Xboxシリーズの最新機種となる、Xbox Series XとXbox Series S。PS5同様に4K環境下でのゲームプレーを見据え、スペック的にはPS5をわずかにだが上回る。ゲームの定額サービス「Xbox Game Pass」は、オンラインで新旧100種類以上ものゲームタイトルをいつでもダウンロードできる。

マイクロソフトの新ゲーム機も2種類の形式で発売!

ソニーに対抗するような形で、2020年11月にハイスペックの新世代ゲーム機を投入してきたのがマイクロソフトだ。2002年より展開している「Xbox」シリーズの最新機種となる「Xbox Series X」と「Xbox Series S」の2機種が同時発売されたが、ここでは主にハイエンド機の前者について紹介していく。

スペックだけならPS5を上回る!

PS5と同様に、4K環境下でのゲームプレーを見据え、AMD社製の高性能なCPUとGPUを搭載していて、スペック的にはPS5をわずかにだが上回る。

こちらも記憶媒体にはSSDを採用していて、ゲームプレー時の高速なデータ読み込みを実現している。

進行中のゲームの中断データをSSDに保存し、即座に中断と再開ができる「クイックレジューム」など、複数のゲームを並行して遊ぶゲーマー向けの機能も充実している。

月額サービスでゲームをとことん楽しめる

Xbox Series Xで注目されているのが、ゲームのサブスクリプションサービス「Xbox Game Pass」に対応しているという点だ。

月ごとの定額料金で利用できるこのサービスは、オンラインのライブラリーに存在する新旧100種類以上ものゲームタイトルをいつでもダウンロードできる。これに加入すれば、ゲームソフトを購入しなくても、本体購入時からたくさんのゲームをすぐに遊べるというわけだ。

このサービスには、配信されたばかりの最新作も含まれているのがポイントの一つで、現在開発中の人気シリーズ最新作「ヘイロー インフィニット」が配信されることも決定している。

なお、これらはXbox Series Sでも利用可能で、このサービスに特化したゲーム機として導入する選択肢もあるだろう。

今まで培ったノウハウを詰め込み、完成度が高い

ゲームを遊ぶことに特化した機能やサービスが充実したXbox Series X。付属の「Xbox ワイヤレス コントローラー」は、先代機種である「Xbox One」のそれを正統進化させた最新型で、操作のしやすさはそのままに、ゲームの画像や動画などを簡単に共有できる「Shareボタン」も備えられた。別売の充電池もあるが、通常は単3電池2本で動作するというのも特筆すべき仕様だ。

起動時のホーム画面「Xbox ダッシュボード」も先代からコンセプトを継承し、コントローラーでサクサクと操作して、ゲームを探して遊べる快適さを誇っている。

ほぼ同じ時期に発売されたPS5とは、ある意味うまく棲み分けができているので、どちらを選ぶかは好みしだいだが、2台をそろえて楽しむヘビーなゲームファンも少なからず存在しており、実に頼もしい。

マイクロソフト
Xbox Series X
標準価格:5万4978円

画像: ●本体サイズ/151㎜×151㎜×301㎜ ●本体重量/4.45㎏

●本体サイズ/151㎜×151㎜×301㎜
●本体重量/4.45㎏

マイクロソフト
Xbox Series S
標準価格:3万2978円

画像: ●本体サイズ/151㎜×65㎜×275㎜ ●本体重量/1.93㎏

●本体サイズ/151㎜×65㎜×275㎜
●本体重量/1.93㎏

2020年11月10日に世界で同時発売された、マイクロソフトの新型ゲーム機。ハイエンドな「Xbox Series X」と、小型のエントリーモデル「Xbox Series S」の2機種がラインアップされ、ユーザーの需要にこたえる。

ともに互換性はあるものの、後者は前者よりもスペックが抑えられていて、光学ドライブも搭載されておらず、ゲームの入手はネットからのダウンロードのみとなる。

本体の拡張性に合わせた周辺機器もリリース

Xbox Series Xは、別売のストレージを用意することで、容易に本体のデータ保存容量を増やすことができる。たくさんのゲームをインストールするであろう本機には、うれしいアイテムだ。

