【最新家電レビュー】料理初心者が最新家電を使って料理に挑戦した結果 オシャレなスープやパスタが簡単に作れた!

調理家電

春になると、不思議と料理がしたくなる。ここ数年、少しずつ料理をすることに興味を持ち始めているからなのかもしれない。そして、春は、とかく新しい家電が発売される。そのどれもが魅力的で、時間があれば、そのすべてを試してみたいと思うほど。今回は、料理に興味を持ち始めている私が、気になる新製品を使ってみたので、その使い心地をお伝えしたいと思う。

レコルト「自動調理ポット」

「レコルト」ブランドについて

レコルトは、2009年に日本で生まれたブランドで、日本のキッチンに置きやすいサイズの調理家電を提案し続けている。インテリアにマッチするカラー展開や、余計な機能を省き、リーズナブルな価格帯のアイテムを多く取り揃えており、幅広い世代に受け入れられている。

今回試す「自動調理ポット」

「自動調理ポット」は、今年の2月に発売を開始した新製品で、容器内にカットした食材を投入し、電源を入れてメニューをセレクトすれば、あとはお任せで料理が出来上がるという代物。およそ30分後(スープなどの場合)には、温かくそれもおいしいスープが出来上がる。コンパクトな本体内部には、ヒーターと4枚刃が内蔵されており、温度の加減も自動で調整してくれる。

画像提供:レコルト

調理モードは、5つからセレクトする

「自動調理ポット」には、5つの調理モードが搭載されている。5つのモード内容は、豆乳やおからを作ることができる「SOYMILK」、ポタージュスープやペーストが作れる「POTAGE&PASTE」、具材の形を残したスープやおかゆが作れる「SOUP&OKAYU」、スムージーなどの冷製メニューが作れる「JUICE&CLEAN」、調理後の保温が可能な「WARM」。作るものに合わせてセレクトすれば、後は自動で調理してくれる。

調理モードは5つ用意されている。

スリムな筐体ながら、容量は約600mlもある!

重さは、約970gと片手でも持てる軽量設計で、取っ手を含めて幅16.5cmとスリムな筐体だから、とても扱いやすくなっている。1回の調理で2~4人分のスープを作れるため、追加でもう1品という時にも重宝する。

専用レシピブックも付属

料理研究家/官営栄養士の「エダジュン」 監修の30レシピを掲載した"専用レシピブック"も付属している。材料の投入する順番が一目でわかるイラストも掲載されているから、その通りに投入するだけで、誰でもおいしい料理ができる。

料理研究家/官営栄養士の「エダジュン」 監修の30レシピを掲載した"専用レシピブック"も付属する。

早速、調理にとりかかる!

手始めにポタージュを作ってみる

製品の使い方がわかったところで、手始めにポタージュを作ってみることに。私の勝手なイメージだが、ポタージュと言えばコーンポタージュが真っ先に思い浮かぶ。しかしこの日は、自宅にある食材で作れそうな「ハニージンジャーキャロットポタージュ」を作ることにした。

「ハニージンジャーキャロットポタージュ」

舌を噛みそうな名称だが、レシピブックの写真を見ると、なんとおいしそうなこと。早速、下準備に取りかかる。メインのにんじんは200g、2~3cm角にカットする。ここは正確にカット必要はなく、おおよそで大丈夫だ。次にしょうが20g(薄切り)を用意する。あとは、バター5g、塩小さじ1/2、はちみつ小さじ2、牛乳300mlを揃えたら、具材の準備は完了だ。

下ごしらえをした具材各種。

順番通りに投入する

専用レシピブックには、具材の投入順番もイラストでわかりやすく記載されているから、間違えることなく進めることができる。牛乳、にんじん、しょうが、バター・塩、最後にはちみつを入れたら、後は蓋を閉めれば準備が整う。

レシピブックに記載されているイラストの通り、順番に投入していく。

電源を入れて自動調理を開始させる

全ての具材を投入し、蓋を閉め、準備が整ったところで、本体に電源コードをセットし、コンセントに差し込んだら自動で電源が入る。後は、本体の取っ手部分にある操作メニューの中から、「POTAGE&PASTE」をセレクトすれば、運転(調理)が開始される。およそ30分後にはスープが出来上がるという流れだ。

セレクトボタンをタップして、「POTAGE&PASTE」をセレクトすれば、後は自動で調理をしてくれる。

スープの出来上がり!

「自動調理ポット」でつくる初めてのスープ

運転(攪拌)時の音は、静かなリビングでは、少し気になるものの、音楽など流していれば、殆ど気になることはない程度だ。攪拌し続けること30分ほどが経過したころに、出来上がりのお知らせとして"ピー、ピー、ピー"というブザー音が鳴り響く。電源を抜き、蓋を開けてみると、中には、きれいな黄金色のスープが出来上がっていた。

できあがり直後の様子。

【ハニージンジャーキャロットポタージュ】(約3人分のレシピ)
・牛乳 300ml
・にんじん 大1本(200g・2~3cm角にカット)
・しょうが(薄切り) 20g
・バター 5g
・塩 小さじ1/2
・はちみつ 小さじ2
〈トッピング〉黒こしょう

細かく攪拌された具材

カップに注ぎ入れ、最後に黒コショウを降り注いだら完成だ。いよいよ、試食となったわけだが、にんじんのかけらさえ感じさせない、細かく攪拌された"キャロットポタージュ"は、しょうが、バター、はちみつ、塩などの要素と相まって、とてもおいしかった。

