ランサムウェアとは、パソコンに保存してあるユーザーデータを暗号化したり、パソコンの操作自体をロックしたりするウイルスで、「解除したければ金銭を払え」と要求してくるものを指す。Windows10には、ランサムウェア対抗機能がある。ここではランサムウェアの被害防止に効果絶大な方法を紹介する。
ランサムウェアとは
ランサムウェアとは、パソコンに保存してあるユーザーデータを暗号化したり、パソコンの操作自体をロックしたりするウイルスで、「解除したければ金銭を払え」と要求してくるものを指す。要求どおり金銭を支払っても、パソコンが元に戻る保証はないので、絶対に支払ってはいけない。
Windows10でランサムウェア対策ができる
Windows10には、ランサムウェア対抗機能がある。それは、フォルダーにアクセスするアプリを、ユーザーが限定するという機能で、これをオンにすると、ランサムウェアがデータを暗号化したり、マシンをロックしたりすることができなくなる。
そのためには、自分が使っているアプリを、フォルダーにアクセスできるアプリとしてWindows10に登録する必要がある。アプリごとに登録作業をすることになるが、ランサムウェアの被害防止には、効果絶大である。
●フォルダーにアクセスできるアプリを限定する
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「Windows Defenderセキュリティセンター」の「ランサムウェアの防止」で、「コントロールされたフォルダーアクセス」をオンにする。
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データファイルを保存したいアプリについては、一つずつユーザー自身がフォルダーアクセスの「許可」を登録する。
![](https://tokusengai.com/assets/images/2019/02/01/5ca02fd941fdfd09ecfe30baa0be8266bd101309_xlarge.jpg)
登録されていないアプリがフォルダーにデータを書き込もうとすると、ユーザーの操作であってもブロックされる。
解説/福多利夫(フリーライター)