最近はプリンターやスキャナーといったパソコンの周辺機器に加え、テレビなどの家電製品やスマートスピーカーなど、数多くの機器がWi-Fiにつながるようになった。ここでは、インクジェット複合機のキヤノン「PIXUS XK100」とAmazon「Fire TV Stick 4K Max」を例にする。

スマホやパソコン以外の機器をWi-Fiにつなぐ

最近はプリンターやスキャナーといったパソコンの周辺機器に加え、テレビなどの家電製品やスマートスピーカーなど、数多くの機器がWi-Fiにつながるようになった。基本的にWi-Fiへ接続する手順は同じで、利用しているルーターの「SSID」を選択して「暗号化キー」を設定すればいい。ただし、設定画面を表示する方法や暗号化キーの入力方法などは機器によって大きく異なる。そのため、これらの機器を設定する際は、説明書に記載されている手順を参照しながら設定してほしい。なお、一部の機器は5Gヘルツ帯に対応していないことがある。この場合、5Gヘルツ帯のSSIDは表示されないので、2.4Gヘルツ帯のSSIDで設定しよう。

機器によっては、専用アプリが用意されている場合がある。アプリの案内どおりに設定すれば、それほど難しくなく接続できるので、操作に不慣れな人は利用してみるといいだろう。また、WPSやAOSSに対応した製品なら、案内に従ってルーターのWPS(AOSS)ボタンを押せば、手間なくWi-Fiへ接続できるはずだ。

WPS(AOSS)ボタン利用の場合

キヤノン
PIXUS XK100

リモートワークに最適な機能を搭載したインクジェット複合機。5Gヘルツ帯にも対応しているので、Wi-Fiでも安定した印刷が可能だ。

画像1: スマホやパソコン以外の機器をWi-Fiにつなぐ

操作パネルでネットワークアイコン→「Wi-Fi」→「Wi-Fiセットアップ」と進み、次の画面で「ルーターのボタンで接続」をタップする。

画像2: スマホやパソコン以外の機器をWi-Fiにつなぐ
画像3: スマホやパソコン以外の機器をWi-Fiにつなぐ

プリンターで「AOSS」→「OK」の順でタップし、ルーターのAOSSボタンを長押しする。プリンターの「OK」をタップすれば接続完了だ。

画像4: スマホやパソコン以外の機器をWi-Fiにつなぐ

手動入力の場合

Amazon
Fire TV Stick 4K Max

Fire TV Stick 4Kは、プライムビデオやNetflixなど、主要な動画配信サービスを4Kで楽しめるスティック型のメディアプレーヤーだ。

画像5: スマホやパソコン以外の機器をWi-Fiにつなぐ

テレビなどのHDMI端子に接続し、電源を入れるとWi-Fi接続設定の画面になる。WPSボタンも利用できるが、動画再生が安定する5Gヘルツ帯のSSIDを選択し、暗号化キーを入力する方法もおすすめだ。

画像6: スマホやパソコン以外の機器をWi-Fiにつなぐ
画像7: スマホやパソコン以外の機器をWi-Fiにつなぐ

周辺機器は2とおりの接続方法がある

プリンターなどの一部機器では、Wi-Fiルーターを介さずに機器どうしを直接接続できる「Wi-Fi Direct」という機能が利用可能だ。この機能に対応したプリンターなら、スマホやデジカメから直接印刷ができるようになるし、DVD再生プレーヤーなら、スマホなどからDVDの再生ができるようになる。接続設定も機器に用意されたSSIDと暗号化キーを設定するだけなので、手軽に使えるのが便利な点だ。

しかし、Wi-Fi Directを使用している間は、ルーターに接続できないため、ネットを利用できない。ネットを使おうと思ったら、その都度Wi-Fiをつなぎ替えなければならない点はめんどうだ。そのため、通常はルーターを経由して接続できるように設定しておき、Wi-Fi Directは一時的に接続したいときに使うのがいいだろう。

Wi-Fi Directはルーターを経由せずに接続する

プリンターなどの機器側でWi-Fi Direct機能を有効にし、専用のSSIDと暗号化キーを確認する。あとはスマホ側でそのSSIDと暗号化キーを設定して接続すればいい。

方法① Wi-Fiルーター経由で接続

方法② Wi-Fi Directで接続

画像: 周辺機器は2とおりの接続方法がある

スマホやパソコンのWi-Fi通信速度を確認するには?

Wi-Fiルーターを導入したら、まず気になるのがネットの速度だろう。速度の計測は、パソコンの場合は計測サイト、スマホやタブレットではアプリを使うのが一般的だ。いずれの場合でも、必ずWi-Fiをオンにして計測しよう。

回線速度を測定すると、「ダウンロード」と「アップロード」の計測が行われる。ここでポイントになるのは「ダウンロード」だ。これはデータの受信速度を示すもので、この速度が速いほどネットの閲覧や動画の視聴などが快適ということになる。

なお、これらのサイトやアプリで測定される回線速度は「接続しているネットの速度」であって、自宅内のWi-Fiの速度を測定したものではない。測定結果が遅かったとしても、Wi-Fiが原因だとは特定できず、固定回線などの影響も考慮する必要がある。そのため、Wi-Fiルーターを買い 替えたとしても、改善されるとは限らないことは知っておきたい。

測定サイトやアプリで回線速度をチェック

Etrality GmbH
スピードテスト 回線速度 Speed Test Check

Android iPhone

シンプルな機能で使いやすい計測アプリ。計測速度から動画鑑賞やゲームなどにどれだけ適しているかも判定してくれる。

画像: スマホやパソコンのWi-Fi通信速度を確認するには?

「FAST.com」は、動画配信サービスのNetflixが運営するインターネット回線速度計測サイト。スマホ用アプリも用意。

Netflix
FAST.com

画像: https://fast.com/ja/

https://fast.com/ja/

■解説/岩渕茂(ITライター)
※この記事は『今すぐつながる!Wi-Fi完全マスター塾』(マキノ出版)に掲載されています。



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