【インテルが新CPUを投入!】 コア数が増え、6コアも登場。さらにスピードアップ!
パソコンの処理速度を左右するのがほかならぬCPUだが、今、最も注目すべきは、インテルが投入した最新の「第8世代」プロセッサーだ。
CPUの種類には、大別するとデスクトップ向けとモバイル(ノート)端末向けの2種類があり、デスクトップ向けの第8世代CPUはコードネーム「Coffee Lake」、モバイル向けは「Kaby Lake R」とも呼ばれる。
例えば、一般向けデスクトップ用で第8世代の最速はCore i7-8700Kで、クロックは3.7Gヘルツ(ターボブースト時は最大4・7Gヘルツ)での動作が可能。
6コア12スレッドを備え、複数処理を行う際の速度も非常に高速だ。
一方、モバイル用の最速CPUはCore i7-8650U。
クロックは1.9Gヘルツ(ターボブースト時には4.2Gヘルツ)動作が可能なほか、4コア8スレッドを採用し、第7世代のCore i7と比べると約4割ほどの速度向上を実現している。
現状では、第7世代のCPUを採用したパソコンも多いが、処理性能を重視するなら第8世代のプロセッサーを搭載したモデルを選んだほうがいいだろう。
●インテルCPUのコア数が増加!
【丸一日、出先で使用OKに!】 バッテリー寿命がさらに長時間化し、モバイル機なら出張でも慌てない
高性能と省電力を兼ね備えた第8世代CPUの登場などにより、最新モデルではバッテリー駆動時間が向上。
例えば、LGのLG gramのバッテリー寿命は、最長27時間と実に驚異的だ。
しかも、本機に限らず、13.3型以下の最新モデルでは、10時間以上の動作時間は当たり前となっている。
今後は、出張先などでバッテリー切れに泣かされることも少なくなりそうだ。
●27時間駆動を実現!
2LG
LG gram 13Z980
実売価格例:13万3690円~
【Windowsアップデート】 メジャーアップデートに注意! 起動できなくなるケースもある
Windows10は、現在、年2回の頻度で大幅な(メジャー)アップデートを配信している。
適用すると、OSには大小さまざまな新機能が追加され、パソコン環境が一新されるため、場合によっては、システムに不具合が生じる可能性もある。
心配なときは、アップデートが自動適用される前に、データのバックアップを取っておこう。
●不具合が改善しないなら元に戻す方法もある
【最新のゲームを楽しむのに最適!】 高価な機材や複雑な設定は不要。パソコンでVRが気軽に楽しめる!
次世代コンテンツとして、期待されているVR(バーチャルリアリティ)。
ただし、楽しむには専用の機器が必要となるため、まだ一般的な認知度はそれほど高くない。
そんな現状を打破すべく、マイクロソフトでは新機能として「Windows Mixied Reality」を提供。
専用ヘッドセットとパソコンを組み合わせてMR(複合現実)コンテンツを楽しめるようになった。
聞き慣れない言葉かもしれないが、MRとはAR(拡張現実)とVRを組み合わせたコンテンツのこと。
ただし、今のところMRといってもVR止まりなので、基本的にはVRと同義と考えていい。
●デルやHPなどがヘッドセットを発売
デル
Visor
実売価格例:5万3460円
現在、最も手軽にMR環境を実現できるのが、富士通パソコンセット。
スペック用件を満たしたノートパソコンに加え、ヘッドセットとコントローラーも付いてくるので、めんどうな設定なしに、すぐにMRコンテンツを満喫できる。
●MRヘッドセット付きの高性能モデル
富士通
AH-MR/B3
実売価格例:23万7030円
【LTE通信にも対応】 マイクロソフトが新しいPCプラットフォームを発表
マイクロソフトでは、クアルコム社のCPUを採用した新パソコンを発表。
これは「Always Connected PC」と呼ばれ、LTE通信機能を備えるほか、待機状態でも絶えずネットワークに接続し、メールや各種通知を受信できる。
さらに、バッテリー動作も待機状態なら1ヵ月、通常でも20時間と実に驚異的。
これまでの常識を覆すマシンとして注目を集めそうだ。
●Always Connected PCはパソコンの新潮流になる!?
【パソコンを音声で操作】 Amazon、Googleに続け! 富士通もAIアシスタントを発表
話題のAIアシスタントだが、AmazonやGoogleなど、目立つのは海外勢ばかり。
そんな中、国内メーカーの富士通がAIアシスタント「ふくまろ」を発表。
利用できるのは同社の最新モデルに限られるが、音声でパソコンをコントロールして、音楽を流したり、写真を表示したりできる。
さらに、別売アクセサリーの「IRコマンダー」を使えば、家電のリモート操作も可能だ。
●かわいい「ふくまろ」がPCライフをアシストしてくれる
解説/篠原義夫(ガジェットライター)
※価格は記事制作時のものです。