夜中に勝手にパソコンの画面が点灯してびっくりした経験はないだろうか。これは怪奇現象ではなく、「Windows Update」の自動更新や、「ストレージセンサー」の自動メンテナンスなど、タイマーが設定された機能が作動し、自動的にスリープが解除されたことによる起動である。この設定を解除・無効にする方法を紹介する。
夜中にパソコンの画面が勝手に点灯した!
タイマー設定の機能が作動している
夜中に勝手にパソコンの画面が点灯してびっくりした経験はないだろうか。これは怪奇現象ではなく、「Windows Update」の自動更新や、「ストレージセンサー」の自動メンテナンスなど、タイマーが設定された機能が作動し、自動的にスリープが解除されたことによる起動である。
「スリープ」にしてる場合に起こる
この現象は、パソコンを使わないとき「スリープ」にしている場合に起こる現象で、シャットダウンしていれば起こらない。ただ、スリープのほうがWindowsへの復帰は速いので、いちいちシャットダウンしたくないという人も多いだろう。そういう場合は、「電源オプション」→「スリープ」で「スリープ解除タイマーの許可」を「無効」にすることで解消できる。スリープ時の自動更新や自動メンテナンスは作動しなくなるが、夜中にパソコンに起こされることはなくなる。
「スリープ解除タイマーの許可」を「無効」にすればOK

「スタート」ボタンを右クリック→「電源オプション」→「電源の追加設定」→「プラン設定の変更」と進み、「プラン設定の編集」画面で、「詳細な電源設定の変更」をクリック。

「電源オプション」の「詳細設定」→「スリープ」で「スリープ解除タイマーの許可」を「無効」にする。バッテリー駆動時、電源に接続時の両方とも無効にしたほうがいいだろう。
解説/福多利夫(フリーライター)