひとも参考にして欲しい。
プリンターの魅力
プリンターの魅力は多彩にあるが、やはり最たるメリットといえば、書類や資料、写真など、さまざまな紙文書を「思い立ったらすぐに」印刷できる点に尽きるだろう。
最近はペーパーレス化が進んでいることもあって、以前よりは紙媒体が必要なケースも減ってはいるが、いまなお資料や書類などを紙文書で用意しなければならない場面もある。仕事で必要な書類なら会社で印刷すればいいだろうが、個人的な文書となるとそうもいかない。それに何より、新型コロナ禍の現在、自宅でテレワークを余儀なくされるケースも多いわけで、そもそも会社のプリンターを利用できる環境にない人も少なくないはずだ。
頻繁には使わないかもしれないが、いざ手元にないと非常に困る──ハサミや定規、ホチキスなどの文房具と同じく、プリンターはそんな縁の下の力持ち的な必須アイテムの一つといえる。
ただし、プリンターというと、ひと昔前のイメージ、例えば、パソコンが必須、価格も高い──といった具合に、負の印象が根強くある人もいるかもしれない。しかし、いまは決してそんなことはない。例えば、最新プリンターの大半はパソコンに加えて「スマホ」にも対応。価格もスタンダードなモデルなら実売1万円程度からとお買得感も増している。
さらに、プリンター複合機なら「スキャン」や「コピー」機能も備わっているので、写真の取り込みや書類の複写もこなせる。自宅に1台あれば、なにかと重宝すること間違いなしだ。
プリンターの選び方
プリンターの種類
家庭用プリンターには、大別すると「プリンター複合機」と「単機能プリンター」「レーザープリンター」「フォトプリンター」の4タイプがある。もちろん、互いに優劣はなく、基本的にはあくまで使用目的が異なるだけだ。
ただし、プリンターのことを何も知らないままだと、自分の目的とまったく合わないタイプを間違って選んでしまう可能性もある。本節では、これら4タイプの特徴を解説するので、自分に合ったプリンターを見つける際の参考にして欲しい。
【プリンター複合機】
家庭用プリンターでは最も人気があるタイプで、印刷のほか、スキャンとコピー機能を搭載。筐体はB4サイズよりやや大きい場合が多く、そこそこ広めな設置場所を必要とする。
印刷とスキャン、コピーと便利な機能をひと通り揃えているので、ビジネスからプライベートまでオールマイティーに使える。プリンターを利用するのは初めてというビギナーにもオススメだ。
【単機能プリンター】
印刷のみに特化したタイプで、スキャンやコピー機能は非搭載。コストを抑えた低価格モデルがある一方、「A3ノビ」のような大判印刷にも対応した高性能機もあるといった具合に、ほかのタイプと比べると低価格と高価格の二極化が進んでいる傾向が高い。
使用できる機能が「印刷」だけとユーザーを選ぶ面は否めないが、その点が割り切れるのならコスパのいい単機能プリンターは良い選択といえる。
【レーザープリンター】
印刷方式に「レーザー」を用いるプリンター。家庭用プリンターで主流の「インクジェット方式」と比較すると、印刷速度が速く、印刷コストが割安などのメリットがある反面、印刷品質はやや劣るほか、筐体サイズも大きいなどのデメリットがある。
モノクロ印刷専用モデルのほか、カラー印刷対応モデルも用意。スキャンやコピー機能を搭載した複合機もあるが、価格はそのぶん割高となる。
印刷品質はインクジェット方式より劣るが、印刷コストが安上がりのため、資料や書類など、印刷クオリティーをさほど問わない文書類を頻繁に印刷するユーザーにオススメ。逆に、あまり印刷頻度がさほど多くはない人にはメリットが少ない。
【フォトプリンター】
写真プリントに特化したプリンターで、筐体サイズはコンパクトタイプが中心。お店プリントに迫る高画質を実現するため、「昇華型熱転写方式」「ZINK方式」など、特殊な印刷方式を採用するほか、プリント用紙も専用タイプが必要なこともあって、印刷コストは高い。印刷できるのも写真やハガキだけの場合がほとんどで、プリンターとしての汎用性も劣る。
