テントにシュラフ、クッカーなど、メインのキャンプ道具は抜かりなく揃えていても、意外にサブ系のキャンプグッズまでは気が回らないもの。例えば、ヘッドライトやロープライト、救急用品、虫除けグッズなど、こうした小物もしっかり用意しておくことで、より安心&快適なキャンプを満喫できる。そこで今回は、キャンプで即戦力で役立つ選りすぐりの小物グッズを紹介。いずれも価格は2000円以下となっているので、気軽に試してほしい。
安くてもあると断然便利!キャンプに役立つ小物グッズとは?
筆者はキャンプを始めてからかれこれ10年以上経つが、初めてのキャンプは、やはり勝手がわからず少なからず苦労した覚えがある。なかでも頭を悩ませたのが「キャンプ道具の準備」だ。
おそらくビギナーの場合、キャンプ道具といわれてパッと思い浮かぶのは「テント」と「シュラフ(寝袋)」「クッカー(食器類)」「テーブル」「チェア」など、どうしても王道的なキャンプ用品ばかりに偏りがちだろう。
もちろん、こうした道具も必須には違いないが、長いことキャンプを続けていると、キャンプの居心地の良さは、脇を固める「小物グッズ」に寄るところも大きいと次第に気付いていくものだ。
ただし、キャンプ向きの小物グッズといっても種類はさまざまなうえ、なかにはキャンプ専用ではない一般的な商品が思いのほか役立つ場合も多い。それに、こうしたグッズを探る当てるには、仲間に聞いたり、他のキャンパーの装備を参考にしたり、あるいは経験則で思いついたりなど、一朝一夕にはいかないというのが実情だ。
そこで今回は、キャンプ初心者にも気軽に試してほしいという意味合いも込めて、安くて質のいい「2000円以下(※)」で購入できる小物グッズをピックアップした。
扱うジャンルは
- 照明
- 救急用品
- 虫除け
- 防寒
- 便利小物
の5種類。
いずれもビギナーなら即戦力で役立つものばかり。これらのグッズをうまく活用して、ぜひとも快適なキャンプライフを実現してほしい。
※販売価格は記事執筆時点のものです。
夜のキャンプがいっそう快適になる「照明グッズ」
【ヘッドライト】
ジェントス CP-095D
「ランタンがあれば明かりは十分」と思うかもしれないが、意外にランタンは小回りが効かないもの。
例えば、夜更けに料理をする際、ランタンの明かりでは直接手元を照らしにくいし、だからといってランタンを持ちながら料理をするわけにもいかない。
しかし、ヘッドライトひとつあれば、こうした面倒は一切なし。
両手が塞がらないから、料理も楽々とこなせるうえ、真上から食材もバッチリと照らせる。
ほかにも、夜中の散策やトイレ移動、荷物の取り出しなどもフリーハンドでストレスなく行える点も大きなメリットだ。
「CP-095D」は、ヘッドライトとしては低価格だが、アウトドア向けの照明器具を数多く手掛けているジェントス製だけあって、完成度も高く、ビギナーでも安心して利用可能。
IP64準拠の防塵&防水機能を備えるほか、リフレクタータイプで広範囲の照射にも対応している。さらに、LED部は90度可動式になっており、簡単に角度調整もできる点も使い勝手がいい。
明るさは最大95ルーメン、単3アルカリ電池1本で、最長20時間使用可能だ。
LED ヘッドライト
CP-095D
【ロープライト】
ロゴス ロープライト
夜のキャンプ場は、想像以上に暗い。
特に、夜更けになって周囲の明かりが消えていくと、またたくまに漆黒に支配される。
それがキャンプの醍醐味といえばそのとおりだが、不慣れな暗闇は、予期せぬアクシデントも招きかねない。
その最たる例が、テントに周囲に張り巡らせれた「ガイロープ(張り綱)」が原因の転倒だ。
重々注意していても足を取られることもあるくらいだから、例えば、少しアルコールが入って気を抜いた状態では、どんな事故に見舞われるかわからない。
ファミリーキャンプの場合は、夜のキャンプでハイテンションになっている子供が誤って転倒し、思わぬ大怪我をするリスクもある。
そこでおすすめしたいのが、ロゴスの「ロープライト」。
