最近のミラーレス用交換レンズは、高性能化・大型化・高価格化が目立つ。最新のミラーレス用レンズは、一眼レフ時代のレンズと比べ、確実に画質が向上している。そのぶん、サイズは大きく、価格も高価だ。ここでは、キヤノン「RF28-70mm F2 L USM」とタムロン「28-75mmF2.8Di III RXD」を紹介する。
交換レンズの最新動向
最近のミラーレス用交換レンズは、高性能化・大型化・高価格化が目立つ
ミラーレスは、一眼レフよりも交換レンズの設計の自由度が高く、高性能なレンズが作りやすい。
例えば、ズームレンズなのに全域でF2という明るい開放F値を実現したキヤノンの「RF28-70mmF2」は、一眼レフ用ではありえないスペック。このほか、最新のミラーレス用レンズは、一眼レフ時代のレンズと比べ、確実に画質が向上している。そのぶん、サイズは大きく、価格も高価だ。
●ズーム全域でF2を実現
キヤノン
RF28-70mm F2 L USM
実売価格例:41万4700円
そんな中、注目なのがレンズメーカーのタムロンだ。ソニー・α用の標準ズーム「28-75mmF2.8Di III RXD」は、ほぼ同スペックの純正レンズより軽量で、価格も相当リーズナブル。広角や望遠もシリーズ化されており、ミラーレスの入門用レンズとして最適の製品となっている。タムロンには今後、ソニー以外のメーカーの各種マウントにも対応してくれることを願いたい。
●レンズメーカー製はリーズナブル
タムロン
28-75mmF2.8Di III RXD
実売価格例:9万6250円
解説/岡田清孝(カメラマン)
※価格は記事作成時のものです。