ただし、フォト印刷に特化しているぶん、筐体サイズは非常に小さく、なかには持ち運びにも対応したモデルもある。手軽に写真プリントを楽しみたい人におすすめのタイプだ。
プリンターの印刷方式
プリンターは使える「印刷方式」によって、印刷コストや印刷品質などの得手不得手が異なってくる。家庭用プリンターで主流の印刷方式には「インクジェット」と「レーザー」方式の二つがあるので、それぞれの特徴をしっかり把握しておこう。
【インクジェット方式】
インクの霧粒をノズルから噴き付けることで文字や画像などの印刷を行う。メリットとしてはインクを紙に直接噴き付けるため、色再現性が高い、デメリットしては紙質によってはにじみやすいほか、レーザープリンターに比べると印刷スピードが遅い点などがある。
【レーザー方式】
感光ドラムの表面にレーザー光で印刷物のイメージを描画し、そこに静電気で付着させた粉末インクで印刷を行う。
メリットとしてはインクジェット方式より印刷速度が高速、印刷コストが安い、にじみづらい点など。一方、デメリットとしては、インクジェット方式より色再現性が劣る、プリンター本体のサイズが大きいなどが挙げられる。
また、光源にレーザーではなく「LED」を採用した「LED方式」のプリンターもある。
インクカートリッジの種類
プリンターの種類が異なると、使用するインクカートリッジも異なってくる。通常、インクジェット方式は「一体型」もしくは「独立型」のインクカートリッジ、レザー方式では「トナー」と呼ばれるインクカートリッジを使用する。
気をつけたいのは、インクカートリッジの種類によっても、メリット・デメリットが異なってくるという点だ。例えば、印刷コストや交換の手軽さなど、インクカートリッジによって思いのほか使い勝手が違ってくるので、あまり軽視しないほうがいいだろう。
【一体型(インクジェット方式)】
インクの吹き出し口である「ヘッド」部に加え、インクタンクが一体型になったカートリッジで、通常3~5色のカラーインクがセットされている。
通常、インク交換はカラーインクと黒インクの二つをセットするだけで済むので、独立型インクカートリッジより手間がない。また、ヘッド部がインクタンクと一体型になっているため、ヘッドが摩耗してもインクを交換するだけで新品状態にできる点も魅力だ。
ただし、カラーインクのうち一つでも空になると、他のカラーインクが残っていてもまとめて交換する必要があるというネックがある。カラー印刷を頻繁に利用する場合は、インク代がかさんで印刷コストが高くつく場合もあるので注意したい。
一方、モノクロ印刷が中心だったり、カラー印刷は時折使う程度だったりする場合は、さほど印刷コストを気にする必要はないだろう。
【独立型(インクジェット方式)】
インクタンクが色ごとに独立しているタイプ。一体型とは異なり、空になったインクだけをピンポイントで交換できるので、無駄な出費を抑えられる。
インクカートリッジにはヘッド部は搭載されておらず、印刷時にはプリンター本体のヘッドを使用する。従って、ヘッドが消耗して寿命になると、プリンター本体の修理や買い替えの必要が出てくる点がネックだ。
【トナー型(レーザープリンター方式)】
レーザープリンター用のインクカートリッジで、印刷コストは最安ではあるものの、トナー自体の価格がやや高額なため、交換時に出費がかさむのがネックだ。もっとも、いったんトナーを交換すれば大量の印刷をこなせるので、1枚あたりのランニングコスト自体は通常、インクジェット方式より遥かに安上がりではある。
少々注意したい点としては、レーザープリンターでは消耗品として、インクを転写する「ドラムユニット(感光体ユニット)」、インクを定着させる「定着ユニット」、印刷時の余分なトナー(インク)を回収する「廃トナーボックス」が必要になる点が挙げられる。
