サントリーの新ジャンル人気ブランド『金麦』のラインナップ3種を飲み比べてレポートする。
青缶の「金麦」は、通年同じ味わいではないって知ってた? 筆者は今回、青のベーシックな金麦をゲットしようと数店舗まわって探したが、今の時期は「冬の味できました」が並んでいた。公式サイトによると、冬に飲める青の金麦はコレだという。缶には「春夏秋冬 四季の味わい」と書かれている。
「金麦」はそれぞれの季節に合うように「麦の味感」と「刺激感」のバランス調整をしていて、春はかろやか・夏はさわやか・秋はまろやか・冬は豊かというコンセプトがあるようだ。もちろん、天然水仕込みは共通。
すっきりして麦の旨みの『金麦』冬の味
サントリー『金麦』(350ml/アルコール度数5%・オープン価格※想定価格は税込180円程度・発売中)は、やさしい甘みの冬の食材や鍋料理と合う豊かな味わいに整えているとのことだが、改めて飲んでみると、爽やかなホップの香りとふくよかな味わいで、後味に心地いい苦みも感じられた。ゆっくり味わいたい金麦だ。目印は、青い缶と雪の結晶イラスト。
原材料は、発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
糖質オフなのに麦の旨みを感じる『金麦〈糖質75%オフ〉』
サントリー『金麦〈糖質75%オフ〉』(350ml/アルコール度数4%・オープン価格※想定価格は税込180円程度・発売中)、通称“金麦のオフ”は低温で麦のうまみを抽出し、糖質オフと満足感のある味わいを両立しているという。また「インターナショナル・ビア・チャレンジ2021 金賞」と、「ジャパン・フード・セレクション第53回(2022年)グランプリ」、Wで受賞している。
やや酸味のある香りだが、麦の味わいもあってすっきりしていて飲みやすい。最後に控えめながらもキリッとした苦みも感じられた。
原材料は、発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類、食物繊維)、スピリッツ(小麦)。
思わずうなる飲みごたえ! 『金麦〈ザ・ラガー〉』
サントリー『金麦〈ザ・ラガー〉』(350ml/アルコール度数6%・オープン価格※想定価格は税込180円程度・発売中)は、本格二段仕込みが特徴。複雑で満足感のある味わいと食事と合わせて、しっかりした麦の濃い味わいを楽しめるというが。ひとくち飲んで、ガツーン! くるその味わいは、さすがはアルコール度数6%の飲みごたえ。思わず「う〜!」と声が出てしまった。
原材料は、発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、コーン、糖類)、スピリッツ(小麦)。
入手は、コンビニやスーパーなどの酒類取扱店にて。
【お酒は20歳になってから】