仕組みは極めてシンプルで、本体のフックでガイロープに括りつけたLEDライトが、ロープの存在を周囲にしっかりアピールしてくれるというもの。
点灯モードは「点滅」「スロー点滅」「点灯」の3種類も用意されており、夜のキャンプを彩るイルミネーションとしても十分活用可能だ。
パッケージは4個入り。バッテリーはCR2032を1個使用し、最大24時間まで点灯可能。IP44準拠の防水性能も備える。
ロープライト
74176001
予期せぬアクシデントに役立つ「救急用品」
【絆創膏】
キズパワーパッド
レジャーに怪我はつきものだが、キャンプの場合はさらに注意する必要がある。
というのも、キャンプでは刃物や火器を使うこともあって、怪我のリスクは決して低くはないし、それに万が一、アクシデントに見舞われたとしても、キャンプ場という場所柄、近くに医療機関がない場合も少なくないからだ。
無論、命に関わる大怪我をした際は、迷わず医療機関に連絡すべきだが、ちょっとした切り傷や火傷など、絆創膏による応急処置で間に合うケースもあるだろう。
しかし、キャンプ中は炊事などで水を使う機会も多く、せっかく絆創膏を貼っても一般的なタイプではすぐに剥がれてしまうこともしばしば。
それになにより、せっかくのキャンプを楽しく過ごすためにも、できる限り早く傷を治して痛みを解消したいはずだ。
水に強く、そして傷を早く治す──なんとも贅沢な願いだが、そんなニーズをもれなく満たしてくれるのが、バンド・エイドの「キズパワーパッド」だ。
通常の絆創膏とは異なり、傷口から出る体液(滲出液)を利用するという新テクノロジー「モイストヒーリング(湿潤療法)」によるキズケア手法を採用。
パッド内部に体液を保って潤いを維持してくれるため、痛みも少なく、キズも早くキレイに治してくれる。
完全防水素材を利用し、炊事や水仕事でも剥がれにくいほか、バンド全体が全面パッドとなっているため、大きなキズも覆いやすいなど、通常の絆創膏にはないアドバンテージが盛りだくさん。
切り傷やすり傷、刺し傷などのほか、軽度の熱傷にも利用可能と、まさしくキャンプで起きがちな怪我の応急処置に最適の一品といえるだろう。
ふつうサイズや大きめサイズ、ジャンボサイズのほか、ひじ・ひざ用、スポットタイプなど、部位に応じた様々なタイプを揃えている点もうれしいところ。
ひとつ用意しておけば、不運にも怪我をしてしまった際も慌てず対処できるはずだ。
キズパワーパッド 絆創膏
指用
【保存用バッグ】
ジップロック イージージッパー
ここで取り上げる「ジップロック」は、もちろん救急用品ではない。
しかし、そこはアイデア次第。「密封性が高く、頑丈でしなやか」という特徴を活かすことで、様々な応急処置にも利用できる。
例えば、捻挫の応急処置は「アイシング(冷やす)」が効果的だが、そんなときもジップロックが役に立つ。
冷水と、できれば氷も加えてチャックを閉めれば、即席の「氷嚢(アイスバッグ)」が手間なく完成する。ほかにも発熱の際は、濡れタオルと氷を入れておけば氷嚢代わりにもなるし、そのまま周囲にタオルを巻けば、簡易的な水枕としても利用可能だ。
また、高い防水性を活かして、常備薬や絆創膏、包帯などを入れる「エマージェンシーキット」用ケースとして利用する手もある。
これなら、雨などで大切な医薬品が濡れてしまって、肝心なときに使い物にならなくなるという最悪の事態も避けられるはずだ。
そもそもの目的である食材の保管はもちろん、防水ケースの代わりにもなるなど、ジップロックの活用範囲は極めて広い。
ひとつ持っていておいて、絶対に損のないキャンプグッズといえるだろう。
なお、ジップロックには写真の「イージージッパー」タイプに加え、通常のチャックタイプもあるほか、サイズも多種多様に取り揃えている。
どれを選ぶかは用途次第ではあるものの、選択に悩むようなら、「大は小を兼ねる」ではないが、とりあえず大きめのサイズを選んだほうが無難だろう。
イージージッパー
L 32枚入
快適キャンプの分かれ道は「虫除けグッズ」次第!
