「健康茶」市場が右肩上がりだ。健康茶には、特定保健用食品(トクホ)と機能性表示食品、栄養機能食品などがあるが、その違いについてご存知だろうか。トクホには、表示を認められた「はたらき」や「効果」がある。そこで本稿では、どの商品にどんな特徴があるのかを調べ、脂肪・コレステロール・血圧にはたらきかけるものを、商品ごとに一覧表にしてみた。どのタイミングで飲むのがよいのかも併せて、参考にしてほしい。

「特定保健用食品(トクホ)」と「機能性表示食品」の違いとは?

画像: ついつい食べすぎてしまうこの季節…。

ついつい食べすぎてしまうこの季節…。

国が審査していているのがトクホ

現在、私たちの「健康への働き」を表示できる保健機能食品には「特定保健用食品(トクホ)」と、「栄養機能食品」と「機能性表示食品」の3種類がある。

「特定保健用食品(トクホ)」には、厳しい認定基準がある。国が食品ごとに、効果や安全性を審査している。一方、「栄養機能食品」は、既に科学的な根拠が確認されたビタミンやミネラルなどの国が定めた栄養成分が、基準量含んでいる食品であれば、特に届け出なくても表示できる。

「機能性表示食品」は、消費者庁に必要な書類を提出すれば審査はない。国の基準値も設定されていないので、「企業の責任」において、健康への働きを表示できるのが大きな違いだ。(参考/日本医師会:健康の森)

市販の健康茶の選び方

下の一覧表は、市販の緑茶、烏龍茶、ノンカフェイン麦茶、ブレンド茶などの中から、主要な商品をピックアップしたものだ。それを「体についた脂肪にはたらく」もの、「食事の脂肪にはたらく」もの、「悪玉コレステロールにはたらく」もの、「血圧にはたらく」ものに分類し、特定保健用食品と機能性表示食品のラベルを貼ったものだ。

この表を見れば、食事中に一緒に飲むとよいもの、ふだんの生活の中で飲むとよいもの、血圧やコレステロールが気になる人におすすめのものがひと目でわかると思う。ぜひ参考にしてほしい。

画像: 市販の健康茶の選び方

サントリー
伊右衛門 特茶

特定保健用食品 

◆発売
2019年4月2日リニューアル
◆関与成分
ケルセチン配糖体

トクホ飲料史上で初めて“脂肪の分解”に着目した、“体脂肪を減らすのを助ける”特定保健用食品。すでに体についてしまった体脂肪に働きかけるトクホ飲料のため、食事の際だけでなく、仕事中や運動時など様々なシーンでの飲用に適しており、毎日飲み飽きない味わいが特長。

画像1: 特定保健用食品

花王
ヘルシア緑茶

特定保健用食品 

◆発売
2019年4月4日リニューアル
◆関与成分
高濃度茶カテキン

トクホ茶飲料としては初めて「内臓脂肪を減らすのを助ける」許可表示を取得した特定保健用食品。本品は、脂肪の分解と消費に働く酵素の活性を高める茶カテキンを豊富に含んでおり、脂肪を代謝する力を高め、エネルギーとして脂肪を消費し、内臓脂肪を減らすのを助けるので、内臓脂肪が多めの方に適している。

画像2: 特定保健用食品

伊藤園
2つの働き カテキン緑茶

特定保健用食品 

◆発売
2018年3月26日リニューアル
◆関与成分
茶カテキン

「血中コレステロールを減らす」と「脂肪の吸収を抑える」といった2つの働きをもつ特定保健用食品の緑茶飲料。緑茶の主要成分であるカテキンのうち、コレステロールと脂肪の吸収を抑える働きがあるガレート型カテキンを含んでいるため、体脂肪が気になる方やコレステロールが高めの方に適している。

画像3: 特定保健用食品

伊藤園
2つの働き カテキン烏龍茶

特定保健用食品 

◆発売
2018年3月26日リニューアル
◆関与成分
茶カテキン

「体脂肪」と「コレステロール」が多めの方に適した、特定保健用食品の烏龍茶飲料。特長の異なる2種類の烏龍茶葉を使用することで、烏龍茶特有のさわやかな香りを引き出し、苦渋みを抑えた味わいで食事にも合う設計に仕上げている。

画像4: 特定保健用食品

伊藤園
2つの働き カテキンジャスミン茶

特定保健用食品 

◆発売
2018年3月26日リニューアル
◆関与成分
茶カテキン

「血中コレステロールを減らす」と「脂肪の吸収を抑える」といった2つの働きをもつジャスミン茶飲料。特長の異なる2種類のジャスミン茶葉を使用し、ジャスミン茶特有の清涼感のある香りを実現。また、苦渋みを抑え、継続飲用できるおいしさに仕上げている。

画像5: 特定保健用食品

日本コカ・コーラ
爽健美茶 健康素材の麦茶

機能性表示食品

◆発売
2018年4月9日リニューアル
◆関与成分
ローズヒップ由来ティリロサイド

「爽健美茶」は、“爽やかに、健やかに、美しく”をコンセプトに1993年に誕生。“ブレンド茶”という新たな飲料カテゴリーを確立したブランド。2017年にはカフェインゼロの「爽健美茶」を、さらにアレルギー特定原材料等27品目不使用の新設計にリニューアルしたほか、新たに機能性表示食品「爽健美茶 健康素材の麦茶」がラインナップに加わった。「爽健美茶 健康素材の麦茶」には、ローズヒップ由来ティリロサイドが含まれ、ローズヒップ由来ティリロサイドには、体脂肪を減らす機能があることが報告されている。

