【スピーカー】バスレフ型と密閉型の違いは?バスレフ型が多いのはなぜ?

家電・AV

密閉型の場合、低域再生能力はスピーカーボックスの容積で決まってしまい、コンパクトになればなるほど低域が出しづらい。そこで考案されたのが、空気穴といえるポートを備え、低域を増強するバスレフ型。同じサイズなら豊かな低音を再生できるので、今ではバスレフ型が主流となっている。

本稿は『極上 大人のオーディオ大百科 2023』(マキノ出版)の中から一部を編集・再構成して掲載しています。

バスレフ型と密閉型の違いとは?なぜバスレフ型が多いの?

本来、スピーカーボックスが存在するのは、ドライバーの背面から出る不要な音、つまり、正面から出る音とは反対の音を閉じ込めるのが目的なので、密閉型が理にかなっている。

しかし、密閉型の場合、低域再生能力はスピーカーボックスの容積で決まってしまい、コンパクトになればなるほど低域が出しづらい。

そこで考案されたのが、空気穴といえるポートを備え、低域を増強するバスレフ型。同じサイズなら豊かな低音を再生できるので、今ではバスレフ型が主流となっている。

ポートの位置は、製品によって前面、背面、底面とさまざまだが、基本原理は同じだ。

■解説/鴻池賢三(AV評論家)

※情報は記事作成時のものです。
※この記事は『極上 大人のオーディオ大百科 2023』(マキノ出版)に掲載されています。

[別記事:【スピーカーのトレンド】最近は全部入りの「アクティブスピーカー」が人気!今注目のスピーカー4選→]

スポンサーリンク
家電・AVスピーカー
シェアする
特選街web編集部

1979年創刊の老舗商品情報誌「特選街」(マキノ出版)を起源とするWebマガジン「特選街web」( https://tokusengai.com/ )編集部。2023年6月よりブティック社運営。日常に役立つ知識、商品選びのコツから、お得な購入方法、上手な使いこなし方まで、読者の皆様の快適な暮らしをサポートする記事を作っています。

特選街web編集部をフォローする
特選街web

PR

車の後方視界が劇的クリア!高解像度リアカメラ付属のデータシステムの後付け「デジタルルームミラー」で帰省やアウトドアも快適に[PR]
安全にドライブを楽しむには、クリアな後方視界で周囲の交通状況を常に把握することが重要だ。しかし、純正のルームミラーだと、リアシートの乗員やリアラゲッジの荷物で後方の視界が遮られてしまうことがある。そんな悩みを解決してくれるのが、データシステ...

PRレビュー

株式会社AIアバターの倫理観|AIと人間の境界にどう向き合う?
「この会話、本当にAIと話してるんだよね…?」「もはや“感情が通ってる”としか思えない」「人とAIの違いって、どこにあるんだろう?」——そんな声が、AIアバターアプリ「AIアバター あなたのコンパニオン(AIA)」のユーザーから多く寄せられ...

PR知識