この夏のパソコン市場で大きな話題を呼びそうなのがNECのプロシューマー向け13.3型ノートPC「LAVIE Pro Mobile」だ。プロシューマーとは生産者と消費者を組み合わせた造語で、パソコンをクリエイティブに積極活用するユーザー層を示す。実際のスペックも高く、最上位モデルのPM750/NAでは、ハイエンド機に迫る高性能を実現している。
堅牢性、携帯性、長時間駆動など
“プロシューマー”向けをうたう新モバイルノートが登場
NECの2019年夏モデルでひときわ目を引くのが、「プロシューマー向け」と銘打つ13.3型ノート、LAVIE Pro Mobileだ。プロシューマーとは生産者と消費者を組み合わせた造語であり、パソコンを受け身ではなく、クリエイティブに積極活用するユーザー層を示す。
具体的な用途としては、ビジネス面では、資料作成やビデオ会議など。趣味関連では、写真や動画編集などが挙げられるが、どれもパソコンの基本性能が大きく問われる作業ばかりだ。そこにあえて切り込んでいったことからも、同社の高い自信がうかがえる。
NEC
LAVIE Pro Mobileシリーズ
837グラムの超軽量ながら、76センチ落下試験クリア、20時間駆動など性能も充実
●実売価格例:23万7380円(PM750/NAモデル)
実際のスペックも高く、最上位モデルのPM750/NAでは、CPUに第8世代のCore i7、メモリーは8Gバイト、ストレージには512GバイトのSSDを採用するなど、ハイエンド機に迫る高性能を実現。
機能面も、プロシューマーマシンらしく、電源ボタン一体型の指紋認証センサーのほか、極上の打鍵感が得られるというこだわりのキーボードを搭載。キーが沈み込む際の抵抗感には、「弱→強→弱」と押下量に応じて変化をつけ、クリック感も極めて良好だ。
さらに、重量837グラムという超軽量機ながら、バッテリー持続時間は最大20時間と、スタミナ性能も抜群。面耐圧は150キログラム重で76センチの落下試験もクリアするなど、筐体の剛性も文句なしといえる。プロシューマーの厳しい審美眼にこたえる本格モバイルノートとして、機動性と生産性、信頼性の三拍子がそろった本機は、この夏のパソコン市場で大きな話題を呼びそうだ。
●3最薄部8.7ミリ&高剛性なので、持ち運びも楽ちん
●ヒンジや排気口の配置までこだわった上質なデザイン
※価格は記事作成時のものです。
文/篠原義夫(ガジェットライター)