現行の4Kテレビには、ほぼ全機種、ネットの動画配信サービスの視聴機能が備わっている。そんな動画配信サービスにも、4Kコンテンツが存在する。NetflixとAmazonプライム・ビデオは多数4Kコンテンツがある一方、アクトビラやdTVは少なめだ。
ネット配信の4K動画は映画や長編ドラマが目白押し!
現行の4Kテレビには、ほぼ全機種、ネットの動画配信サービスの視聴機能が備わっている。そんな動画配信サービスにも、4Kコンテンツが存在する。4K動画が見られる主要なサービスとしては、「Netflix」や「Amazonプライム・ビデオ」などが挙げられる。
4Kテレビで見られる主な有料ネット動画

これらを視聴したいという場合は、まず、手持ちの4Kテレビのネット機能から、動画配信サービスの一覧を確認。その中から見たいサービスを選択し、簡単な登録を行うだけで、視聴が開始できる。
もし、手持ちの4Kテレビが目当てのサービスに非対応の場合は、外付けのネット動画プレーヤー(Fire TV、Apple TVなど)を接続して視聴するという方法もある。 動画配信サービスの4Kコンテンツには、その動画配信会社がオリジナルで制作した映画や長編ドラマも多い。
4Kコンテンツが多いサービスは?
現状は、「Netflix」と「Amazon」が2強

「Netflix」は、自社制作のオリジナル作品に注力していて、娯楽作品から作家性の強いものまで幅広いラインアップをそろえている。日本製の4K作品も多い。
特に、Netflixはオリジナル作品に力を入れており、自社制作の「ROMA」(アルフォンソ・キュアロン監督作品)が今年の米国アカデミー賞で外国語映画賞や監督賞などを受賞したことも記憶に新しい。
一方、Amazonプライム・ビデオで見られる4K動画は、海外の映画・ドラマや日本のテレビドラマ(主にテレビ東京が制作したもの)が多いという印象だ。

「Amazonプライム・ビデオ」の4Kコンテンツは、海外の映画・ドラマや日本のドラマがほとんど。「孤独のグルメ」「電影少女」など、テレビ東京制作のものも多々ある。
また、両サービスとも、劇場公開された話題の映画もたくさんあるが、映画については、必ずしも4K版があるとは限らないので、注意しよう。
なお、「アクトビラ」や「dTV」は、動画タイトル数はとても多いが、HD画質のコンテンツが中心で、4Kコンテンツは少なめ。興味のある人は、無料の試用期間があるので、試してみるといい。
解説/鳥居一豊(AVライター)