エコノミークラスより豪華、サービス内容が充実していると評判のビジネスクラス。しかし「一体どれくらい凄いのか?」「値段はどれくらいなのか?」と気になる人も多いはずです。そこで本記事では、ビジネスクラスのメリットを簡潔に紹介します。これだけは押さえておきたいポイントや、エコノミークラスとの違い、気になるお値段まで解説しているので、「ちょっと贅沢に旅行したい」「マイルが貯まったけどビジネスクラスにしてみようかな」という人はぜひ参考にしてください。

ビジネスクラスとエコノミークラスの違い

画像: ビジネスクラスとエコノミークラスの違い

「そもそもビジネスクラスってエコノミークラスとどう違うの?」と気になる読者は多いと思います。具体的なメリットは後述するので、とりあえず「空の旅を豪華、快適にするためのサービス」とイメージしてください。

実際に座席のグレードが違ったり、チェックインカウンターが違ったりと、「こんなに凄いのか」と思わされる内容になっています。

また一番気になる航空券のお値段ですが、エコノミークラスより高くなるのもポイントです。例えばANAの「東京~ハワイ」間で両者を比較した場合、下記のようになります。

【比較】

  • エコノミークラス:片道88,700円(2020年2月19日時点)
  • ビジネスクラス:片道403,200円(2020年2月19日時点)

上記のように、直行便の場合は約3倍以上になります。しかし直行便以外のパッケージツアーを利用したり、マイルを貯めて特典航空券を利用したりすると、かなりお得にビジネスクラスを利用できるのでおすすめです。

ビジネスクラスのメリット

飛行機のシートが豪華、機内食がハイレベルといったイメージのビジネスクラス。しかし他にも様々なメリットがあり、中でも意外と知られていないのがフライト前の過ごし方です。

一般的なエコノミークラスと比較して「空の旅を快適に過ごせるサービス」が豊富なので、これから旅行を計画している人は必見になります。

チェックインまでがスムーズ

ビジネスクラスには専用カウンターが設置されており、エコノミークラスよりもスムーズにチェックインすることが可能です。長時間列に並んだり、混雑している空間でストレスがかかったりすることがありません。

また空港によりますが、ボディチェックや手荷物検査が行われる保安検査場にもビジネスクラス用のカウンターが用意されていることも。

さらに「旅行先でお土産をたくさん買いたい」という人も、ビジネスクラスなら無料手荷物をたくさん預けられます。実際にJALとANAの場合は下記の通りです。

【無料手荷物の容量比較】

JAL(国際線)ANA(国際線)
エコノミークラス2個まで無料(23kg/個)2個まで(23kg/個)
ビジネスクラス3個まで無料(32kg/個)2個まで(32kg/個)

空港ラウンジを無料で利用可能

画像: 空港ラウンジを無料で利用可能

フライト前の待ち時間を快適に過ごせる空港ラウンジも、ビジネスクラスなら無料です。ただ「空港ラウンジは一部クレジットカードにも付帯しているのでは?」と思う人もいると思います。

ビジネスクラスとクレジットカードの空港ラウンジで異なる点は、ずばり「ラウンジのクオリティ」。例えば羽田空港の「ANA LOUNGE」の場合、ビッフェ形式の食事や日本酒などのアルコール、ゆっくりくつろげるソファ、無料Wi-Fiやシャワールームが完備されています。

シートと機内食のグレードが高い

画像: シートと機内食のグレードが高い

ビジネスクラス最大のメリットは、何といっても「快適にフライトを楽しめる」という点です。エコノミークラスと比較して豪華なシートを採用しており、プライベートをしっかり守ってくれる空間になっています。またシートは180度までリクライニング可能なフルフラットタイプで、目的地に到着する間に仮眠をとることも可能です。

他にも前菜からデザートまで含まれるフルコース料理や高級なお酒など、食事面もハイレベル。空の上とは思えないほどの機内食を楽しめるのも、ビジネスクラスの魅力になっています。

フライト後も快適

飛行機が目的地に到着した後、ビジネスクラスはエコノミークラスよりも優先して下りることが可能です。またパスポートをチェックする入国審査も、別のレーンが設置されている場合があります。

さらに忘れてはいけないのが荷物の受取り。流れてくるスーツケースを長時間待ち続ける人も多い中、ビジネスクラスなら優先して流れてきます。

ビジネスクラスをお得に利用する方法

画像: ビジネスクラスをお得に利用する方法

直行便だと非常に高額なビジネスクラスですが、パッケージツアーを利用すればかなり値段を抑えることができます。例えば「東京~ハワイ」間の場合、約60万円(往復、ホテル付、4泊6日)のツアーがあり非常にお得です。

またマイルを貯めて特典航空券を利用する方法もおすすめで、ANAの場合は「東京~ハワイ」間なら60,000~68,000マイルで手に入ります。フライト以外でもマイルを貯めている陸マイラーの中には、年間で20万マイル貯める人もいるので、クレジットカードなどを上手に活用すればビジネスクラスも夢ではありません。

まとめ

今回は飛行機のビジネスクラスについて解説しました。「快適な空の旅」を求める人にピッタリの内容で、エコノミークラスよりも非常に充実したサービス内容になっています。

しかし直行便のビジネスクラスはかなり高額で、「フライトだけでそんなに払いたくない」という人多いはず。その場合はパッケージツアーに申し込んだり、マイルを貯めたりといった方法があるのでおすすめします。

◆平本良太
クレジットカードやキャッシュレス決済の最新情報に明るいWebライター。ファッションやグルメを中心にトレンド記事も手がける。



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