古いパソコンは、通信処理能力も数世代前の実力だ。最新のスマホほどの高速通信は期待できないが、ノートパソコンのWi-Fi規格が、11nまたはそれ以前の規格である場合、11acのWi-Fi子機を用いてWi-Fi速度を上げられる。ここでは「WN-AC1300UA」(アイ・オー・データ)を紹介する。
Wi-Fiとネットの疑問と悩み
古めのノートパソコンだけど、Wi-Fi速度を上げる方法は?
ノートパソコンのWi-Fi規格が、11nまたはそれ以前の規格である場合、11acのWi-Fi子機を用いることでWi-Fi速度を上げることができる。
今ならば、USB接続のモデルが1000円台の手ごろな価格で入手可能だ。
USBポートのフタ程度の大きさしかない超小型のものから、アンテナが外付けの大型タイプまであるが、同じ11acでも、速度はかなり異なり、速度や安定性を重視するなら大型のもののほうがいい。
ただし、古いパソコンは、通信処理能力も数世代前の実力なので、最新のスマホほどの高速通信は期待できない。
■USB接続の子機でWi-Fi性能を強化
USB接続のWi-Fi子機を追加すれば、速度アップが期待できる。持ち運びにはかさばるが、アンテナ外付けタイプがおすすめだ。
アイ・オー・データ
WN-AC1300UA
実売価格例:7120円
アイ・オー・データ
WiFi 無線LAN 子機
WN-AC1300UA
WiFi 無線LAN 子機
WN-AC1300UA
▼[特長]11ac 高速1300Mbps対応 Wi-Fi子機 [スピード] 1300Mbps(11ac)、450Mbps(11n):256QAM対応機器通信時最大600Mbps▼[機能]自由な角度に調整可能な4基のアンテナ▼[サイズ/重量]約59(W)×60(D)×24(H)mm(本体のみ)/約140g(アンテナ含む)(Amazon)
もし、パソコンを買い替えることも視野に入っているなら、思い切って最新規格であるWi-Fi6に対応したモデルを選ぶのも、長い目で考えて得だろう。
■Wi-Fi6搭載パソコンに買い替える
最新dynabook C8のようなWi-Fi 6搭載パソコンに買い替えれば、CPUなどの性能も十分で、長い目で見て得策である。
ダイナブック
dynabook C8
実売価格例:23万780円
Dynabook
ノートパソコン
dynabook C8
ノートパソコン
dynabook C8
▼15.6 インチ▼CPUタイプ Intel Core i7▼CPU速度 1.1 GHz▼プロセッサ数 6▼RAM容量 16 GB(Amazon)
解説/福多利夫(フリーライター)