【ダイソー】わが家ではコワーキングスペースの定番!「カップウォーマー」税込550円はモバイル仕様で大活躍

レビュー

カップウォーマーを使っていますか? 筆者はダイソー「カップウォーマー(白)」税込550円をモバイル仕様にして、自宅ではなくコワーキングスペースやカフェなどで使っています。数時間単位で原稿を書いていてもコーヒーが冷めないのは、本当に便利。どんな風に使っているのかを紹介します。

税込550円で手に入るダイソーの「カップウォーマー(白)」

パッケージに入った状態のダイソーの「カップウォーマー(白)」。税込550円とリーズナブルなので、購入したが自宅ではほとんど使わなかった

残念ながら自宅ではほとんど使わなかった

ダイソーなどのプチプラでも販売されているカップウォーマーを知っていますか? カップウォーマー本体の上に乗せた飲み物を保温するためのアイテムです。最近では多くの機種はUSB接続などで手軽にどこでも使えるようになっています。

筆者はダイソーでみつけて、税込550円とリーズナブルなので「カップウォーマー(白)」(以下「カップウォーマー」)を購入しました。ダイソーネットストアには、これ以外に「カップウォーマー(ライトピンク)」と「カップウォーマー(マット、WH)」が同じく税込550円でラインアップされています。

さほど高級感のある作りではありませんが、約90gと軽量なので持ち歩きの際にも便利になっています

「カップウォーマー」は底が平らな耐熱ガラス製、金属製、陶磁器製のカップを本体に内蔵されたヒーターの上に乗せて保温する仕組みです。底の平らではないカップや紙製、木製のカップには使用できません。

また温かい飲み物を保温するためのアイテムで、沸騰・加熱したり、冷たい飲み物を温めることはできないので注意が必要です。使用時には別売の5V2A以上のUSB-ACアダプターに接続する必要があります。

本体サイズは約140mm×110mm×20mm、重さは約90g。本体の中心部分に配置された保温プレートのサイズは直径約9cmとなっています。操作系は電源ボタンのみで、電源のオンオフを知らせるパイロットランプが装備されています。

コンパクト軽量、リーズナブルでシンプルなデザインの「カップウォーマー」をダイソーで購入したものの、自宅では温かい飲み物は温かいうちに飲んでしまいますし、必要なおかわりを用意するので、思ったほど活躍しませんでした。

スタバで仕事していて気が付いた

カフェやコワーキングスペースで原稿を書いていると、気が付くと冷めてしまっている飲み物をなんとかしたいと考えました

カフェやコワーキングスペースにこそ「カップウォーマー」がほしい

フリーのライターである筆者は、当然自宅でも仕事、原稿書きをしているのですが、自宅には誘惑が多く、集中力を高めきれないことが多いのです。つい、ダラダラしてしまいます。そのため、かなりの頻度で、ノートパソコンの電源が用意されているスタバ(スターバックス)などのカフェやコワーキングスペースに原稿を書く集中力を買いに行きます。

コーヒーを注文して、席に着いて、ノートパソコンを開くと、店内BGMと見ず知らずのほかのお客さんたちが発する適度な雑踏感が、原稿を書く以外にやることがないという集中感を高めくれますし、マウスやサブモニターまで広げてしまうと、トイレに立つのも面倒な状態になります。

この状態で、その日のノルマをこなすまで、キーボードを叩き続けるわけです。そして、このときに気になるのが、頼んだコーヒーをどのように飲めばよいのか。筆者が1日にノルマをこなすまでにだいたい4時間程度かかります。

「カップウォーマー」の操作系は電源ボタンのみ。その隣に電源のオンオフを知らせるパイロットランプが用意されています

コーヒーをすべて飲んでしまうと、おかわりをするか、食器を下げて帰らなくてはいけない気がします。かといって、さすがに数時間コーヒーを放置すると、当然すっかり冷えてしまうのです。そこで、少しずつゆっくり飲んでもコーヒーが冷めないアイテムが自宅にあることに気が付きました。

マイ「カップウォーマー」を持参して、カフェやコワーキングスペースに行けばよいわけです。この「カップウォーマー」のモバイル化のために2つのアイテムをプチプラでセレクトしました。

近所のワッツで購入した6.5インチ以下のタブレットに対応する「タブレットポーチ」。税込550円とやや高価ですが、作りがかなりしっかりしています

近所の100均ワッツで購入した6.5インチ以下のタブレット対応、内側クッション素材&外側ポケット付き「タブレットポーチ」税込550円です。外寸が約20cm×15cm×2cm、内寸が約18.8cm×13.5cm×1.5cmなのですが「カップウォーマー」が十分に収納できます。

