すっかり寒くなりまして、筆者の住む北海道はストーブの必要な季節に突入です。そこで久しぶりに石油ストーブに給油しようと、乾電池式灯油ポンプを取り出したところ、壊れていました。仕方ないので、とりあえず100均で手動式ポンプを購入するべくダイソーに行くと、税込550円と880円の乾電池式灯油ポンプが並んでいるではありませんか!迷わず高価な880円の灯油ポンプを購入。同時に「電動灯油ポンプストッカー」や「灯油缶用吸収シート」も購入しましたので、その使い勝手などをお伝えします。

執筆者のプロフィール

画像: 執筆者のプロフィール

齋藤千歳(さいとう・ちとせ)

元月刊カメラ誌編集者。新しいレンズやカメラをみると、解像力やぼけディスク、周辺光量といったチャートを撮影したくなる性癖があり、それらをまとめたAmazon Kindle電子書籍「レンズデータベース」などを出版中。まとめたデータを元にしたレンズやカメラのレビューも多い。使ったもの、買ったものをレビューしたくなるクセもあり、カメラアクセサリー、車中泊・キャンピングカーグッズなどの記事も執筆。現在は昨年8月に生まれた息子と妻の3人、キャンピングカー生活にハマっており、約1カ月かけて北海道を一周するなどしている。

購入した灯油給油関連商品

「乾電池式灯油ポンプ KOSHIN EP-305」

すっかり寒くなったので、そろそろストーブで暖を取りたいと思い始めました。まずは灯油を入れよう、という時点で、数年間愛用していた乾電池式の灯油ポンプが壊れていることが発覚。けっこう長く使っていましたし、まあ仕方ないことです。

「乾電池式の灯油ポンプは、近所のホームセンターで2,000円ほどしたな。ちゃんと調べてから買い換えよう」と考え、とりあえず手動式灯油ポンプを買いに、100円ショップ・ダイソーに行きました。すると、お目当ての手動式灯油ポンプ税込110円と並んで、乾電池式灯油ポンプも売っているではありませんか。

しかも価格は、税込550円と税込880円。これなら一時しのぎに手動の100円ポンプを買わなくても、どちらかを購入すればいいと考えたわけです。パッケージなどを確認したところ、税込550円の方は、灯油が満タンになっても自動停止する機能が付いていないと言います。過去に灯油を入れすぎてこぼした経験のある方なら、絶対に自動停止機能付きを選択するでしょう。わずか300円の価格差ならば、なおさらです。当然その経験のある筆者は、税込880円の方を選択したわけです。

画像: ダイソーで税込880円で購入した乾電池式灯油ポンプ 「KOSHIN EP-305」。この値段で、なんと2年の保証付き。すごく得した気分がします。

ダイソーで税込880円で購入した乾電池式灯油ポンプ 「KOSHIN EP-305」。この値段で、なんと2年の保証付き。すごく得した気分がします。

「電動灯油ポンプストッカー」

乾電池式の灯油ポンプだけで2,000円くらいはするであろうと、覚悟していた筆者。しかし出費は税込880円で済みました。その心の余裕からか、一緒に並んでいた灯油給油関連のアイテムも気になり始めます。まずは、灯油ポンプを灯油タンクにぶら下げておくためのストッカー(ケース)を購入。「電動灯油ポンプストッカー」税込110円です。日本製で、100円のわりにはしっかりしていそうです。

画像: 「KOSHIN EP-305」は、乾電池式灯油ポンプ本体のみなので、石油タンクにぶら下げておくための、ストッカーも購入しました。

「KOSHIN EP-305」は、乾電池式灯油ポンプ本体のみなので、石油タンクにぶら下げておくための、ストッカーも購入しました。

「灯油缶用吸収シート」

さらに、以前から気になっていた「灯油缶用吸収シート」も購入。「灯油缶用吸収シート」は、灯油タンクの給油口にぶら下げておくと、給油ポンプを取り出した時の灯油垂れを吸収してくれるもの。たしかに、給油を終えてポンプを取り出すと灯油が垂れ、灯油タンクだけでなく、床まで汚れてしまうことがあり、気になっていました。給油作業のちょっとしたストレスを軽減してくれると思い、購入したわけです。 「可愛いペンギン」と銘打った吸収シートが2枚入って税込110円。

