「LINE Pay(ペイ)」について理解を深めておくといい。スマホ決済サービスが使えるようにしておくと「LINEクーポン」、「LINEスマート投資」、「LINEほけん」などが利用できる。「LINEデリマ」(全国約1万6500店以上が対応)もある。また、新サービス「Open Chat(オープンチャット)」は、不特定多数の人と共通の話題の情報交換が可能だ。
<疑問と悩み>
LINE Payなど、いろいろな機能があるみたいだが……
メッセンジャーとしての人気が高いLINEだが、LINEのアカウントを持つユーザーが利用できるさまざまなサービスを提供している。利用できるサービスは、「ホーム」画面の「サービス」をタップすると表示される画面と、「ウォレット」画面で確認できる。
LINEが現在最も力を入れているのが、「LINE Pay(ペイ)」というスマホ決済サービスだ。登録した銀行口座からチャージして、コンビニやドラッグストアなどの加盟店でQRコードを提示して決済が可能。さらに、LINEでつながっている友だちに送金できる機能も備えている。スマホ決済は普及期にあるため他社との競争が激しく、お得な割引などが適用されるキャンペーンが行われることが多い。いつでも使えるように準備をしておいて損はないだろう。
金融系のサービスでは、500円から始められる「LINEスマート投資」、比較的少額で加入できる「LINEほけん」もチェックしてみる価値はある。
ファストフードやファミリーレストランを利用する人におすすめしたいのが「LINEクーポン」。毎日のように新しい割引クーポンが発行されるので、公式アカウントを友だちに追加して、トークで新しい情報を入手するといいだろう。
そのほか、利用できる地域が増えつつあるのが、出前を注文できる「LINEデリマ」と、テイクアウトを予約できる「LINEポケオ」だ。どちらもスマホの画面をタッチするだけで簡単に注文・予約ができ、LINE Payでも決済できる。自宅や職場から、どんな店が利用できるのかをチェックしてみよう。
なお、今夏に始まった新サービスの「Open Chat(オープンチャット)」も、期待が持たれている。こちらは、不特定多数の人と共通の話題について情報交換ができるコミュニティ機能。普及が進んでいけば、LINEの利用メリットがさらに高まりそうだ。
●得するクーポンや出前サービスにも注目
❶「ウォレット」画面から表示できる「LINEクーポン」。公式アカウントもあり、友だちに追加しておくと、得する情報を見逃さずに済む。
❷近くにある飲食店に出前を注文できる「LINEデリマ」。全国約1万6500店以上が対応。到着までの所要時間の目安がわかるのも便利。
●LINE Payをはじめ金融サービスを強化中
❶「ウォレット」の画面を開くと、LINE Payの利用登録ができ、すでに利用している人は残高を確認できる。多くの新サービスもここから選択可能。
❷LINE Payは、「コード支払い」を選択すると、画面にQRコードが表示され、加盟店でキャッシュレスで買い物ができる。
気になるサービスをチェックして、得するサービスを利用しよう!
※本特集の画面写真は、一部Androidであることを明記しているもの以外は、基本的にiPhoneの画面です。
解説/村元正剛(ITライター)、今西絢美(ライター)