Chromebookの特徴は、WindowsやMacと異なり、利用できるアプリは少ないものの、初期設定の簡単さやシンプルな使い心地、さらに価格も手ごろなのが人気の秘密だ。ここでは、テレワークにもピッタリの最新Chromebookを紹介する。
3万円から買えて起動も瞬時!Chromebookが勢力拡大
Chromebookは、Google独自開発のOS「Chrome OS」を搭載したパソコンのこと。お手ごろ価格に加え、「GIGA(ギガ)スクール構想」の対象機種に選ばれたこともあり、シェアを拡大。今やWindows、Macに次ぐ第3勢力に成長した。
最大の特徴は、動作が高速で快適である点だ。一瞬で起動でき、長く使い続けても重くなるということがない。作業はブラウザーの「Chrome」を通じて行うのが基本。「Googleドキュメント」など、さまざまなクラウドサービスを活用でき、100万種類以上のAndroidアプリの利用にも対応する。セキュリティも、何重もの対策が施されているなど非常に堅牢だ。
▶Chromebookの特徴
WindowsやMacと異なり、利用できるアプリは少ないものの、初期設定の簡単さやシンプルな使い心地、さらに価格も手ごろなのが人気の秘密だ。
・Google製Chrome OSを採用
・起動が速く低スペックでもキビキビ動く
・Windowsパソコンよりも手ごろな価格
・Androidアプリが使える
▶シンプルでわかりやすい使い勝手
Chrome OSは、低スペックでもサクサク動く。「Chrome」経由で各種クラウドサービスを利用できるほか、数多くのAndroidアプリも導入できる。
テレワークにもピッタリ!最新Chromebookおすすめ図鑑
レノボ
IdeaPad Slim 360 Chromebook
実売価格例:3万1320円(82KN001AJPモデル)
基本スペックは控えめながら、14.0型のフルHDディスプレイを搭載し、3万円台に抑えたコストパフォーマンス抜群のモデル。マルチタッチ対応の上位モデル(4万3641円)もある。Chromebookを手軽に試してみたい人に最適だ。
コスパ抜群! 14.0型フルHD液晶搭載のエントリー
CPU | MT8183 |
メモリー | 4GB |
ストレージ | 64GB eMMC |
ディスプレイ | 14.0型 1920ドット×1080ドット |
エイサー
Chromebook Spin 311 CP311-3H-A14N
実売価格例:3万1320円
11.6型で10点マルチタッチ対応の2in1モデル。画面は360度ヒンジで折り返すことができ、タブレット用途でも使いやすい。重量1.05キロと軽く、バッテリーは最大約15時間連続駆動できるので、外出先での使用も充電不要で乗り切れそうだ。
11.6型コンパクトサイズでモバイル用途にピッタリ!
CPU | M8183C |
メモリー | 4GB |
ストレージ | 32GB eMMC |
ディスプレイ | 11.6型 1366ドット×768ドット |
ASUS
Chromebook Flip CM5(CM5500)
実売価格例:7万9800円
タッチ操作対応で15.6型フルHDの2in1モデル。CPUにはAMDのRyzen 5 3500Cを採用し、メモリーはDDR4-2400の8Gバイト、ストレージは256GバイトのSSDというパワフルなスペック。仕事やゲームなどにも十分に使えるだろう。
高速プロセッサー、Ryzen 5採用のパワフルモデル
CPU | Ryzen 5 3500C |
メモリー | 8GB |
ストレージ | 256GB SSD |
ディスプレイ | 15.6型 1920ドット×1080ドット |
※価格は記事作成時のものです。
◆解説/宮下由多加(ITライター)