3社の20Gバイト新料金プランは若者向き?「高年齢層」におすすめでない理由

スマホ

スマホの新料金プランについて専門家に聞いてみた。現状の『フルサービス』のプランに慣れ親しんでいる人が、ここから抜け出すのは、かなり負担が重いらしい。故に、高年齢層におすすめのプランでないと考えられる。大手3キャリアの新料金は、通話をほとんどしない、キャリアメールも使わない、ネットでの申し込みなどに慣れているユーザー向けといえる。

3社のスマホ新料金は若者以外にもおすすめ?

読者からの質問

大手3キャリアのスマホの料金プランで、データ容量20Gバイトの値下げがありました。これは、主に若者にメリットがあるそうですが、私のような年齢層にもメリットがあるのでしょうか?(I.Jさん 福岡県 77歳)

編集部:
テレビでもCMが頻繁に流れてますよね。この質問は、フリーライターの福多利夫さんに聞いてみましょう。新プランは、誰にでもメリットがあるものではないのでしょうか?

専門家の回答

「大手3社が始めた20Gバイトの低価格プランを、まとめて『ネット専用新料金プラン』と呼んだりします。これはオンラインでのみ申し込める新料金プランという意味です。この新プランのメリットはただ一つ、20Gバイトのデータ容量でありながら、3000円以下という『安さ』です。安さは絶対的なメリットですから、年齢に関係なく、どんなユーザーにもメリットになります」

編集部:
では、高年齢層にもおすすめなプランなんですね?

専門家:
「いえ、筆者としては、高年齢層におすすめのプランでないと考えます。というより、現時点で新プランをおすすめできるのは、若者層の中でも、限定的なユーザーに限られると思っています。その層とは、就職を機に家を出て独立する人です。新プランは、回線業者側から見てコスト負担の大きいサービスや機能をすべて外して低価格を実現しています。キャリアメールもありませんし、留守番電話もありません。ネット申し込み専用ですからショップで契約することもできませんし、ショップに何か相談・質問することもできません。さらにいえば、回線業者に電話で質問することもできません。質問などのサポートはすべてネットでのチャットやメール、メッセージで行うことになっています。

学割など、既存の割引サービスなどとも切り離されていますし、端末購入の補助もありません。いわば『セルフサービス』のプランといえるでしょう。現状の『フルサービス』のプランに慣れ親しんでいる人が、ここから抜け出すのは、かなり負担が重いです。

もともと若者層は通話をほとんどしないし、キャリアメールは使わないし、ネットでの申し込みなどにも慣れています。そういうユーザーで、親回線にひもづいた割引などから離れて、自分で料金を払うようになるとき、この新プランが第一候補になるわけです」

編集部:
中高年ユーザーは、安さのメリットを享受できないんですね。

専門家:
「逆に考えてください。ショップに行けば何でも相談できる、電話で丁寧なアドバイスが受けられる、電話の掛け方やメールの出し方など、知り合いやお友達との連絡方法を変えなくていい。そういった、ある意味、至れり尽くせりのサービスを受けられることが、一般のユーザーにとってはメリットだといえるでしょう」

編集部:
年齢層が高めの人には、フルサービスのほうが向いている気がしますね。了解しました。

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特選街web編集部

1979年に創刊された老舗商品情報誌「特選街」(マキノ出版)を起源とし、のちにウェブマガジン「特選街web」として生活に役立つ商品情報を発信。2023年6月よりブティック社が運営を引き継ぎ、同年7月に新編集部でリスタート。

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