キヤノンやニコンは「マウントアダプター」というアクセサリーを使用することで、一眼レフのレンズをミラーレスで使うことができる。ニコンのマウントアダプター「FTZ」では、ピント合わせや露出モードなどに制約は生じるが、古いAFレンズやMFタイプのレンズも使用できる。
一眼レフ用のレンズはミラーレス一眼で流用できないの?
マウントアダプターを使えば装着できる
キヤノンやニコンなどは「マウントアダプター」というアクセサリーを使うことで、一眼レフ用のレンズをミラーレス一眼で使えるようになっている。
これは、ミラーレス一眼のフランジバック(マウント面から撮像センサー面までの距離)が、一眼レフより短いため。これにより、一眼レフ用の交換レンズをそろえている人なら、そのレンズ資産をミラーレス一眼で活用することができる。もちろん、AFや手ブレ補正機構も利用できる。すでに一眼レフを使っていて、お気に入りの一眼レフ用レンズを持っているのであれば、このマウントアダプターは持っていて損のないアイテムといえるだろう。
ちなみに、キヤノンのマウントアダプターには、シンプルなタイプ(EF-EOS R/実売価格例1万3620円)だけでなく、コントロールリングやドロップイン方式のフィルター付きなど、付帯機能を備えたタイプが複数用意されている。
ニコンのマウントアダプター「FTZ」では、ピント合わせや露出モードなどに制約は生じるが、古いAFレンズやMFタイプのレンズも使用できるようになる。
ニコン FTZ
(実売価格例:3万5100円)
解説/吉森信哉(フォトグラファー)