100均で税込550円とちょっとお高めですが、素材感もよく、しっかりとしたクッションが入っているので、筆者は小型のAIドローンを収納するのにも同じ「タブレットポーチ」を使っています。非常におすすめです。

5V2A以上が確保できれば問題ないのですが、せっかく持ち歩くなら、ほかのアイテムを充電するにも便利な高性能なACアダプターを選択しています

さらに「カップウォーマー」はUSB Type-Aで5V2A以上と、比較的大きな電力が必要なためACアダプターをノートパソコンなどとは別途独立させています。そのためにダイソーで購入したのが「超速充電器PD+Quick Charge 2ポート 20W」(以下「超速充電器」)税込770円です。

「超速充電器」はPD 20Wに対応したUSB Type-CとQuick Charge 18Wに対応したUSB Type-Aのコネクタをそれぞれ1つずつ装備する比較的高性能で大出力なACアダプターです。折りたたみ式プラグを採用しているため、プラグを折りたためば大きさは約4cm×3cm×4cm、重さは約43gとコンパクトなのも選択した大きな理由です。

この「超速充電器」と「カップウォーマー」を「タブレットポーチ」に入れて、ほかのパソコン周辺のモバイルガジェットといっしょにカフェやコワーキングスペースで原稿を書く際に持ち歩いているというわけです。

カフェやコワーキングスペースでの使い勝手は?

筆者のなかではすっかりモバイルアイテム化している「カップウォーマー」。どのくらい温かさを保持できるのか? 気になるところです

数時間後も温かいが味わいについては……

「カップウォーマー」と「超速充電器」を「タブレットポーチ」に入れて、ノートパソコンの周辺機器といっしょに近所のスタバやカフェ、コワーキングスペースなどで広げて使っています。

特に注意を受けたこともありませんし、周りのお客さんから、それほどおかしな目でみられてもいないと感じています。よく仕事をしに行くカフェでは「カップウォーマー」自体がとても人気で、話が弾んだ経験もあります。

そして、気になるコーヒーの温度も、当然淹れ立て比べると低くはなっているものの、飲んでいて寂しくなるような冷たさを感じることはありません。これは4時間近く経ってもそのままなのでかなり優秀といえるでしょう。

カフェで提供されたコーヒーを「カップウォーマー」に乗せて、温度計を突っ込む暴挙。寛容な皆さまのご協力で記事が完成しています

とはいえ、どのくらい温度が低下するのか、気になったので「Cafe & Gallery 紡ぎ」で、実際に計測させてもらいました。すると、淹れ立てが約59度、約15分後が約44度、約30分後が約42度、約1時間後が約41度、約2時間後が約41度、約3時間後が約41度、約4時間後が約40度という結果でした。

コーヒーの量は少しずつ減っているのですが、約30分後以降は温度はほとんど変化することなく保温されていることがわかります。約4時間後にも完全に冷えたコーヒーを飲まなくてよい点は大きなメリットといえるでしょう。

現在、筆者のモバイルワークスタイルの最終形。大きな荷物を広げて、必死な顔で原稿を書いていることが多いと思います

ただし、味や香りといった点では、さすがに冷たくないといっただけで、保温による煮詰まりや香り成分の揮発、酸化といった要因で、淹れ立てに比べるとかなり劣化してしまうのは致し方ないところでしょうか。

とはいえ、カフェやコワーキングスペースだと仕事の効率が上がるので、そこで長時間仕事がしたい筆者にとっては、冷めたコーヒーをすすりながらではなく、そこそこ温かいコーヒーをゆっくりと飲みながら仕事をさせてくれるモバイル仕様の「カップウォーマー」は手放せないアイテムになっています。気になる方はぜひお試しください。

■撮影協力
「Cafe & Gallery 紡ぎ」
https://www.instagram.com/tumugi_chitose/

「共育・共創・共生」をコンセプトにしたライブラリーカフェ。千歳市内から支笏湖に向かう支笏湖通り沿いにあり、函館牛乳を使ったソフトクリームが観光客だけではなく、地元の方にも人気です

ダイソー公式サイト

ワッツ公式サイト

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齋藤千歳(フォトグラファーライター)

元月刊カメラ誌編集者。新しいレンズやカメラをみると、解像力やぼけディスク、周辺光量といったチャートを撮影したくなる性癖があり、それらをまとめたAmazon Kindle電子書籍「レンズデータベース」などを出版中。まとめたデータを元にしたレンズやカメラのレビューも多い。使ったもの、買ったものをレビューしたくなるクセもあり、カメラアクセサリー、車中泊・キャンピングカーグッズなどの記事も執筆。現在はキャンピングカーを「方丈号」と名付け、約9㎡の仕事部屋として、車内で撮影や執筆・レビューなどを行っている。

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