いずれもトナーより長持ちなので、短期間での交換は必要ないが、こうした消耗品も印刷コストとして発生する点はあらかじめ考慮しておきたい。
便利な補助機能
最近のプリンターは非常に多機能化しており、特にビギナーが全貌を把握するのはなかなか骨が折れる。そこで特に便利な補助機能を下記にピックアップしたので、まずはここからチェックしていくといいだろう。
【Wi-Fi(無線LAN)】
パソコンやスマホからWi-Fiを介してワイヤレスでプリントできる。ケーブル接続の必要がなくなるので、プリンターの設置場所を自由に決められるほか、複数のパソコンやスマホで1台のプリンターを共有できるなどのメリットがある。
【内蔵インクタンク】
プリンター本体に充填式の「内蔵インクタンク」を搭載。事実上、インクが空になった時点でしか交換できない「インクカートリッジ」とは異なり、好きなタイミングでインクを継ぎ足せる。印刷コストもカートリッジ式に比べて安上がりだ。
【タッチパネル液晶】
コピーやスキャンの操作を始め、本体設定や印刷画面のプレビューを呼び出したりなど、タッチパネルで直感的にプリンターをコントロール可能。パソコンやスマホを介して操作する必要がないので、手間なくプリンターの機能を利用できる。
ただし、タッチパネルから扱えるのは通常、基本的な機能のみとなる。プリンターの全機能を利用するには、パソコンが必要になる場合がほとんどだ。
【スマホ対応】
スマホからWi-Fi経由で写真の書類などのプリントを行える。プリンターによってはスマホからリモート操作を行ったり、名刺プリントなど、多彩な機能を利用できるものもある。
【自動両面プリント】
プリント用紙を手動で差し替えることなく、自動でそのまま両面プリントを行える。用紙の節約にも役立つ機能だ。
プリンター複合機のおすすめ6機種
キヤノン
PIXUS XK90
ワンランク上の発色を実現した「プレミアム6色ハイブリッド」採用のハイエンド複合機。電波干渉の少ない5Gヘルツ帯のWi-Fiに対応するほか、スマホからワイヤレスで電源をつけたり、そのままリモートで印刷を実行できる。
プリンタータイプ:複合機/印刷方式:インクジェット/インクカートリッジ:6色(独立型)/最大用紙サイズ:A4/画面:4.3型TFT(タッチパネル)/Wi-Fi:○/スマホ:○/その他:自動両面印刷/サイズ・重量:幅373ミリ×高さ141ミリ×奥行き319ミリ・6.6キロ
●製品情報
エプソン
EW-M752T/TB
インクタンクを内蔵し、ボトルを指すだけでインクを充填できる「エコタンク」採用のプリンター複合機。A4カラー文書の印刷がわずか約3.0円と印刷コストも大幅に抑えられる。顔料と染料と2種類のブラックインクを含む「5色インク」を採用し、書類の文字はくっきり、写真は色鮮やかに印刷可能だ。
プリンタータイプ:複合機/印刷方式:インクジェット/インクカートリッジ:5色(内蔵インクタンク)/最大用紙サイズ:A4/画面:4.3型ワイドタッチパネル/Wi-Fi:○/スマホ:○/その他:自動両面印刷/サイズ・重量:幅390ミリ×高さ166ミリ×奥行き339ミリ・6.3キロ
●製品情報
ブラザー
DCP-J987N
顔料製の黒インクを含む「できる4色インク」を採用し、写真は色鮮やかに、書類は細かい文字までくっきり印刷可能。「ADF」(自動原稿送り装置)を搭載し、最大20枚までの用紙を連続スキャンできる。
プリンタータイプ:複合機/印刷方式:インクジェット/インクカートリッジ:4色(独立型)/最大用紙サイズ:A4/画面:2.7型TFT/Wi-Fi:○/スマホ:○/その他:自動両面印刷/サイズ・重量:幅400ミリ×高さ172ミリ×奥行き341ミリ・8.6キロ
