音楽を楽しむスタイルは、SpotifyやYouTube Music、Apple Music、Amazon Music Unlimitedといった定額聴き放題サービスが今後主流になるといわれている。主要4サービスの特徴や、月額利用料金、無料プランの有無、曲数、機能面の違いなどを比較。動画コンテンツへの対応や歌詞表示、オフライン再生といったそれぞれの特徴を表で確認してみよう。

定額聴き放題サービスとは

月額料金を支払うだけであらゆるジャンルの楽曲が自由に楽しめる

音楽を楽しむスタイルで今後の主流になるといわれているのが、定額制の音楽配信サービス。目当ての楽曲やアルバムを一つ一つ購入しなくても、毎月一定額を支払うことで、何千万曲が聴き放題になる。

2018年は、この定額配信サービスの売り上げが、楽曲のダウンロード販売の売り上げを大きく上回ったといわれている(日本レコード協会調べのデータ)。

定額制音楽配信サービスには、GoogleやApple、Amazon、LINEといった、ネットの世界ではおなじみの顔ぶれがこぞって参入している。また、イギリスの「Spotify」や、日本の「AWA」「レコチョクベスト」など、音楽配信を専業とするサービスも多く存在する。

4つの定額聴き放題サービスを比較

月額料金を比較

今回は、世界的にシェアの高い「Spotify」に、Googleの「YouTube Music」、Appleの「Apple Music」、Amazonの「Amazon Music Unlimited」の4サービスを比較してみた。

いずれも、月額料金は980円で横並びだが、「Amazon Music Unlimited」は、同社のプライム会員であれば、200円安くなる。

また、「YouTube Music」は、Googleが提供している「Google Play Music」や「YouTube Premium」の会員であれば、無料で利用することができる。

どのサービスも、1ヵ月から3ヵ月程度の無料体験期間が用意されている。自分が聴きたいジャンルやアーティストの楽曲が提供されているか、音質や機能、アプリの使い勝手はどうかなどを、この期間にしっかりと確かめたい。

無料体験期間を過ぎると自動的に有料契約に移行するので、不要であれば解約の手続きを忘れないようにしよう。

サービスの利用に当たっては、名前やメールアドレス、支払い方法などを登録してアカウントを作成する必要があるが、GoogleやApple、Amazonなどですでにアカウントを持っていれば、そちらの登録データで利用契約を行うことができる。

利用料金はほぼ横並び。歌詞の表示や動画コンテンツの有無などに違いがある

画像: ※キャンペーンの有無などで無料試用期間が変更になる場合あり。

※キャンペーンの有無などで無料試用期間が変更になる場合あり。

機能面の違いは?

機能面での大きな違いは、動画コンテンツへの対応。執筆時点では、「YouTube Music」と「Apple Music」が対応しており、各アーティストの公式ミュージックビデオの再生が可能。

特に、「YouTube Music」に関しては、「YouTube」にアップされている膨大な動画も対象になるので、コンテンツ数は非常に豊富になる。

曲の再生に合わせて歌詞をスクロール表示できるのも、定額音楽配信ならではの機能だが、同じ楽曲でも、サービスによって歌詞が表示できたりできなかったりするので、この機能を重視する人にとっては要チェックのポイントだ。

そのほか、ネット環境がなくても曲が聴ける「オフライン再生」や、ユーザーの好みや目的に合わせておすすめ曲を提案してくれるリコメンド機能など、実際に使ってみるといろいろな差がわかるので、まずは体験してみてほしい。

ポイント①
特定のアーティストの作品を楽曲、アルバム単位で幅広く網羅

Amazon Music Unlimited

画像: 「Amazon Music Unlimited」のデスクトップアプリ画面。クイーンであれば、オリジナル盤から企画盤まで全60枚のアルバムが聴ける。このラインアップは、サービスごとに差がある。

「Amazon Music Unlimited」のデスクトップアプリ画面。クイーンであれば、オリジナル盤から企画盤まで全60枚のアルバムが聴ける。このラインアップは、サービスごとに差がある。

ポイント②
世の中のトレンドや季節、生活スタイル、ユーザーの好みに合わせて曲を提案

Spotify

画像: 「Spotify」のデスクトップアプリ画面。ユーザーの好みや特定のアーティストに近い傾向の曲を再生するほか、ヒットやトレンド、季節、生活に合わせた幅広いプレイリストを提案してくれる。

「Spotify」のデスクトップアプリ画面。ユーザーの好みや特定のアーティストに近い傾向の曲を再生するほか、ヒットやトレンド、季節、生活に合わせた幅広いプレイリストを提案してくれる。

ポイント③
聴ける楽曲の多さやデータの管理方法、歌詞再生の可否など、細かな違いがある

YouTube Music

画像: 「YouTube Music」の動画再生画面。右上にあるスイッチの設定で、音声のみの再生となり、データ消費を節約することができる。

「YouTube Music」の動画再生画面。右上にあるスイッチの設定で、音声のみの再生となり、データ消費を節約することができる。

YouTube Music

画像: 「YouTube Music」では、ネット動画も配信対象になるため、ほかのサービスでは配信されていない楽曲が聴ける可能性が高い。

「YouTube Music」では、ネット動画も配信対象になるため、ほかのサービスでは配信されていない楽曲が聴ける可能性が高い。

Apple Music

画像: 「Apple Music」は、定額配信される曲とダウンロード購入した曲、手持ちの曲を一括して管理、再生することができる。

「Apple Music」は、定額配信される曲とダウンロード購入した曲、手持ちの曲を一括して管理、再生することができる。

Spotify

画像: 曲の再生に合わせた歌詞表示は、同じ楽曲でもサービスによって可否状況が異なる。「Spotify」は比較的多くの楽曲の歌詞表示が可能。

曲の再生に合わせた歌詞表示は、同じ楽曲でもサービスによって可否状況が異なる。「Spotify」は比較的多くの楽曲の歌詞表示が可能。

※価格は記事作成時のものです。

解説●鳥居一豊(AVライター)

This article is a sponsored article by
''.