カラフルなバリエーションのコントローラーも周辺機器として発売中。プレー環境を充実させられる。

ストレージ拡張カード
標準価格:2万9990円

画像1: 本体の拡張性に合わせた周辺機器もリリース

容量1Tバイトで約3万円と高価だが、本体に挿入するだけで使える手軽さがある。

ワイヤレス コントローラー
標準価格:7128円(レッド、ブルー)、6578円(ホワイト、ブラック)

画像2: 本体の拡張性に合わせた周辺機器もリリース

別売のコントローラーはカラーが豊富。パソコンやスマホでも使用可能だ。

ゲームは海外製タイトル中心。「後方互換」にも対応

PS5同様、ソフトはパッケージ版またはダウンロード版で提供される。Series Xならではというゲームソフトはまだ少なく、「このソフトがあるから本体を買う」という購買動機にあまりつながらないのは少々残念なところ。

特徴的なサービスとしては、「Xbox Game Pass」のほかに、対象のゲームソフトを購入すると、パソコンでもそのゲームが遊べるサービスもある。

タイトルは海外製のものが多いのが特徴。また、過去3代のXboxシリーズの一部タイトルの互換性も備えている(これを「後方互換」という)。

エンハンス
テトリス エフェクト・コネクティッド
実売価格例:4500円

画像1: ゲームは海外製タイトル中心。「後方互換」にも対応

パズルゲームの名作「テトリス」に独自の映像やサウンド演出を加えたゲームで、オンライン対戦モードもある。

Codemasters
ダートファイブ
実売価格例:8150円

画像2: ゲームは海外製タイトル中心。「後方互換」にも対応

オフロードのレースを題材とした人気シリーズの最新作。Xbox Series Xの4K解像度に最適化されている。

Xbox Game Studios
テル ミー ホワイ
実売価格例:3100円

画像3: ゲームは海外製タイトル中心。「後方互換」にも対応

LGBTQなどの社会問題に鋭く切り込んだアドベンチャーゲーム。プレーヤーの選択がストーリーを左右する。

Bloober Team
ザ メディウム
実売価格例:5850円

画像4: ゲームは海外製タイトル中心。「後方互換」にも対応

超能力を持つ主人公が、現実にシンクロする精神世界を行き来して謎を解いていく、新感覚のホラーゲーム。

定額サービスの「Xbox Game Pass」がうれしい!

斬新なゲームの定額サービス「Xbox Game Pass」。プランはゲーム機用の「コンソール」とパソコン用の「PC」(各850円/月)、そして両者を融合した「アルティメット」(1100円/月)の3種類。

「アルティメット」はエレクトロニック・アーツ社が提供する100種類以上のゲームや、オンラインサービスの「Xbox Live Gold」なども含まれる最もお得感のあるプラン。利用するなら、こちらをおすすめしたい。

画像1: 定額サービスの「Xbox Game Pass」がうれしい!

ゲームがずらりと並ぶ「Xbox Game Pass」のライブラリー。ここで選んだゲームをダウンロードできる。

画像2: 定額サービスの「Xbox Game Pass」がうれしい!

「Xbox Game Pass」のほかに、映像コンテンツもダウンロード購入可能。残念ながら、まだ4K作品の販売は行われていないようだ。

まさに「貪欲に遊びたいゲーマー」向けのハード

性能はPS5を上回るスペックを備えたXbox Series X。機能やサービスを見ると、どちらかといえば、ゲームを遊ぶことに特化したピュアなゲーム機という印象が強い。

月額課金で最大100タイトル以上を遊び放題の仕様は、ゲーマーにとっては宝の山のような魅力があり、最新作を待つ間にプレーするには十分すぎる内容だろう。

映像再生の機能や販売サービスもあるが、こちらはあくまでオマケ的なものだ。

画像1: まさに「貪欲に遊びたいゲーマー」向けのハード

複数のゲームを中断して切り替えられる「クイックレジューム」は、ほかのゲーム機には見られない機能だ。

画像2: まさに「貪欲に遊びたいゲーマー」向けのハード

Xboxで人気の高い「ヘイロー」シリーズ6タイトルを収録した「ヘイロー:マスターチーフコレクション」もある。

※価格は記事作成時のものです。

■解説/稲元徹也(ゲームライター)

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