この記事では、ワークマンの人気商品を実際に購入して使用した感想をレポートしていきます。今回は、wmb(WORKMANBEST)の「CB400 ファイングリップシューズ」をレビュー。雨の日でも滑りにくい、と今SNSやメディアで話題の靴です。滑りにくい靴の選び方、同商品の基本情報、実際に履いてみた個人的な感想や評価もまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
評価者のプロフィール
休日はアウトドアにいそしむ一方で、平日の暇な時間は最新グッズのチェックに夢中。大学卒業後は編集プロダクションで勤務し、30歳を機に独立した。主にモノ系・レビュー系の記事を得意としているが、食レポのし過ぎで太ってきた気がする。
ソールで見分けるクツの選び方
意外と多い“靴底”のバリエーション
一言で靴といってもスニーカーや革靴、サンダルなど種類は様々。シンプルに見た目で選んでいる人も多いかもしれませんね。たまにはちょっとした違いに注目して靴を選ぶのも面白いものです。そこで今回は“ソール”の違いで靴を選ぶポイントをまとめてみました。
靴底(ソール)には、「レザー(革底)」「スポンジソール」「ラバーソール」などの種類が存在。革底は硬さがありますが、履いているうちに足に馴染んでくるのが特徴です。ただ、丁寧に手入れをして長持ちさせる必要があるのが難点。手間がかかる分、愛着を持って大事にしているという人も多いかもしれません。
スポンジソールはサンダルやスニーカーなどの靴底で多く使用されています。軽量で弾力性に優れているため、長時間歩くときにはスポンジソールがおすすめ。靴底に「合成ゴム」を使用しているのが「ラバーソール」です。メンテナンスが不要で悪路でも影響を受けにくいゴム底は、レザーと同じく革靴のソールとして用いられることが多い材質。しかし、通気性が悪く蒸れやすいという欠点を持っています。
今回は靴底に合成ゴムを使用した「CB400 ファイングリップシューズ」をセレクト。同商品は“滑りにくさ”がSNS上で話題になり、メディアからも多くの注目を集めた人気作です。
「CB400 ファイングリップシューズ」を買ってみた
「CB400 ファイングリップシューズ」の価格
「がっちりマンデー!!」(TBS系)や「サンデー・ジャポン」(TBS系)などでとり上げられた「CB400 ファイングリップシューズ」。お値段は1900円(税込)と、かなりリーズナブルです。ワークマンオンラインストアの公式ページには同商品の紹介動画が公開されているので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
「CB400 ファイングリップシューズ」の特徴
同商品は、ワークマンが手掛ける自社ブランドの元祖“wmb(WORKMANBEST)”から登場したグリップシューズです。シューズの靴底には、“耐油底”と“耐滑底”を兼ね備えた合成ゴムを使用。靴の形状は靴ひものないスリッポンタイプに仕上げてあります。白いソールと黒のアッパーで構成されたモノトーンカラーなので、老若男女を問わず幅広い層の人が着用できそうですね。
「CB400 ファイングリップシューズ」の26cmを履いてみた
26cmのファイングリップシューズを試着!
さっそく試着して履き心地をチェック。
合成ゴムは足に馴染みにくい印象があったのですが、クッション性の高い中敷きのおかげで足の裏全体にフィットするような履き心地でした。足の甲の部分が伸縮する点もGOOD。靴に足を収めるときに適度に入り口が広がるので、靴ベラがなくてもスムーズに履けますよ。
職場用とプライベートの靴を使い分けている人にはかなりおすすめ。靴ひもをイチイチ結び直す必要がないスリッポンタイプなので、面倒な靴の着脱がストレスフリーになるはずです。
続いて話題に上がった滑りにくさに注目してみましょう。靴をひっくり返してみると一面がオレンジ色のソールで構成されていました。よく見てみると細かく刻まれた凹凸がズラリ。
車のタイヤのように溝が彫られているため、地面に触れると“ギュッ”と地面を掴むような感触が伝わってきます。優れた“耐滑底”のおかげで、濡れたタイルの上はもちろん厨房などの水周りでも重宝しそう。
靴底には“耐滑性”だけではなく“耐油性”まで備わっているのもポイントです。靴底が油で劣化しにくいように作られていて、食品工場や清掃業務といった油を多く使う現場で働く人には最適。ただし防水性に関しては決して高くないため、水場での利用を考えている人は環境を考慮してセレクトしましょう。
実際に厨房シューズとして同商品を使用した人からは、「滑りやすい厨房でも安定して歩けます! デザインも気に入ってるから次回も同じ靴にするつもり」「理想的な靴に出会えて満足ですね。値段が安いということもあって今や職場で大流行してるよ」といった声が上がっていました。
ちなみに、同商品は一般的なシューズと比べてやや幅広に設計されている模様。足幅が狭い人がいつもと同じサイズを購入すると、履きにくさを感じるかもしれません。靴を買った際に「横幅が合わなかった」という経験がある人は、オンラインストアを使うよりも実際に試着してから購入するのがベストかも。
【ワークマン調査隊(7)】購入レビューまとめ
まさに“低価格で愛される”グリップシューズ
ワークマンのベースブランドとして様々な商品を世に送り出している「wmb」。そのラインナップはどれも低価格でありながら、愛され続ける商品ばかりです。今回ご紹介した「CB400 ファイングリップシューズ」も、カジュアルなデザインで幅広い世代にフィット。高い品質で“働く人”にまで対応できるという点は、まさに「wmb」の真骨頂があらわれた商品と言えるのかもしれません。
プライベートと仕事用の両方に対応できる「CB400 ファイングリップシューズ」。履きやすさと安全性を両立させたワークマンの人気商品を、ぜひ1度お試しくださいね。
ファイングリップシューズ
◆文・撮影=植松英明
※価格や情報はライターが記事作成時のものです。