画像: 「灯油缶用吸収シートにかわいさは求めていない」などと思いながらも、灯油垂れを軽減してくれそうなので、けっこう期待して購入しました。

「灯油缶用吸収シートにかわいさは求めていない」などと思いながらも、灯油垂れを軽減してくれそうなので、けっこう期待して購入しました。

実際に使ってみた

「KOSHIN EP305」でも種類はいろいろ

購入した「KOSHIN EP-305」についてちょっと調べてみました。KOSHIN(株式会社 工進)自体は、1948年創業の京都に本社がある老舗ポンプメーカー。KOSHIN EPシリーズにもいろいろとあり、灯油タンクに差し込んで使うEP-305およびEP-105系だけで、5種類。満タン時自動ストップ機能のない「EP-105」、これがダイソーで税込550円で売っていたモデルです。そしてストップ機能だけが付いた「EP-305」、今回ダイソーで税込880円で筆者が買ったモデル。さらに灯油満タン時に自動ストップしてブザーで知らせてくれる 「EP-305B」。「EP-305B」に石油タンクにポンプをぶら下げておくためのケースが付属した「EP-305 BC」。このモデルは筆者が以前に購入したもののようです。また、暗い場所でも給油が行いやすいよう、ノズルの先にLEDライトを搭載した「EP-305L」というモデルもあります。ネットショップなどで購入できますので、興味のある方は、ネットで購入するのもおすすめです。

どのモデルも、業界最速の12L/分のスピードで給油ができるといいます。低価格ながら、なかなか頼もしい製品。単3電池2本で駆動するところも便利です。ちなみに筆者は、買い換えた「EP-305」にブザー機能がついていないのを知らず、「どうして満タンで止まったのにブザーが鳴らないのか」としばし考え込んでしまいました。

画像: 筆者がそれまで使っていた「KOSHIN EP-305BC」との外見上の違いは、筆者には分からないレベルです。

筆者がそれまで使っていた「KOSHIN EP-305BC」との外見上の違いは、筆者には分からないレベルです。

思った以上にしっかりとした作りの「電動灯油ポンプストッカー」

それまで使っていた「KOSHIN EP-305BC」には、灯油ポンプを灯油タンクにぶら下げておくためのケースが付属していました。しかし、長年使って汚れていたので、「電動灯油ポンプストッカー」を購入したわけです。袋から出して実際に組み立ててみると、思った以上に強度が高く、しっかりとした作り。100均で買ったとは思えないクオリティといえます。実際に灯油ポンプを入れてみても、カッチリと固定される印象です。逆に言うなら、カッチリしすぎて出し入れがやや面倒。それ以外は大きな弱点は感じません。

画像: 100均製品とは思えないほど、カッチリとした作りの「電動灯油ポンプストッカー」。これが意外な弱点になるとは思っていませんでした。

100均製品とは思えないほど、カッチリとした作りの「電動灯油ポンプストッカー」。これが意外な弱点になるとは思っていませんでした。

予想以上にストレスを低減する「灯油缶用吸収シート」

ストーブの灯油タンクに給油を終え、灯油タンクからポンプを引き抜く際に、灯油が垂れてしまうことはよくあります。これを拭き取るのは大した作業ではないのですが、毎回となると意外とストレス。「灯油缶用吸収シート」は、灯油タンクの給油口にぶら下げておくだけで、灯油が垂れて床などを汚すのを防いでくれるのです。非常に地味なアイテムですが、実際に使ってみると日常の小さなストレスを、大きく軽減してくれます。写真のように2枚セットで税込110円と価格も安いので、おすすめです。

