❺Wi-Fiルーターの2.4Gヘルツ帯だけがつながらない!

2.4Gヘルツ帯は、障害物に強く、離れた場所でもつながりやすいという魅力的な面もあるが、実は大きな弱点もある。

それは、チャンネルの干渉が起きやすいことだ。

というのも、2.4Gヘルツ帯の無線LAN規格では、11bが全14チャンネル、11gが全13チャンネルと、狭い帯域で多くのチャンネルを利用しているため、どうしても互いに干渉が起きやすくなる。

しかも、2.4Gヘルツ帯は古くからある規格ということもあって、家電製品にもそれに対応する機器が多い。

加えて、都市部となると限られた範囲で多数のWi-Fi機器がひしめき合うことになるため、チャンネルの干渉はもはや避けようがない。

干渉状況をアプリで確認

画像: Windows10のストアアプリ「Wi-Fi Analyzer」は、チャンネルの使用状況を表示できるため、干渉の状況なども一目で把握できる。

Windows10のストアアプリ「Wi-Fi Analyzer」は、チャンネルの使用状況を表示できるため、干渉の状況なども一目で把握できる。

こうして干渉が発生すると、速度低下はもちろんのこと、最悪の場合、Wi-Fiにうまくつながらないというケースもありうる。

こうした事態を回避するには、Wi-Fiルーターを、チャンネル干渉が生じにくい5Gヘルツ帯に切り替えよう。

新しめの無線LAN規格である5Gヘルツ帯は、もともとチャンネル干渉が起きにくいように策定されているほか、対応する機器がまだ少ないこともあって、干渉が発生することはまずない。

ただし、5Gヘルツ帯は障害物には弱いので、利用時にはなるべくルーターの近くで利用するように心がけよう。

❻公衆無線LANに、勝手につながってしまう!

スマホやタブレットによっては、公衆無線LAN設定がプリインストールされているモデルもある。

めんどうな接続設定なしでWi-Fiを利用できるため、基本的にはありがたいが、ありがたくない面もある。

例えば、朝の通勤ラッシュ時に駅の公衆無線LANにつながってしまうと、アクセスの集中で通信が行えなくなったり、スポットによっては接続前にログイン操作が必要なものがあったりなど、かえって煩わしい思いをさせられることも多い。

そんなときは、端末の無線LAN機能をあらかじめオフにしておくのも手だが、それはそれで手間やデメリットが生じる。

そこでおすすめしたいのが、公衆無線LANへの接続を回避できるスマホアプリだ。

iOS端末なら「WiFi Priority」が最もお手軽。

つなぎたくない公衆無線LANスポットのSSIDを指定するだけで、自動接続をオフにできる。

一方、Androidなら指定スポットのみ接続可能とする「Auto WiFi Toggle」が使いやすい。

例えば、無線LANの利用場所を自宅や会社のWi-Fiスポットのみにあらかじめ限定しておけば、ほかのスポットには一切つながらなくなる。

勝手な接続をアプリで回避

画像: 「WiFi Priority」はiOS用で無料の自動接続回避アプリ。あらかじめWi-Fiスポットを指定しておけば、自動接続をオフにできる。

「WiFi Priority」はiOS用で無料の自動接続回避アプリ。あらかじめWi-Fiスポットを指定しておけば、自動接続をオフにできる。

画像: Android向けで無料の自動接続回避アプリ「Auto WiFi Toggle」。指定したスポット以外では、Wi-Fi接続をオフに設定できる。

Android向けで無料の自動接続回避アプリ「Auto WiFi Toggle」。指定したスポット以外では、Wi-Fi接続をオフに設定できる。

❼公衆無線LANは便利だけど、セキュリティが不安!

最近は駅のホームや空港、カフェなど、公衆無線LANを利用できる場所が急増し、ノートパソコンでのWi-Fi利用がしやすくなっている。

しかし、セキュリティ対策なしでネットを利用していると、悪意のある第三者から情報を盗み見られる危険性もある。

そこで、まず確認しておきたいのが、Windowsのネットワーク設定。

Windows10の「設定」にある「ネットワークとインターネット」から「Wi-Fi」の項目を開いたら、現在接続中のネットワーク先をクリック。

続いて、詳細設定が表示されたら、「このPCを検出可能にする」をオフにしよう。

これで他の端末から自分のパソコンにアクセスできなくなるので、情報漏えいのリスクをある程度は軽減できる。

第三者からの接続を防ぐ

画像: 公衆無線LAN利用時は、必ず「このPCを検出可能〜」をオフにしよう。

公衆無線LAN利用時は、必ず「このPCを検出可能〜」をオフにしよう。

❽速度が遅いせいか、動画の再生が途切れてしまう!

ネットの速度が低下し、動画再生が途切れてしまうというのも、よくあることだ。

ルーターによっては、低速なインターネット回線でもスムーズに動画再生できるようサポートする機能を備えるモデルもある。

例えば、「アドバンスドQoS」機能を備えたルーター(バッファロー・WXR-1750DHP2など)なら、ネット動画やゲーム、ダウンロードなど、用途別に通信の優先順位を設定可能。

本機能を使って動画の優先順位を上げておけば、途切れがちな動画の鑑賞もスムーズに楽しめるようになる。

また、手っ取り早く再生品質を改善したいなら、動画配信サイトの画質設定を「低画質」に変更し、データ通信量を抑えるのも手だ。

「アドバンスドQoS」で動画再生を快適化

画像: 「アドバンスドQoS」の概念図。通信の優先順位を最大6段階まで設定できるので、動画視聴など、利用頻度の高いサービスの優先度を上げれば、より快適にネットを楽しめる。

「アドバンスドQoS」の概念図。通信の優先順位を最大6段階まで設定できるので、動画視聴など、利用頻度の高いサービスの優先度を上げれば、より快適にネットを楽しめる。

❾ルーターに触ったらとても熱いが、これって大丈夫?

冬場に、多少温かいと感じるくらいなら問題ないが、夏場に触れられなくなるほど熱くなると、熱暴走が生じ、ネットにつながらなくなる場合がある。

発熱リスクを回避するためにも、ルーターの設置場所は、空調の効いた涼しい場所を選ぼう。

また、発熱の原因として見逃せないのが、ルーターの排熱口をふさぐホコリだ。

こまめに掃除を行って、排熱口がホコリでふさがらないように注意しよう。

また、ルーターに省電力機能が搭載されているのなら、ネットを使わない時間帯の動作をセーブさせておくのも効果的。

さらに万全を期すなら、下の写真のようなルーター冷却スタンドを使うのもいい。

ルーター向けの冷却ファンで熱対策

画像: 上海問屋・ルーター冷却スタンド(実売価格例:1999円)は強力ファンでしっかり冷却。固定用ポールもセットになっており、スタンドからずり落ちる心配もない(右上の円内が使用時の写真)。

上海問屋・ルーター冷却スタンド(実売価格例:1999円)は強力ファンでしっかり冷却。固定用ポールもセットになっており、スタンドからずり落ちる心配もない(右上の円内が使用時の写真)。

解説/篠原義夫(ガジェットライター)

※価格は記事制作時のものです。

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