【虫除けスプレー】
フマキラー 天使のスキンベープ
大自然との一体感を味わうためにキャンプに赴く人は多いとは思うが、さすがに、ブヨやアブなどの「害虫」とお近づきになるのは御免こうむりたいはずだ。
あるいは「ちょっと虫が多いくらいなら我慢できそう」と思うかもしれないが、キャンプ場は都会のそれとはレベルが違う。
特に、渓流や湖畔など、キレイな水場が近くにある場合、想像を絶する害虫の群れから手痛い洗礼を受けることになる。
もっとも効果的な虫除け対策は「肌を露出しない」ことに尽きるが、それでも顔や手先まではなかなかカバーし切れないし、子供などは言い聞かせても長袖を脱いでしまったりすることもある。
そんなやっかいな害虫対策で頼りになるアイテムといえば、やはり大定番の「虫除けスプレー」だろう。
とりわけ、こちらの「天使のスキンベープ」は、2015年に日本で使用が承認されたばかりの新成分「イカリジン」を配合しており、最長6~8時間まで効果が持続する。「ヒアルロン酸Na」配合により肌にも優しく、年齢や回数制限もなく利用できる点も魅力だ。
虫除け効果があるのは「蚊成虫」と「ブヨ(ブユ)」「アブ」に加え、「マダニ」除けにも利用可能。
マダニといわれても聞き馴染みながない人もいるかもしれないが、例えば、草木がうっそうとし、直射日光が当たりにくい森林キャンプ場では、湿気を好む性質のあるマダニが多く繁殖していることがある。
マダニは、刺された際のかゆみもさることながら、重篤な伝染病を媒介しているケースもあるなど、決して軽視することはできない。
そんな恐ろしいマダニにも虫除け効果があるというのは、実に心強い限りだ。
真冬はともかく、秋キャンプくらいの季節では、天候や気温によってはまだまだ害虫が多く発生することもある。
やっかいな虫刺されを未然に防止するためにも、念のため1本持っておいてソンはないはずだ。
天使のスキンベープ 虫除けスプレー
イカリジン ミストタイプ
【虫除け線香】
児玉兄弟商会 パワー森林香
渦巻の先端から立ち上る一条の煙──ご存知、虫除けグッズの元祖ともいうべき「蚊取り線香」だが、ことにキャンプに限っては効果を最大限発揮できないケースが少なくない。
蚊取り線香が効果があるのは、おもに「蚊成虫」「ハエ」に対してだが、こうした害虫は排水溝や汚水槽など、汚い水場を好む傾向がある。
一方、キャンプ場は美しい自然がウリということもあって、汚水源が近くにあることは稀だ。
したがって、ヤブ蚊やハエ向けの虫除けグッズを使っても、効果のある害虫自体がそもそもいないのだから、大した効果は望めない。
つまり、キャンプ場で虫除けグッズを使うのなら「ブヨ」や「アブ」など、緑豊かな綺麗な場所を好む害虫に対して防虫効果が期待できるものを選ぶ必要がある、ということだ。
そんなキャンプ場特有の虫除け事情にしっかり応えてくれるのが、児玉兄弟商会の「パワー森林香」。
家庭用殺虫剤として広く使われている有効成分「メトフルトリン」を配合するほか、厚みのある線香を採用し、規格外といえるワンランク上の煙量を実現している。
公式の虫よけ効果は「ユスリカ」と「チョウバエ」「アブ」のみとなるが、あくまで筆者の印象ではあるものの、線香の煙量が非常に多く、基本的に虫は煙を嫌うこともあってか、「ブヨ」除けにも十分効果があると感じた。
特に、ブヨの虫刺されは、徐々に増す猛烈なかゆみもさることながら、痛みも筆舌に尽くしがたいものがある。
せっかくのキャンプをブヨに台無しにされないためにも、サイトに到着したら、なにはさておき、いの一番に「パワー森林香」をつけておいたほうがいいだろう。
富士錦 パワー森林香(赤色) 30巻入り
しびれる寒さの秋冬キャンプはこの「防寒グッズ」で乗り切れ!
