【サウンドバー】音楽配信の3Dサウンドが楽しめる!「Panorama3」オーディオ再生でも活躍

家電・AV

B&Wの「Panorama 3」は、高音質サウンドバーの代表格だ。合計13個の独立したスピーカーを内蔵し、合計出力400ワットのアンプで駆動する。「空間オーディオ」を聴いてみると、豊かな空間の再現と目の前に浮かぶボーカルやギターの存在感がみごと。ライブ会場にいるような臨場感が得られ、ライブ録音好きな人には最適といえる。

本稿は『極上 大人のオーディオ大百科 2023』(マキノ出版)の中から一部を編集・再構成して掲載しています。

サウンドバー
B&W「Panorama 3」

今、このキーワードに注目!
【サウンドバーと3Dサウンド】
サウンドバーは、本来、テレビ用の外部スピーカーだが、高級機は音質的な実力も高く、音楽再生にも活用できる製品が増えている。また、音楽配信サービスでは、立体音響の3Dサウンドが登場しており、サウンドバーを使うと、それらも高音質で楽しめるのだ。

サウンドバーというと、主に映画を鑑賞する人向けのアイテムと思われがちだが、高級モデルは音の実力も高く、今やリビングのオーディオシステムとして、映画も音楽も本格的な音で楽しめるようになっている。ここで紹介するB&Wの「Panorama 3」は、そんな高音質サウンドバーの代表格だ。

薄型デザインの本体の中には、合計13個の独立したスピーカーを内蔵し、合計出力400ワットのアンプで駆動する。サウンドバーなどで多く採用される楕円形のスピーカーではなく、歪みの発生が少なく、音質に優れる円形スピーカーを使っているのも本機のこだわりだ。

Wi-Fiを内蔵し、ブルートゥースやAirPlay 2などのネットワーク機能を搭載。「Deezer」などの音楽配信サービスにも対応し、スマホを使ってこれらの機能を手軽に利用することができる。テレビとの接続もHDMIケーブル(eARC)1本なので、極めてシンプルだ。誰でも使える簡単さで、ハイファイオーディオに迫る高音質を楽しめる。

映画のサラウンドも「空間オーディオ」も楽しめる

テレビと接続して使ってみたところ、操作もシンプル。ステレオ音声、5.1チャンネル音声、ドルビーアトモス音声が、それぞれ自動で最適な音質と音場で再生されるため、好みの音量に調整するだけだ。

ステレオ再生では、サウンドバーとは思えない雄大なスケール感と定位に優れた音場が目の前に現れるし、ドルビーアトモスなら、高さ方向の再現も含め、包み込まれるような臨場感たっぷりの音を体感できる。音質的にも色づけのない忠実なもので、たくさんの楽器の音もきめ細かく描き分ける高い実力がある。

AirPlay 2を使って、スマホから「Amazon Music Unlimited」の「空間オーディオ」を聴いてみると、豊かな空間の再現と目の前に浮かぶボーカルやギターの存在感がみごと。ライブ会場にいるような臨場感が得られ、ライブ録音好きな人には最適といえる。自宅での映画や音楽をより本格的な音で手軽に楽しむなら、本機のようなサウンドバーにもぜひ注目してほしい。

サウンドバー
B&W「Panorama 3」
実売価格例:14万9600円

【SPEC】
●スピーカーユニット/19mmツイーター×3、50mmバス/ミッドレンジ×6、50mmアトモスドライブユニット×2、100mmバスユニット×2
●出力電力/400W
●接続端子/HDMI eARC×1、光デジタル入力×1、イーサネット×1
●本体サイズ/幅1210mm×高さ65mm×奥行き140mm
●重量/6.5kg

薄型のスリムな形状で、横幅は1210ミリ。大画面テレビとの組み合わせを想定している。テレビ台などに置いてもじゃまになりにくいフォルムで、付属の金具を使って壁掛け設置も可能だ。

シンプルかつモダンなデザインで、中央にある操作部はタッチセンサー式(写真左)。ドルビーアトモスなどの3Dサウンドに対応し、上面にもスピーカーを内蔵している(写真右)。

■解説/鳥居一豊(AVライター)

※情報は記事作成時のものです。
※この記事は『極上 大人のオーディオ大百科 2023』(マキノ出版)に掲載されています。

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