今では40を超える「○○ペイ」があるが、中でも注目なのは、後発ながらたび重なるキャンペーンで知名度を上げた「PayPay」とドコモの「d払い」だろう。さらに、PayPayとd払いでは「ミニアプリ」のサービス提供を開始。対応する加盟店の事前予約や決済、店舗受け取りなどのサービスを、新規で登録することなく、「PayPay」や「d払い」のアプリ内から利用できるところがメリットだ。
コード決済はポイント還元などでお得。中でも「PayPay」と「d払い」」に注目!
お得な仕掛けを連発している2サービス
今では40を超える「○○ペイ」があるが、中でも注目なのは、後発ながらたび重なるキャンペーンで知名度を上げた「PayPay」だろう。
多彩な業種で得できる「ワクワクペイペイキャンペーン」を毎月開催しているほか、1月31日までは「キャッシュレス・消費者還元事業」対象の5%還元店舗で、20回に1回の確率で最大1000円相当が当たる「PayPayチャンス」も実施していた。
この抽選企画は毎月内容を変えており、コンスタントに利用していれば、誰でも当たるチャンスがある。
PayPay
提供元:PayPay Corporation
●iPhone ●Android
タクシー配車のほか、便利な機能が並ぶ。バーコード表示部分はデザインを変更可能。
「利用レポート」では月ごとの利用金額をグラフ表示。利用状況がよくわかる。
一方、ドコモの「d払い」は、「dポイント スーパー還元プログラム」で、ベースの還元率を引き上げることができる。
例えば「dカード」でドコモの利用料金を支払うと+1%、「dブック」などの対象サービスのいずれかを契約すれば+1%といった具合。
d払いで決済した場合の0.5%のポイント還元を加えると、最大7.5%還元になるので、ドコモユーザーならエントリーしておきたい。
d払い
提供元:NTT DOCOMO
●iPhone ●Android
「ウォレット」のページから「JapanTaxi」や「ドコモ・バイクシェア」が利用できる。
「おトク情報」のページにはキャンペーン情報が表示されるが、その数の多さに驚く。
これらに加え、PayPayとd払いでは、「ミニアプリ」のサービス提供を開始している。
「ミニアプリ」は、対応する加盟店の事前予約や決済、店舗受け取りなどのサービスを、新規で登録することなく、「PayPay」や「d払い」のアプリ内から利用できるところがメリット。
PayPayではタクシー配車アプリの「DiDi」が利用でき、d払いでは「JapanTaxi」「ドコモ・バイクシェア」に加え、3月末までに吉野家やローソンも対応予定。今後、生活全般のサービスが、これらのアプリから利用できるようになる。
◆解説/綿谷禎子(ライター)
※価格は記事作成時のものです。