つぶやくだけでなく「ツイッター」は情報収集にも役立つ!
最大140文字の “つぶやき”を投稿し、ほかのユーザーと意見を交換したり、情報を共有したりできる「ツイッター」。
本名でも匿名でも利用でき、すべての投稿を公開したり、フォロワー(自分の投稿を見にくるユーザーで、承認制にすることも可能)にしか読めないようにしたりと、臨機応変に使えるのが利点だ。
ツイッターのユーザーの中には複数のアカウントを作成して、使い分けている人が少なくない。
例えば、メインのアカウントでは、自分の本名やニックネームなどを設定して、友人・知人とのコミュニケーションに活用。サブのアカウントは匿名性のある名前にして、自分が興味のある人をフォローし、情報収集に特化するといった使い方もできる。
一つのアプリで複数のアカウントを切り替えて使えるのも、ツイッターの利点だ。ただし、アカウントごとにメールアドレスが必要となる。
ツイッター
提供元:Twitter, Inc.
フォローしている人のつぶやきが次々表示される
ツイッターを情報収集に使うには、検索機能を使うと便利だ。虫眼鏡のアイコンをタップして「検索」画面を開くと、「おすすめトレンド」が表示される。
リアルタイムで多くの人が関心を持っている出来事などがわかり、それをタップすると、いろいろな人が考えていることもわかる仕組みだ。
もちろん、任意のキーワードを入力して、人々の評判をチェックしたりすることもできる。
そのときに活用したいのがハッシュタグ(#)だ。
ハッシュタグは「#特選街」のように、キーワードを添えて投稿すると、同じハッシュタグがあるツイートを一覧できる仕組みになっており、盛り上がっている話題がよくわかる。
もう一つ活用したいのが、「リスト」。指定した人のツイートだけをまとめて閲覧できる機能なのだが、フォローする人が増えてきたら、必ずチェックしたい人をリストにまとめておくと便利だ。
「おすすめトレンド」など情報収集に便利な機能が満載!
「インスタ」は文章が苦手でも気軽に投稿でき、見るだけでも楽しい!
「インスタ映え」という言葉が新語・流行語大賞に選ばれるほど、2017年に絶大な人気を集めたのが「インスタグラム」だ。
写真共有を目的とするSNSで、文章を書くのが苦手な人でも気軽に楽しめるのが魅力である。
ほかのSNSと同様に、利用にはアカウントを取得してログインする必要があるが、フェイスブック傘下の企業なので、フェイスブックユーザーであれば、そのアカウントで認証して、すぐに始められる.
なお、インスタグラムは本名でやってる著名人やアーティストが多いのだが、個人で楽しむぶんには自分で決めたニックネームでもいいし、プロフィール画像も自由に設定できる。
愛犬の写真だけを投稿したり、趣味で作っている工芸品の写真を投稿するなど、テーマを決めて投稿する人も多い。1日1投稿と決めて、写真日記のように楽しんでいるユーザーもいる。
また、インスタグラムのユーザーの中には、自らは投稿せずに、ほかの人が投稿した写真だけを見ている人も多い。
インスタグラム
提供元:Instagram, Inc.
投稿は「いいね!」やコメント入力でコミュニケーション
流行に敏感なユーザーが多いインスタグラムは、今はやっている情報を入手する際にも重宝する。
例えば、旅行の計画を立てているときに、地名で検索すると、すでにそこを訪れた人の写真を見ることができ、多くの人が食べている名物料理を見つけて、その店の所在地を調べたりもできる。
検索には、ハッシュタグ(#)またはスポット(撮影地の位置情報)を用いる。
新しい機能として、人気を集めているのが「ストーリーズ」。
動画にテキストなどを添えて投稿できる機能で、リアルタイムや直近の出来事を動画で共有できる仕組みだ。
ストーリーズは再生して見てくれた人(アカウント)がわかり、24時間で自動削除されるのも特徴。今後さらに普及していきそうだ。
画像を加工して投稿するのも簡単!
解説/村元正剛(ITライター)