●製品情報
HP
HP ENVY 6020
実売1万円とお手頃価格ながら自動両面印刷やWi-Fi機能を備えるなど、コスパに優れた1台。電源アダプター内蔵によりコンセントとの接続は電源ケーブルだけで済むので、設置場所を選ばず利用できる。2.4Gヘルツ帯に加え、電波干渉の少ない5Gヘルツ帯のWi-Fiにも対応している点もうれしい。
プリンタータイプ:複合機/印刷方式:インクジェット/インクカートリッジ:黒+カラー3色(一体型)/最大用紙サイズ:A4/画面:なし/Wi-Fi:○/スマホ:○/その他:自動両面印刷/サイズ・重量:幅432.5ミリ×高さ132.1ミリ×奥行き361.1ミリ・5.22キロ
●製品情報
最高解像度:4800×1200dpi インク: 4色(黒・カラー3色一体型)
対応用紙サイズ:A4、A5、A6、B5、封筒(長形 3号/4号)、はがき、10×15cm、L判、2L判など
給紙容量:普通紙 100 枚、はがき 40 枚、封筒 5 枚、L判 40 枚
接続:USB 2.0 × 1、Wi-Fi 802.11b/g/n、dual band wifi(2.4/5Ghz)
ブラザー
MFC-J738DN
ファクス&コードレス電話を搭載した多機能なプリンター複合機。ファクスの受信内容を印刷前にプレビューできる「みるだけ受信」のほか、迷惑電話防止機能つきのコードレス電話機も備えるなど、ファクス&電話関連の便利機能も充実。さらに、本体上部の手差しトレイのほか、A4とはがきを同時にセットできる「前面用紙トレイ」を搭載しており、高さが限られた棚にプリンター置いても前から楽々と給紙できる。
プリンタータイプ:複合機/印刷方式:インクジェット/インクカートリッジ:4色(独立型)/最大用紙サイズ:A4/画面:2.7型TFT/Wi-Fi:○/スマホ:○/その他:カラーファクス、電話/サイズ・重量:幅400ミリ×高さ151ミリ×奥行き341ミリ・7.2キロ
●製品情報
液晶2.7型タッチパネル。
インターフェイス:USB、無線LAN。Wi-Fi Direct。クラウド接続機能。
ダイレクトプリント(メモリーカード)。
付属品にUSBケーブルは含まれておりません。対応消耗品:インクカートリッジLC3111BK・LC3111C・LC3111M・LC3111Y・LC3111BK-2PK(お徳用黒2個パック)・LC3111-4PK(お徳用4色パック)
インク色数4色
印刷可能最大用紙サイズA4
ブラザー
MFC-L3770CDW
レーザー方式採用のプリンター複合機で、毎分24枚の高速プリントを実現。モノクロ印刷は1枚につき約3.1円、カラーは約17.4円とランニングコストも安い。厚みのある原稿もコピー可能なフラッドヘッドのほか、「ADF」(自動原稿送り装置)も搭載し、最大50枚までの原稿読み取りにも対応。さらに、両面コピーとスキャンもこなせる点も便利だ。
プリンタータイプ:複合機/印刷方式:レーザー(LED)/インクカートリッジ:トナー/最大用紙サイズ:A4/画面:3.7型TFTタッチパネル/Wi-Fi:○/スマホ:○/その他:自動両面印刷、両面コピー、両面スキャン/サイズ・重量:幅410ミリ×高さ414ミリ×奥行き509ミリ・24.5キロ
●製品情報
対応OS:Windows 10, 8/8.1, 7 SP1, Server 2016, Server 2012/2012 R2, Server 2008/2008 R2、MacOS v10.11.6~
インターフェイス:Hi-Speed USB 2.0*1、10Base-T/100Base-TX、IEEE802.11 b/g/n
最大用紙サイズ:210×297mm(A4)、原稿サイズ幅:最大:215.9mm(ADF、スキャナーガラスとも)、最小:105mm(ADF)
標準用紙トレイ枚数/排紙枚…