【湯たんぽ】
マルカ 湯たんぽ Aエース 2.5L 袋付
秋冬キャンプ最大の難関といえば、日が落ちたあとに一気に押し寄せる猛烈な冷気だ。
それでも、起きている間は焚き火で暖を取ったり、仲間と歓談したりなどして、身体を暖めたり、気を紛らわせたりもできようが、就寝時は紛れもない寒さと対峙することになる。
「氷点下対応のシュラフがあれば大丈夫」と思うかもしれないが、実はさらあらず。
確かに、高性能なシュラフはバツグンの保温効果で身体を冷気から守ってくれるものの、当たり前だが、シュラフ自体が熱を発するわけではない。
つまり、冷たい身体のまま、これまた冷え切ったシュラフに潜り込んでも、直ちに身体が暖まることは通常ありえないのだ。
だが、そんな寒さの問題は、実は昔ながらの「湯たんぽ」ひとつで解決可能。
前もってシュラフに湯たんぽを入れておくだけで、就寝時には極上のポカポカ空間ができあがる。
もちろん、シュラフに入ったあとも、湯たんぽの発する熱が身体を程よく暖めてくれて、冬キャンプとは思えないほど快適な眠りへと誘ってくれる。
湯たんぽには、トタンやプラスチック製など、様々なタイプがあるが、特にキャンプでの利用に向いているのがマルカの「湯たんぽ Aエース 2.5L 袋付」。
「直火」対応だから、水を入れてバーナーで熱し、お湯が沸騰したら栓をするだけで使える。
かたや、プラスチック製の湯たんぽは、ポットなどでいったんお湯を沸かしてから注ぐ必要があるが、もちろん、直火対応の「湯たんぽ Aエース」ならそんな面倒は一切不要だ。
容量も2.5リットルとたっぷりなので、小型タイプのようにすぐに冷たくなることもない。冬キャンプでも暖かな眠りを満喫できるはずだ。
湯たんぽ Aエース
022524
【座布団】
キャプテンスタッグ インフレーティングマットザブトン
基本的にキャンプでは、テントの中ではなく「屋外」で1日の大半を過ごすことになる。
したがって、シュラフやマット、コットといった「寝具」ばかりに力を注いでも、決して暖かなキャンプを過ごすことはできない。
つまり、屋外でも暖かなキャンプを過ごせる装備や環境をいかにして実現するかが、快適な秋冬キャンプの分かれ道だということだ。
そこでまず出番となるのが、キャンプの代名詞ともいえる「焚き火」だ。
筆者の経験上、そこそこの防寒着やインナーなどを着用し、あとは焚き火でしっかり暖さえ取れば、一桁台の気温までならどうにか寒さをしのぎつつ、食事や仲間との語らいを楽しむことは十分可能だ。
ただし、残念ながら、いくら防寒着や焚き火でも暖を取っても、どうしても寒さをしのげない部位が一ヵ所ある。
それは、チェアに腰掛けた際の「臀部(お尻)」だ。
防寒着は臀部もしっかり保温してくれるはず、と思うかもしれないが、それはあくまで立った状態でのこと。
チェアに腰掛けると、防寒着の「ロフト」が潰れて厚みがなくなってしまうため、本来の保温効果が発揮できなくなってしまう。
一方、焚き火に当たろうとしても、座った状態ではお尻を暖めることはできないし、いちいち立ち上がって焚き火にお尻を向けるのもスマートとはいい難い。
厄介この上ないお尻の寒さ問題だが、実は、キャプテンスタッグの「インフレーティングマットザブトン」さえあれば、ものの見事に解消する。
28ミリ厚のウレタンフォーム製クッションを採用し、心地よい座り心地を実現しているほか、クッション内部は空気で膨らむ「インフレータブル」構造になっているので、寒さや暑さを防ぐ断熱効果も十分期待できる。
日が暮れて気温が下がってきたら、チェアの座面に本クッションを敷いてさえおけば、お尻の寒さを和らげてくれる。
クッション性も抜群なので、着座時のお尻の痛み対策にも申し分ないはずだ。
また、バルブを開いてクッションから空気を抜けば、丸めてコンパクトに収納可能。使用しないときは場所も取らないので、荷物になることもない点も気が利いている。
サイズは幅340ミリ×高さ28ミリ×奥行き310ミリ。カラーはブルーとパープル、ピンクの3種類を用意している。
インフレータブル インフレーティングザブトン
持っていると何かと役立つ「便利小物」はこれ!
