子供が学校に到着したか、学校を出たか。いまどこで遊んでいるのか。小学生の子供を持つ親は、常に気が気でない。そんな心配を解消できる手軽な方法が、GPSによる位置情報取得だ。ここでは、今私が一番おすすめする最強のGPSアプリと、一般家庭用のGPSサービスを紹介する。ぜひ参考にしてほしい。

子供にスマホを持たせるのは不安。でも居場所は知りたい

まず前提として、iPhoneでもAndroidでもスマホにはGPS(global positioning system)が搭載されており、子供に格安スマホを持たせていれば、親がその位置を把握することはできる。

しかし、小学生にフル機能のスマホを持たせること自体に不安を覚える人もいるだろう。
そこで候補として挙がるのが、位置情報の取得を目的として開発された、子供用の携帯電話や専用のGPS端末である。

BsizeBoT ビーサイズボット(ビーサイズ)が一番おすすめ

ビーサイズ株式会社というベンチャー企業が提供する位置情報サービス。
既存の位置情報サービスとの違いは、とにかくシンプルなこと。
GPS端末は5184円の買い切りで、サービスは月額518円。それ以外の料金は発生しないという低コストで、いままでGPSサービスの導入に二の足を踏んでいた人でも、これなら安心して導入できる。いま一番オススメのサービスである。

画像: https://www.bsize.com/bot/gps/

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画像: www.bsize.com
www.bsize.com

端末本体は、充電用のMicroUSB端子とインジケーターLEDがあるだけで、サイズも5センチ角とコンパクト。通話やメール機能がないので、携帯電話持ち込み禁止の学校でも、利用することができる

機能は、位置情報を取得することに絞られているが、現在位置の表示、過去一週間分の移動経路履歴の表示が可能。登録した地点への到着や出発を通知する機能もある。
位置情報は専用アプリをインストールしたスマホ(iPhoneとAndroid)で、地図として表示される。端末のバッテリーは最長で一週間の連続使用が可能だ。

このサービスを家庭用としておすすめする大きなポイントして、サービスを契約した人が管理者となり、管理者が許可した人ならば、何人でも位置情報の検索が可能という点がある。

子供に持たせた端末の現在位置や移動経路を、父、母、祖父、祖母といった家族全員で検索することができるわけだ。
しかも、これらの機能はすべて月額料金だけで利用可能。アプリを起動してリアルタイムで移動経路を見ても、一日に何回検索しても追加料金は発生しないのである。

まもるっく(ALSOK)

警備会社大手の「ALSOK」が提供する位置情報サービスが「まもるっく」だ。

これは、通報ボタンがついた専用のGPS端末を子供に持たせるというもの。
子供がなにかしらのトラブルに巻き込まれたとき、端末の通知ボタンを押すと、位置情報通知がALSOKと保護者に届くとともにガードマンが現場に急行するという安心のサービスとなっている。

もちろん保護者は、いつでもスマホ等の通信端末でインターネット上のALSOKのサービスサイトにアクセスし、子供の現在地を確認することができる。現在位置確認機能は、何回利用しても無料だ。

この端末はかなり多機能で、音声通話着信機能がついており、ALSOKのガードマンや任意に登録した8箇所の電話番号からの着信を受けることがことができる。緊急時などに端末を持った本人と直接会話して状況確認できるのはありがたい。

また、端末に動きセンサーが内蔵されていて、転んで動けなくなったときや、長時間にわたって動きがない場合などに通知する機能がある。

通話機能があるとはいえ、110番や119番、118番以外は発信できないので、携帯電話持ち込み禁止の学校でも使える可能性はある。
また、転倒通知などの機能は高齢者に持たせるのにも向いている。

料金は端末リースの場合、月額2160円。端末を23220円で購入した場合は月額1188円となる。ガードマンの駆けつけは6480円/回となっている。

キャリアのキッズ携帯(ドコモ、au、ソフトバンク)

携帯電話会社(キャリア)が発売する「キッズ携帯」は、小学生に持たせるGPS端末としては、最も知られている存在だろう。

この記事の執筆時点では、ドコモは「キッズケータイF-03J」、auは「mamorino4」(マモリーノフォー)、ソフトバンクは「キッズフォン」が最新機種となる。どれも2年契約をすると月額料金は500円前後で、これに24カ月割賦の端末料金が加算される

キャリアのサービスは、防犯ブザー機能や、帰宅お知らせ機能など、他社のサービスに比べて比較的多機能であるが、手軽さという点ではやや劣る。

例えば、どの機種にも位置情報を確認する機能が搭載されているが、位置情報を確認できる端末が同じキャリアのスマホに限定されていたり、位置情報確認のための有料サービスに別途加入が必要だったり、位置情報を確認するたびに料金が発生するなど、あまり手軽なサービスではない。

また通話・メール機能を有した携帯電話なので、携帯電話持ち込み禁止の学校では、通学・帰宅の確認には利用できないのも大きなデメリットとなる。

ココセコム(セコム)

ホームセキュリティの大手「セコム」が提供している位置情報サービスが「ココセコム」である。

子供に持たせる専用端末は携帯電話より小型で重量53g。フル充電で最大240時間の連続使用が可能となっている。
この端末は、通話やメールの機能を持たないので、携帯電話持ち込み禁止の学校でも利用可能。ランドセルに端末を忍ばせておけばいい。

端末の本体中央には「通報ボタン」がついており、これを押すと保護者はセコムに位置情報が通知されると同時に、セコムから緊急対処員が現場に急行する。

小学生に端末を持たせる場合の料金は、月額972円からと、金銭的負担はさほどでもないが、このプランの場合、親が子供の位置を確認するのが10回までは無料で、それ以降は108円/回の料金が発生するので、頻繁に現在位置確認ができないのが大きなネックとなる。

また、緊急対処員が現場に急行した場合は10800円/回の料金が発生。加入料金も必要で、インターネットで申し込んだ場合、4860円と、それなりにコストがかかる。

子供用GPS、おすすめの「まとめ」

子供にGPS端末を持たせるとき、万が一の緊急時に子供の安全を確保することを重視しがちだが、実際に使い始めてみると、学校の帰りにどこに寄り道しているのか、今日はどの公園で遊んでいるのか、どのお友だちの家にお邪魔しているのかを、逐次確認できることに利便性を感じることが多い。

この使い方だと、現在位置確認を何回利用しても追加料金が発生しないサービスであることが重要。その点で、シンプルだがコストが低い「BsizeBot」は、育児家庭の大きな味方である。

◆福多利夫(フリーライター)
デジタル家電関連の記事を得意とする、モノ系ホビー系のフリーライター。一般財団法人家電製品協会認定の家電総合アドバイザーでもある。長年にわたり月刊特選街の製作に携わり、現在は気になる分野を比較検証する「何でもズバッと比べ隊!」を連載中。パソコン関連の著書も多い。

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