私がアイリスオーヤマのホットプレート「WHPK-012」をおすすめする理由。広島お好み焼きも楽々焼ける!

グルメ・レシピ

広島お好み焼きを家で作るのに欠かせないのが「ホットプレート」。これまでのホットプレートでは少し作りづらいと感じていました。しかし、アイリスオーヤマから、広島お好み焼きが楽々焼けるホットプレート「WHPK-012」が発売。筆者が実際に使ってみて感じたメリット・デメリットを紹介しましょう。

「WHPK-012」をおすすめする理由

広島お好み焼きには「広い」プレートが必要!

ミシュランにも選ばれる都市、広島には美味いモノがいっぱい。冬の牡蠣はすこぶる有名ですが、夏の小イワシ、穴子。果物の方の柿。ミカンに、レモン。そして日本酒の三大聖地、西条も広島です。でも、ソウルフードはお好み焼き。子どものころは、本当にいろいろなところがやっており、近所で120円(ソバ シングル、ブタ)位で食べられたモノですが、今や少々お値段は張るようです。

このため、家で作る人も多いのですが、その時使われるのがホットプレート。ところが、これが狭い。理由は、大阪のお好み焼きのように、具と生地を混ぜて、それを焼くのではなく、広島は積層型。ソバを別に焼く必要があるからです。

昨年、象印、タイガー、パナソニックのホットプレートを試しましたが、広島のお好み焼きに関しては、不満が残りました。が、今回、全く問題ない、ラクラクのホットプレートが発売されました。それがアイリスオーヤマのホットプレート「WHPK-012」です。

アイリスオーヤマ
WHPK-012

【商品サイズ(cm)】
使用時:幅約58.9×奥行き約39.7×高さ約9.4(プレート1枚装着)
収納時:幅約59.6×奥行き約39.7×高さ約14.7(電源コード除く、収納バックル含む)
【プレートサイズ(cm)】
平面プレート:幅約51.8×奥行き約35.1×高さ約3.0
たこ焼き+平面プレート:幅約51.8×奥行き約35.1×高さ約5.0
【付属品】
平面プレート、たこ焼き+平面プレート、ふた、電源コードセット、収納用バックル×2、レシピブック

https://www.amazon.co.jp/dp/B07VP9B1KK

【特徴】
・左右別々に温度調節可能で左右で違った料理を楽しめる。たこ焼きプレートがセットに。
・調理と保温に使い分ければ、片方で焼肉をしながら、もう片方で焼いた肉を保温する事ができる。
・大きなお好み焼きも2枚同時に焼ける幅51.8cmのワイドプレート。適温がわかりやすい焼き頃お知らせマーク付き。
・蓋と本体を一体にできる収納用バックル、レシピブックも付属。

「WHPK-012」のメリット・デメリット

第一印象は「とにかくデカい!」

メーカー内覧会で初めて見たときの印象は「デカい!」の一言です。プレートで使用できる実寸は、48×32cm。

www.irisohyama.co.jp

広島のお好み焼きは、生地の上に、もやし、キャベツ、天かす、豚バラを載せ、その上から生地をかけます。キャベツをメガ盛りにすると、25cmの円に、15cm位の高さになるので、かなり壮観です。そしてその横で、ソバを焼くわけです。ソバの量は、お腹の空き具合により調整。お腹が空いたときは、そばダブル。その内、キャベツ、もやしがしなっとなり、高さが5cm位になった時、お好みをひっくり返しながら、ソバの上に載せます。そして、お好みを片方に寄せ、タマゴを焼きます。その焼き上がった時に、またお好みをタマゴの上に。最後、かつお節、青のり、お好みソースをかけ、出来上がり。

いろいろなモノを焼いては合体を繰り返しますし、ひっくり返しも、しなければなりません。狭いと実に焼きにくいのです。

それが笑える位、ラク。今もっとも鉄板のフィーリングに近いホットプレートです。

ブタ玉そばダブルのお好み焼きを作成中。本体とそばダブル(2玉)を合体させたところ。余裕があり、使いやすい。

メリットとデメリットは表裏一体

調理家電、器具を見ると分かりますが、包丁、フライパンなどの基本的なモノを除き、かなりの場合、一芸です。これは料理という行為が、かなり洗練されたためであり、それを難しい所だけを助けるわけですから、致し方ありません。

この「巨大」プレートのメリットが、使う時とっても便利なら、片付けにくいというのがデメリットです。他のメーカーが、ここまで踏み切れない理由の一つがそれです。

しかし、こう言った突き抜けたところがあるモノは、やはり魅力的ですから、デメリットを数えるより、長所を見た方がイイです。(人との付き合いと同じです。)

と言うわけで、その他のメリットを上げて見ましょう。

メリット(1)
左右で温度を変えられる

このホットプレート、シーズヒーターを2つ用意しており、実は、左右で温度を変えられます。調理温度が違いモノも1度に調理できますし、片方保温しながら、もう片方調理できるのを待つという方法もあります。

実は、このプレート、折り畳みのホットプレートの進化形です、折り畳むわけですから、シーズヒーターは2つ内蔵されています。それを折り畳まなくした一方、プレートを巨大化させたわけです。

これが進化前:DPO-133(販売中)。完全折り畳み方式。個人的には、この完全延長線上の進化モデルも欲しい。

付属に、たこ焼きプレートと平面プレート半分のプレートがありますが、これはお酒を飲むときにとても便利。まずたこ焼きプレートでアヒージョを作ります。容量が小さい分だけすぐできます。これを摘まみにしながら、ゆっくり肉と野菜を焼きます。で、デザートは当然たこ焼き。

大阪 道頓堀で飲み歩いているような気分になれます!

メリット(2)
かなり重宝する「焼きごろお知らせマーク」

焼きのポイントは、熱を伝えるものが十分温まったところで、焼くと言うことです。

食材を入れた瞬間、温度は一時的にガンと下がります。十分温めてないと、温度が下がりすぎ、極端な場合、表面は焦げているのに、中に全く火が通っていないということもあります。

それを目で分かる様にしたのが、「焼きごろお知らせマーク」。ちかごろ、いろいろなフライパンにも採用されている技術ですが、目でも認識できるのがイイです。

適温が一目でわかる!

まとめ

是非「カープ仕様」モデルも!

あと、各メーカーのホットプレートに共通の話ですが、ホットプレートの色は黒がすこぶる多いです。これは業務用の鉄板の基本色が黒のためですが、縁取りの色は黒じゃなくてもよいような…

個人的に、アイリスオーヤマには、是非カープとのコラボをお願いしたい!縁取りとフタが赤。フタにはカープ坊や。
メーカーの地元は仙台で、野球はイーグルスですが、こちらはパリーグ。モチベーション的には問題ないと思いますし、なにせ「広島お好み焼き」を焼くのにピッタリすぎるホットプレートです。食卓も一気に華やかになります。
いかがでしょうか?

「広島」コラボモデルを期待!

ホットプレートの出番は、土日など、時間にゆとりがあり、そしてちょっとはしゃぎたい時。そして、出しっぱなしにする家電ではない。となると、テーブルの華の感じも悪くないはず。あまりに使いやすいホットプレートですから、そんなことも思いましたね。

◆多賀一晃(生活家電.com主宰)
企画とユーザーをつなぐ商品企画コンサルティング、ポップ-アップ・プランニング・オフィス代表。また米・食味鑑定士の資格を所有。オーディオ・ビデオ関連の開発経験があり、理論的だけでなく、官能評価も得意。趣味は、東京歴史散歩とラーメンの食べ歩き。

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