画像: 灯油タンクの給油口サイズ50mm用の「灯油缶用吸収シート」。タンクの口径が大きい場合は、ハサミで切り込みを入れて調整できます。

灯油タンクの給油口サイズ50mm用の「灯油缶用吸収シート」。タンクの口径が大きい場合は、ハサミで切り込みを入れて調整できます。

すべてを取り付けて使ってみた

今回購入した「KOSHIN EP-305」、「電動灯油ポンプストッカー」、「灯油缶用吸収シート」を灯油タンクに取り付けて、実際に使ってみました。

給油にかかる時間は、それまで使っていた「KOSHIN EP-305BC」と「KOSHIN EP-305」は12L/分と同じなので、筆者にとって変化はありません。ただし、手動のポンプに比べると圧倒的に速くて楽です。また、満タン時自動ストップ機能も付いているので、安心して給油が行えます。強いて言えば、以前は満タン時にブザーで知らせてくれる「KOSHIN EP-305BC」を使っていたため、満タン時に何の合図もない「KOSHIN EP-305」に物足りなさを感じることもありました。慣れてしまえば大きな問題ではありません。税込880円の価格を考えると、とてもよい買い物をしたと思っています。

「電動灯油ポンプストッカー」については、税込110円という価格でよくこれだけしっかりとしたものが作れると、感心するほどの出来です。差し込むというよりはカチカチとはめ込むような、かなりタイトな作りで、電動ポンプを支えてくれる仕組みになっています。また、ポンプ内に残った灯油が垂れ落ちてきても、「電動灯油ポンプストッカー」下部に受け皿がある構造なので安心です。

さらに、灯油タンクの給油口にぶら下げて液だれを吸収してくれる「灯油缶用吸収シート」。非常に単純な構造なのですが、実際に使ってみると思った以上に効果が実感できます。それまでは、そのつど拭き取っていた灯油の液だれも、「灯油缶用吸収シート」を装着しておけば吸収してくれるのです。ちょっとしたことですが、そのちょっとしたストレスを解消してくれます。これで吸収した灯油の臭いも解消してくれたらいいのにと、さらに欲が出てくるほどです。

画像: 税込1,100円で我が家の給油環境は一新されました。非常にスッキリとした気分になります。

税込1,100円で我が家の給油環境は一新されました。非常にスッキリとした気分になります。

まとめ

純正ケースがほしい場合は「KOSHIN EP-305BC」がおすすめ

画像: 最終的に灯油ポンプケースは「KOSHIN EP-305BC」に付属していたものを使っています。

最終的に灯油ポンプケースは「KOSHIN EP-305BC」に付属していたものを使っています。

今回購入した「KOSHIN EP-305」、「電動灯油ポンプストッカー」、「灯油缶用吸収シート」のどれもよくできた製品です。しかし筆者は、「電動灯油ポンプストッカー」だけは、使うのをやめてしまいました。理由は、きっちりとできすぎていて、ポンプの出し入れがやや面倒に感じるためです。そこで以前購入した「KOSHIN EP-305BC」に付属していた純正の収納ケース「KOSIHN PC-5」を使っています。古くなっているのですが、こちらの方が遊びが大きく、ポンプの出し入れが楽なのです。

ただし、この収納ケース「KOSIHN PC-5」は、単体で購入しようとするとネットショップでは送料などを含むと1,000円前後します。そのため、純正ケースと乾電池式灯油ポンプを同時に購入するならば「KOSHIN EP-305BC」がおすすめ。ケースはもちろん、満タン時自動ストップとブザー機能も付いて1,800円前後で購入できます。ただし、収納ケースにこだわらなければ、「KOSHIN EP-305」+ 「電動灯油ポンプストッカー」のほうが、圧倒的にコストパフォーマンスが高いです。この点も考慮して、ご自分に合った乾電池式灯油ポンプを選ぶとよいのではないでしょうか。

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