画像1: 機能性表示食品

サントリー
特茶 カフェインゼロ

特定保健用食品 

◆発売
2016年8月2日
◆関与成分
ケルセチン配糖体

トクホ飲料史上で初めて“脂肪の分解”に着目した、“体脂肪を減らすのを助ける”特定保健用食品。すでに体についてしまった体脂肪に働きかけるトクホ飲料のため、食事の際だけでなく、仕事中や運動時など様々なシーンでの飲用に適しており、毎日飲み飽きない味わいが特長。

画像6: 特定保健用食品

日本コカ・コーラ
綾鷹 特選茶

特定保健用食品 

◆発売
2019年4月1日リニューアル
◆関与成分
難消化性デキストリン(食物繊維)

「綾鷹 特選茶」は、急須でいれたような “にごり”があるトクホ緑茶で、トクホでありながらも「綾鷹」ならではの旨みのある豊かな味わいを実現し、普段の食事にも合う製品。関与成分である難消化性デキストリン(食物繊維)は、食事から摂取した脂肪の吸収を抑え、食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにするという働きがある。綾鷹 特選茶は、血中中性脂肪が高めで脂肪の多い食事を摂りがちな方、または食後の血糖値が気になり始めた方に適した飲料だ。

画像7: 特定保健用食品

日本コカ・コーラ
からだすこやか茶W

特定保健用食品 

◆発売
2019年4月1日リニューアル
◆関与成分
難消化性デキストリン(食物繊維)

脂肪の吸収を抑え、糖の吸収をおだやかにする特定保健用食品。植物由来の食物繊維である難消化性デキストリンの働きにより、脂肪の吸収を抑え、糖の吸収をおだやかにする2つの働きをもつ特定保健用食品のブレンド茶。血中中性脂肪が高めで脂肪の多い食事を摂りがちな方、食後の血糖値が気になり始めた方に適している。

画像8: 特定保健用食品

サントリー
サントリー 黒烏龍茶

特定保健用食品 

◆発売
2015年1月22日リニューアル
◆関与成分
ウーロン茶重合ポリフェノール(OTPP)

ウーロン茶重合ポリフェノール(OTPP)を豊富に含んだ、脂肪の吸収を抑える特定保健用食品。食事と一緒に摂取することにより、食後の中性脂肪の上昇が約20%抑制され、脂肪排泄効果も約2倍に増加することが確認されている。

画像9: 特定保健用食品

伊藤園
黄金烏龍茶

特定保健用食品 

◆発売
2017年4月24日リニューアル
◆関与成分
茶カテキン

特定保健用食品「黄金烏龍茶」は、烏龍茶葉のなかでも希少茶葉“黄金桂”と“鉄観音”を100%使用した、美しい黄金色の水色(すいしょく)の烏龍茶飲料だ(鉄観音6割、黄金桂4割使用)。キンモクセイのような華やかな香りが特徴の黄金桂に、白桃を思わせる甘い香りが特徴の鉄観音をブレンド。茶カテキンのなかでも脂肪の吸収を抑える「ガレート型カテキン」を90%含んでいるため、食事の脂肪の吸収を抑えて排出を増加させ、体に脂肪がつきにくいのが特徴。体脂肪が気になる方に適している。

画像10: 特定保健用食品

アサヒ
アサヒからだ十六茶α

機能性表示食品 

◆発売
2019年9月17日発売
◆関与成分
葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)及び難消化性デキストリン(食物繊維として)

「内臓脂肪を減らすのを助ける」「血中中性脂肪の上昇をおだやかにする」「食後の血糖値の上昇をおだやかにする」という、3つのはたらきがある機能性表示食品。葛の花由来イソフラボンの働きにより内臓脂肪を減らすのを助け、難消化性デキストリンの働きにより、食後の血中中性脂肪、または血糖値の上昇をおだやかにすることが報告されている。肥満気味で内臓脂肪が気になる方、血中中性脂肪が高めの方、食後の血糖値が気になる方に適している。

画像2: 機能性表示食品

サントリー
伊右衛門プラス コレステロール対策

機能性表示食品 

◆発売
2019年5月7日発売
◆関与成分
松樹皮由来プロシアニジン(プロシアニジンB1として)

悪玉(LDL)コレステロールが気になる方に適した機能性表示食品。松樹皮由来プロシアニジン(プロシアニジンB1として)には悪玉(LDL)コレステロールを下げる機能があることが報告されている。悪玉(LDL)コレステロールが気になる方に適した飲料といえる。

画像3: 機能性表示食品

サントリー
胡麻麦茶

特定保健用食品 

◆発売
2014年10月28日リニューアル
◆関与成分
胡麻ペプチド

ゴマから生まれた"胡麻ペプチド"を含んだ特定保健用食品。胡麻ペプチドには、血管を収縮する物質を生成する酵素のはたらきを阻害し、血圧に効果のあることが確認されている。血圧が高めの方は、「胡麻麦茶」を毎日継続して飲むと血圧の低下が見られることが明らかになっている。大麦やはと麦、大豆をブレンドして、スッキリとした香ばしい味わい。

画像11: 特定保健用食品

※主要な商品をピックアップしていますが、全商品を網羅している訳ではありません。ご了承ください。
※はたらきや効果については、各社表現が異なるため、各社リリースに沿った表現を記載しています。

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