【ダイソー】心ととのう! はじめての写経に『写経用紙つき 般若心経(はんにゃしんぎょう) 練習帳』が充実の内容【100均写経】

レビュー

写経(しゃきょう)とは、仏教の経典(きょうてん/けいてん)を手書きで写すことを指しています。デジタル全盛時代ですが、アナログの手書きも良いものですよ。ただはじめてみたいけど難しそう…と思っている人はダイソーへ。ダイソー『写経用紙つき般若心経(はんにゃしんぎょう)練習帳』を試してみてください。これがかなり充実の内容で、写経入門にぴったりの1冊なのです。

写経とは心をととのえる修行のひとつ

写経は仏教における修行のひとつ。人が生きていくうえでの考え方、救いの道を説かれた釈尊/しゃくそん(釈迦/しゃか)の教えである経典を書き写します。昔はコピーなんてないので、書き写すことで仏法を広めていました。その後、写経をすることで功徳があるとされ、現代では一文字ずつ集中して書くことで心を落ち着かせる効果が科学的にも知られています。目の前のことに没頭することが、精神や心の安定に繋がっていく。マインドフルネスや瞑想のような効果と同じようなイメージです。

 

なお、般若心経は真言宗・天台宗・禅宗(臨済宗・曹洞宗など)・浄土宗など日本仏教の多くの宗派で読誦されています。一方、浄土真宗や日蓮宗では公式の勤行としては用いません。

 

地味にずっとあり続ける、ダイソーの『写経練習帳』の完成度が高い!

筆者が写経と出会ったのはかなり昔。鎌倉へ出かけた時のこと、お寺で写経体験をしていました。気持ちのいい気候の時期、風が通るお寺の中で静かに文字に集中する。申込不要だったのですぐに体験できたのですが、その時は予定があり断念。

 

帰宅後も写経が気になって仕方なかったので、写経用紙や筆を購入して自分なりに取り組んだ記憶があります。それから数年後、ダイソーで『写経練習帳』を発見。この商品、実は前からあり、今までにも数回購入したことがあります。

ダイソー『写経用紙つき般若心経練習帳』(税込110円・発売中)

原産国:日本/商品サイズ:18.2cm ×25.7cm ×0.43cm

B5サイズで80ページという冊子なのですが、これが充実の内容です。写経用紙はなぞり書き用と白紙の2枚入り。

 

読みやすい分量で気軽にはじめやすい

写経のための筆記用具、基礎知識、般若心経の現代語訳などパッと見開きでわかりやすく解説してあります。

「部屋を片付けましょう」「身なりを整えましょう」「心を落ち着かせましょう」など、写経の心得も書いてありますが、筆者は深いことは気にせずただ文字を書くことに集中しています。

 

写経に適した「筆ペン」の種類も豊富なダイソー

写経をするには「筆記具」が必要ですね。本来は筆を使いますが、自分で楽しむ分にはもちろん何を使ってもOKです。ダイソーには筆ペンの種類も豊富で、試しに4本ほど購入してみました。

上から
『筆ぺん双筆双雲モデル携帯タイプ』
『筆ぺん(水性顔料、極細)』
『筆ぺん(水性顔料、細字)』
『毛筆 筆ペン』

 

様々な太さのものがありますが、写経には細字がベストです。文具店では、「写経用筆ペン」といった写経に適した筆ペンも販売されています。筆圧にもよりますが、筆ぺんは筆記を繰り返すことで先端の形が変わってきてしまうので。2~3本用意しておくといいかもしれません。

 

何ごとも練習が大事~漢字の練習からスタート

さて、練習帳に戻りましょう。練習ということで、いくつかの文字がクローズアップされており書き方のポイントが記載してあります。

 

漢字一つ一つを大切に書けば、美文字練習にもなる!

薄い文字をなぞり書きをして、次にお手本を見ながら自分で書いていきます。「ゆったり払う」、「はねる」など、書としての書き方やバランスなど、文字を書く時のポイントがあり何気に美文字にも繋がります。

 

アナログ筆記具:えんぴつ、ペン、筆ペン、筆、どれで書く?

次に「えんぴつやペン」で練習する箇所、「筆や筆ペン」で練習する箇所があります。えんぴつやペンは使い慣れた筆記具なので割とスラスラと書けるのですが、筆や筆ペンになると急に難易度がアップ

普段、スマホで入力したり、手帳やメモ書き、手紙を書く程度の筆記で過ごしていると、写経サイズの大きさの文字を書くのさえ難しく感じます。

 

没頭してひたすらに練習~いつの間にか「無心(むしん)」に!

こうしてひたすら練習していきましょう。筆記具を変えながら、自分に合うものを選んでみるのもいいですね。

練習をスタートしたばかりの時は、集中して一行書くのも大変な感覚だったのですが、徐々に書き慣れて感覚をつかめてきます。他のことを考えていたりすると、やはり確実に線に現れるので「無心」になることも大切。

 

まとめ:最後は写経用紙でしっかり気持ちをととのえる。 1冊書き終えればきっとなにかが変わるはず!

ひと通り練習をしたら、写経用紙の出番です。まずは薄い文字をなぞり書き。写経は一行に17文字。文字数は300字程度。集中して書けば1時間くらいで仕上がります。

 

身の回りに情報が氾濫している世の中。見れば見るほど情報があふれるモバイルツールから距離を置きたい時にも、こうして何かに没頭するのが一番です。難しいことを考えずにただひたすらに書いているだけでも「心が落ち着く、鎮まる」といった感覚、そして達成感が得られますよ。

写経をやってみたいけれど、どうしていいか分からない人にも、知識のある人にもしっかりと練習できる。反復練習の大切さなども実感できます。自分なりの整え方として、手軽に取り入れてみるといいかもしれません。きっと110円以上の価値を感じられるはずです。

公式サイト

 

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櫻よう子

さくら・ようこ◎暮らしとアートのマルチクリエイター。美術大学でデザイン/マーケティングを学び、卒業後は数々の商品開発やレシピ開発に携わる。レシピコンテストグランプリを2度受賞。Webメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作、撮影すべてをこなす。アート講師やマクロビオティックセラピストの資格あり。食や美容、アナログにも関心が高く、自然散策、美術鑑賞が趣味。

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