ティアックの「AD-850-SE」は、カセットテープ録・再機能に加え、CDプレーヤー、USBメモリーへの録音、マイク入力機能を搭載。テープ再生速度のコントロールも可能。マイク入力はエコーエフェクトが利用でき、音楽を再生してカラオケで歌い、録音できるというエンタメ志向の製品だ。

本稿は『極上 大人のオーディオ大百科 2023』(マキノ出版)の中から一部を編集・再構成して掲載しています。

カセットデッキ/CDプレーヤー
ティアック「AD-850-SE」

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【多彩なダビング&ミキシング録音】
カセットテープに注目が集まる中、カセットテープの再生だけでなく、CDプレーヤーを搭載することで、CD→カセットテープへのダビングが可能。USBメモリーの録音・再生も可能なほか、マイク入力、エコー付加機能を搭載し、カラオケで歌ってテープに残す、といった使い方ができる。

レコードと同様、アナログのカセットテープにも注目が集まっている。製品もポータブルやラジカセに加え、据え置きタイプも新モデルが登場。最近では、山下達郎がニューアルバム「SOFTLY」を限定生産ながらカセットテープでもリリースするなど、ソフトの面でも話題は事欠かない。

カセットテープといえば、録音・再生が可能で、かつてはオーディオコンポの中でも重要な役割を担っていた。新製品の登場は、往年のオーディオファンには気になるトピックだろう。 

マイク音声とカセットなどの音をミキシング録音可能

今回、ティアックが発売した「AD-850-SE」は、カセットテープ録・再機能に加え、CDプレーヤー機能、USBメモリーへの録音機能、マイク入力機能を搭載。マイク入力はエコーエフェクトが利用でき、端的には、音楽を再生してカラオケで歌い、それを録音できるというエンタメ志向の製品だ。マイク入力音声は、CD、カセットテープ、USBメモリーの音とミキシングして録音することができる。

主要機能のカセットデッキ部は、録音・再生と消去の2ヘッドで、ノーマル/クローム/メタル(再生のみ)に対応したスタンダードグレード。再生速度のコントロールも可能だ。

CDプレーヤー部は、音楽CDのほかにもMP3ファイルを記録したCD-R/RWの再生も可能で、MP3再生時はファイルに付加されたID3タグ(曲名など)やファイル名をディスプレイに表示することができる。レベルメーターも表示され、録音時のレベル調整に利用できるほか、再生時も雰囲気を演出してくれる。

本機の特徴であるカセットテープ録音は、CD、USBメモリー、マイク、外部入力機器から可能。USBメモリーへの録音は、MP3フォーマット/ビットレート128kbpsで、カセットテープ、CD、マイク、外部入力機器が対応している。ただし、カセットテープとUSBメモリーに同時録音をすることはできない。

機能の割に価格も手ごろなので、カラオケ録音はもちろんのこと、昔録りためたカセットテープをちょっと聴き直してみたい用途にも適するだろう。

カセットデッキ/CDプレーヤー
ティアック「AD-850-SE」
実売価格例:6万9080円

画像: マイク音声とカセットなどの音をミキシング録音可能

【SPEC】
●トラック形式/4トラック2チャンネル・ステレオ
●ヘッド構成/録音・再生ヘッド×1、消去ヘッド×1
●テープタイプ/カセットテープC-46/C-60/C-90
●USB部/対応フォーマット:MP3
●接続端子/RCA入力×1、RCA出力×1
●本体サイズ/幅435㎜×高さ145㎜×奥行き288㎜
●重量/4.8kg

CDプレーヤー、カセットテープの録・再、USBメモリーの録・再が可能な複合モデル。マイク入力とエコー機能を搭載し、カラオケで歌って、カセットテープやUSBメモリーに録音できる。

■解説/鴻池賢三(AV評論家)

※情報は記事作成時のものです。
※この記事は『極上 大人のオーディオ大百科 2023』(マキノ出版)に掲載されています。



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