【耳栓】
モルデックス カモプラグ
筆者がキャンプを始めた頃は、閑古鳥が鳴いている閑散としたキャンプ場も少なくなく、いったいいつまで営業を続けられるのだろうかと心配になった覚えがある。
しかし、それから時を経て、いまやキャンプブーム真っ盛り。閑古鳥が鳴いていたキャンプ場も一転、利用客で賑わうようになり、以前のように存続を気する必要もなくなった点は、一キャンパーとしてとてもうれしく思っている。
そうした経緯もあり、多少の騒々しさは致し方ないと割り切るようにしているのだが、それでも人間ができていないせいか、その日の気分などで気まぐれに騒音が気になる場合もある。
そんなとき筆者が愛用しているのが、モルデックス製のウレタン耳栓「カモプラグ」だ。柔軟性の高い発泡ウレタン素材を採用し、耳の奥まで隙間なくジャストフィットしてくれる。耳栓の遮音性を示す「NRR」は「33DB」と遮音性能もトップクラスだ。
目立つ迷彩カラーから察しが付くかもしれないが、実は「カモプラグ」のおもな用途は、なんと射撃や航空機などの爆音対策向け。当然、キャンプの騒音程度なら、いともたやすく気にならないレベルまで抑えてくれる。
ちょっと騒々しいなと感じたときは、カモプラグをすかさず装着──これで騒音ストレスとは無縁な快適キャンプを過ごせるはずだ。
カモプラグ 耳せん
【電波時計】
セイコークロック SQ781K
キャンプ最終日の朝はなにかと早い。
朝食の用意やテントの撤収、荷物の積み込みなど、朝の仕事は山積み。
そのうえ、キャンプ場のチェックアウトは大抵は午前の早い時刻の場合が多く、うっかり寝坊でもしようものなら、非常に忙しい思いさせられることになる。
そんな残念極まりない朝を防ぐには、やはり「目覚し時計」の力を頼るに限る。
おそらく、多くのキャンパーは、スマホの時計を目覚ましに使っていることと思うが、スマホには「バッテリー切れ」のリスクが常に付きまとう。
目覚し時計を使うなら、信頼性の高い「専用機」に越したことはないということだ。
ひと口に目覚し時計といっても多種多様なタイプにあるが、なかでもキャンプ向きなのがセイコークロックの「SQ781K」。
「電波修正機能」──いわゆる「電波時計」機能を搭載し、いつでも正確無比な時刻を伝えてくれる。
ほかにもアラームを始め、カレンダーやライトなど、便利な機能が目白押し。「温湿度計」も備えており、移ろいやすいキャンプの天候をチェックするのにも非常に重宝する。
サイズ・重量は、幅66ミリ×高さ92ミリ×奥行き14ミリ・90グラムと極めてコンパクト。
バッテリーは単4アルカリ電池2本、電池寿命は最大2年間だ。
目覚まし時計
SQ699W
まとめ
キャンプの快適さは、ちょっとした道具ひとつでガラリと変わるものだ。
しかも、キャンプ専用の道具ではなくても、役立つアイテムは多数ある。
そんな便利グッズを手探りで見つけていくのも、キャンプならではの醍醐味のひとつ。役立ちそうなアイテムを見つけたら、実戦投入して試してみるのも面白いはずだ。
◆篠原義夫(フリーライター)
パソコン雑誌や家電情報誌の編集スタッフを経て、フリーライターとして独立。専門分野はパソコンやスマホ、タブレットなどのデジタル家電を主軸とし、初心者にも分かりやすい記事をモットーに執筆活動を展開中。