単機能プリンターのおすすめ2機種
キヤノン
PIXUS iX6830
最大「A3ノビ」サイズの印刷に対応した単機能プリンター。発色の良い染料インク4色に加え、にじみに強い顔料インク1色で構成された「5色ハイブリッド」を採用し、写真から書類まで美しくプリントできる。A3ノビのほか、A3/4/5、B4/B5、レター、リーガルなど、多彩な用紙に対応している点もうれしい。
プリンタータイプ:単機能/印刷方式:インクジェット/インクカートリッジ:5色(独立型)/最大用紙サイズ:A3ノビ/画面:なし/Wi-Fi:○/スマホ:○/その他:有線LAN/サイズ・重量:幅584ミリ×高さ159ミリ×奥行き310ミリ・8.1キロ
●製品情報
HP
HP Tango X
リネン生地のカバーを採用するなど、デザイン性にこだわった1台。パソコンやスマホとの接続もWi-FiのみでUSB端子は非搭載と、電源ケーブル以外は完全ワイヤレスを実現している。プリンターとしては印刷のみに対応する「単機能」モデルだが、スマホアプリを併用することでコピーやスキャンにも対応する。
プリンタータイプ:単機能/印刷方式:インクジェット/インクカートリッジ:黒+カラー3色(一体型)/最大用紙サイズ:A4/画面:なし/Wi-Fi:○/スマホ:○/その他:スキャン&コピー(HP Smart アプリ)/サイズ・重量:幅389ミリ×高さ91ミリ×奥行き246ミリ・3.4キロ
●製品情報
フォトプリンターのおすすめ2機種
エプソン
カラリオ PF-81
9.0型タッチパネル液晶を搭載したフォトプリンターで、ビギナーでも直感的に写真プリントを行える。さらに、五十音配列のひらながキーボードを付属しており、メッセージや宛先なども楽々と入力可能。さらに、1000種以上のハガキテンプレートを収録しており、年賀状や暑中見舞いなども簡単に作成できる。
プリンタータイプ:フォトプリンター/印刷方式:インクジェット/インクカートリッジ:4色(一体型)/最大用紙サイズ:A5/画面:9.0型タッチパネル/Wi-Fi:○/スマホ:○/その他:専用キーボード付属/サイズ・重量:幅187ミリ×高さ100ミリ×奥行き278ミリ・2.6キロ
●製品情報
キヤノン
SELPHY SQUARE QX10
重量わずか445グラムのコンパクト筐体を誇るフォトプリンターで、専用のシール紙にスクエアフォーマットで写真をプリント可能。プリント方式には熱でインクを気化させてプリントする「昇華型熱転写」方式を採用し、インクの粒状感を抑えた滑らかなグラデーション表現を実現している。バッテリーを内蔵し、フル充電時で最大20枚の写真をプリントできる点も便利だ。
プリンタータイプ:フォトプリンター/印刷方式:昇華型熱転写/インクカートリッジ:-/最大用紙サイズ:縦68ミリ×横68ミリ(最大印画エリア)/画面:なし/Wi-Fi:○/スマホ:○/その他:内蔵バッテリー/サイズ・重量:幅143.3ミリ×高さ31ミリ×奥行き102.2ミリ・445グラム
●製品情報
まとめ
プリンターのなかでも最も無難な選択肢はコピーやスキャンもこなせる「複合機」だが、それもケースバイケース。一口に「プリンター」といっても種類や性能は実に多種多様で、その場の勢いでなんとなく買ってしまうと利用目的にそぐわないことは大いにありうる。
例えば、大量の書類を印刷する必要があるのならランニングコストの安い「レーザー方式」のプリンター、大判で印刷する必要があるのならA3ノビ対応の「単機能プリンター」といった具合に、自分の目的を明確にしたうえで最適なモデルを選びたい。
◆篠原義夫(フリーライター)
パソコン雑誌や家電情報誌の編集スタッフを経て、フリーライターとして独立。専門分野はパソコンやスマホ、タブレットなどのデジタル家電が中心で、初心者にも分かりやすい記事をモットーに執筆活動を展開中。