最後に黒こしょうを降りかければ、本格的なスープの出来上がりだ。

そもそも私、にんじんが大の苦手なので、もしかしたら、このポタージュを飲むことができないかもしれないと思いながら準備を進めていた。しかし出来上がってみたらどうだろう。まったくといっていいほど、にんじんの味がしなかった。恐らくしょうがとはちみつがいい仕事しているからなのだろう。さらに嬉しいことにしょうがの効果なのか、体がポカポカと温まる感じがまたいい。最後に振りかけた黒こしょうもスープを際立たせてくれるなど、妻もこの出来には大満足のようで大成功となった。

パスタのソースも

パスタのソースも簡単にできる

気をよくした私は、次のメニューへ移行する。レシピブックを読み進めていくと、有りました!パスタメニューが。今度は「ガリバタトマトペースト」を作ってみることに。用意したのは、水、トマトの水煮、にんにく、バター、塩、砂糖。トマトの水煮は、缶詰で大丈夫だし、にんにく・バターもある。後は、パスタをゆでるだけで、トマトペーストのパスタが食べられるとあって、大急ぎで準備を進めた。

トマトの水煮の缶詰をはじめ、自宅にあるもので揃う食材で準備を進めた。

【ガリバタトマトペースト】(約4人分のレシピ)
・水 100ml
・トマトの水煮 1缶(400g・缶詰、ダイスカット)
・にんにく(すりおろし) 小さじ2
・バター 20g
・塩/砂糖 小さじ1
*〈トッピング〉 バジル

「自動調理ポット」の調理時間はおよそ30分程度

具材をセットしたら、およそ30分でペーストが出来上がる。その時間に合わせてパスタを準備。とはいえ、パスタをゆでた経験がないので、今回は妻にお願いした。

最後に粉チーズを振りかければ完成だったはずなのだが、そんなことも忘れるほどにんにくとトマトの香りが食欲をそそる。言うまでもないが、これも大成功だった。

細かく攪拌されたペーストは、パスタにもよく絡む。にんにくとトマトの香りが食欲をそそる。

このほかにも

温かい料理のほか、冷たいものも作ることができる「自動調理ポット」。ポットのヒーター機能を使わないから、具材を入れて調理をスタートさせてしまえば、わずかな時間(約3分ほど)でスムージーもしくはジュースができあがる。

バナナとヨーグルトのスムージー。ラッシーのような味わい。バナナが入っているから少し甘みもあって、とてもおいしい。

【バナナとヨーグルトのスムージー】(約3人分のレシピ)
・牛乳 100ml
・ヨーグルト 200g
・バナナ 1本(100g・2cm幅にカット)
・はちみつ 小さじ1(お好みで)

試してみたのは、バナナとヨーグルトのスムージー。牛乳、ヨーグルト、バナナ、お好みではちみつがあればOKだ。食事を作る際に合わせて作っておけば、食後のデザートとしても十分。

少し気になるところも

使用の際に、少し気になったところも

超初心者の私の強い味方になるであろう今回の調理器「自動調理ポット」。しかし、使用中に気になる点があったので、その点について少し触れたいと思う。

今回、3品作ってみて感じたことは、とにかく便利だということ。時短にもなるし、ほったらかしでいいから、時間を有効活用できる。アイデア次第で、なんでも作れちゃうのでは?と思うほど。調理の知識がほぼ皆無の私にとって、とりあえず、なんでもいいから投入してみる、そんな使い方でも、もしかしたら偶然おいしいものが出来上がるかもしれない、そんな期待を持てる製品だった。

そんな満点に近い「自動調理ポット」だったが、操作部分について、少し気になるところがあった。実は、にんじんのポタージュを作る際に、具材をセットし、電源を入れてスタートをさせた後、本体を移動させる必要があり、その際に思わず操作部分に手が触れてしまったようなのだ。

作動後5分ほどしての出来事だったのだが、途中で運転が中断してしまい、その後、何度が作動開始を試みるも、動いてくれない。恐らく、ヒーターが温まってしまっていることから、再始動ができなかったようで、ヒーターが自然に冷めるまで1時間ほどを要した。

最終的には、再始動をさせられたのだが、この操作ボタン、静電タッチになっているからなのか、とても軽いタッチで操作ができる。ゆえに、不用意に触れてしまうと作動が中断してしまう可能性があるのだ。できれば、作動中に、何かの拍子で触れてしまうようなことがあっても動作が停止しないような設定があったら安心だなと思った次第だ。

まとめ

今回、久しぶり(およそ1年ぶり)の料理となったわけだが、殆ど失敗をすることなく、料理ができたのは、この「自動調理ポット」のおかげといっても過言ではない。私自身、料理の腕前は、退化することはあっても進化することはほとんどない。そんな私をサポートしてくれた「自動調理ポット」は、今一押しの調理家電といえる。

レシピブックを見ていると、スープ以外にもキーマカレーやリゾット、ちょっとレベルは上がってしまうが、ケーキまで作るようなので、今年こそはこの「自動調理ポット」の力を借りて上達を目指したいと(密かに)思っている…。

レコルト 自動調理ポット RSY-2 recolte Auto Cooking Pot(クリームホワイト)
✅【“ほったらかし”でお料理完成】材料を入れたら、あとは自動調理ポットにおまかせ。コンロもお鍋もヘラも不要!好きな事をしている間にもう一品お料理が完成するから忙しい朝にも便利。
✅【選べる5種類の調理モード】材料を入れてモードを選ぶだけ!温かいスープはもちろん、体にやさしいおかゆや豆乳、冷たいスムージーも。
✅【調理モードに合わせて撹拌速度や時間、加熱温度をコントロール】調理に手間のかかる、レストランで出るようなエビのビスクも約30分で仕上がります。
✅【直径約12cm!スリムなポット型】スッキリコンパクトなのに、約600mlのたっぷり容量。スープなら1回で2~4人分作れます。本体内側は…
¥13,200
2023-04-03 16:19

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