ソニー「α9Ⅱ」を実証診断! 瞳AFは、人物はもちろん犬や猫などの動物にも対応しているため、動きものを撮る人には最良だ。ただし、ハイスペックモデルだけに、組み合わせるレンズにもお金がかかる。機能と性能のためには予算を惜しまない上級者向けといえる。

瞳AFは、人物はもちろん犬や猫などの動物にも対応

ミラーレス
フルサイズ

ソニー
α9Ⅱ
●実売価格例:59万9500円(ボディ)
●サイズ・重量/幅128.9㎜×高さ96.4㎜×奥行き77.5㎜・678g

画像: 瞳AFは、人物はもちろん犬や猫などの動物にも対応
画像: 基本的なデザインは先代と同じだが、電子ダイヤルの位置やグリップ形状が変更されるなどしたことで操作性が向上している。

基本的なデザインは先代と同じだが、電子ダイヤルの位置やグリップ形状が変更されるなどしたことで操作性が向上している。

画像: AF-ONボタンやジョイスティックが大型化している。液晶モニターは上下に動かせるチルト式で、タッチAFなどの操作が可能だ。

AF-ONボタンやジョイスティックが大型化している。液晶モニターは上下に動かせるチルト式で、タッチAFなどの操作が可能だ。

レンズマウント有効画素数
ソニーE2420万
AF測距点最高感度
693点ISO 20万4800
最高連写速度撮影可能枚数
20コマ/秒500枚

航空機や野鳥、さまざまなスポーツの撮影に対応できるハイスペックモデル

同社のハイエンドに位置づけられるハイスペックモデル。693点位相差AFに、ピント追従で20コマ/秒の高速連写を実現しているのがいちばんの売りだ。

ボディはマグネシウム合金製で、先代のα(アルファ)9よりもグリップが大型化したほか、前後の電子ダイヤルの位置やジョイスティック形状の変更など、操作性を高めるためのアップデートが施されている。

実写画質は申し分ないハイレベルで、高感度の画質も良好。ボディ内手ブレ補正の効果も十分に高く、室内や夜間といった暗いシーンにも余裕で対応できる。AFは快速そのものだし、連続で撮れる枚数も200枚以上。航空機や野鳥、さまざまなスポーツの撮影にはイチ推しの高性能だ。

瞳AFは、人物はもちろん、犬や猫などの動物にも対応。後ろ姿は検出できないのが不満な点だが、顔さえ見えれば自動的に目にピントを合わせてくれる。ポートレートのほか、ペット、野生動物の撮影にも強い味方になるはずだ。

交換レンズは、キヤノンやニコンの一眼レフに比べるとまだ物足りない部分が残ってはいるが、一般的な撮影では不満を感じることはない。

また、サードパーティー製レンズも数多く、高級タイプからお手ごろタイプまで層は厚い。

■塗料や錆の浮いた金属のディテールを再現し、発色も自然

画像: FE24〜105ミリF4レンズで撮影。レンズが高性能なこともあるが、塗料や錆の浮いた金属のディテールがいい。発色も自然だ。

FE24〜105ミリF4レンズで撮影。レンズが高性能なこともあるが、塗料や錆の浮いた金属のディテールがいい。発色も自然だ。

■採点表

基本画質高感度画質
★★★★★★★★★★
AF・連写ボディの作り
★★★★★★★★★★
先進機能レンズラインアップ
★★★★★★★★★ 
※満点は5個

■こんな人におすすめ!
組み合わせるレンズにもお金がかかることを考えると、機能と性能のためには予算を惜しまない上級者向けといえる。動きものを撮る人には最良の選択肢の一つ。

※価格は記事作成時のものです。

■解説/北村智史(カメラライター)



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