アンプにも最近はデジタル入力用の端子が増えている。USB端子は、パソコンとの接続を意図したもの。LAN端子は、宅内にあるルーターとつなぐことで、NASの音源を再生したり、ストリーミングの音楽を再生したりが可能。また、スピーカー端子が2組ある場合は、バイワイヤリング接続が可能だ。
本稿は『極上 大人のオーディオ大百科 2023』(マキノ出版)の中から一部を編集・再構成して掲載しています。
アンプの背面にはいろいろな端子が並んでいるけど、どう使い分ける?
アンプの背面に並ぶ端子は、接続する機器や機能に応じて選択するのが基本。最近はデジタル入力が増えているので、それぞれの役割を知っておきたい。
USB端子は、パソコンとの接続を意図したもの。ハイレゾ音源に対応し、いわゆるPCオーディオが楽しめる。LAN端子は、宅内にあるルーターとつなぐことで、NASの音源を再生したり、ストリーミングの音楽を再生したりが可能。Wi-Fi対応機も増えているが、有線(LAN)のほうが安定性が高い。
スピーカー端子が2組ある場合は、バイワイヤリング接続が可能。定番のRCA端子(赤と白)は、一般的なアナログステレオ用で、幅広い機器との接続に利用できる。XLRはバランス伝送で、ノイズを拾いにくいメリットがある。
■解説/鴻池賢三(AV評論家)
※情報は記事作成時のものです。
※この記事は『極上 大人のオーディオ大百科 2023』(マキノ出版)に掲載されています。