パソコン同様、スマホもあまりに古いバージョンのOSのままだとセキュリティの不具合が放置されたままとなりサイバー犯罪に巻き込まれやすくなってしまう。iOSの場合は最新バージョンを常に保つようにして、セキュリティをしっかり確保しておくことが肝要だ。また、Androidの場合は、現状バージョン8以降にはGoogleがセキュリティパッチを提供している。

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スマホも旧OSはサポートが終わるの?

読者から質問

Windows7のサポート終了で、10にアップグレードしないと危険だとよくいわれますが、スマホでiOSやAndroidの旧バージョンが使われていてもあまり騒がれません(サポート終了になっているバージョンもあるでしょう)。スマホのほうが、パソコンより個人情報がたくさん入っているはずなのに、最新のバージョンにしなくてもいいのでしょうか?(K.Tさん 広島県 56歳)

専門家の回答

編集部:
これは、ガジェットライターの篠原義夫さんに聞きます。

専門家:
ネットに接続可能なデジタル機器には、大なり小なりセキュリティリスクが常に付きまといます。こうした『脆弱性』と呼ばれるセキュリティ上の欠陥を放置したままでいると、悪意のある第三者による不正アクセスやマルウエアなどの被害に遭う危険性が飛躍的に高まってしまいます。

例えば、2020年1月にはWindows7の延長サポートが終了することが大きな話題となりましたが、これは、サポート切れのOSにはセキュリティ更新プログラムが提供されなくなり、不正アクセスに対して無防備な状態になってしまうためです。こうしたセキュリティリスクを回避するには、K.Tさんが書かれているとおり、最新のWindows10へアップグレードするほかありません。

これはパソコンのケースですが、スマホも同じだと考えたほうがいいでしょう。というのも、パソコン同様、スマホもあまりに古いバージョンのOSのままだとセキュリティの不具合が放置されたままとなり、さまざまなサイバー犯罪に巻き込まれやすくなってしまうからです。

ただし、スマホの場合はパソコンとは違ってOSのサポート終了時期が明示されていません。それゆえ、つい知らず知らず、脆弱性が放置されたままの古いOSのスマホを使い続けてしまうことがあります」

編集部:
サポート終了が明示されない! どうすればいいですか?

専門家:
「こうしたリスクを避けるには、iOSの場合は最新バージョンを常に保つようにして、セキュリティをしっかり確保しておくことが肝要です。現在、iPhone 6以前のモデルには最新OSへのアップグレードは提供されていませんが、これはつまり事実上のサポート終了ということです。もしこうした端末を使っているのなら、早めに最新OSを利用できるモデルに買い替えるべきです。

一方、Androidの場合、現状、バージョン8以降にはGoogleがセキュリティパッチを提供していますが、配信作業はメーカー側の役目となります。それゆえ、メーカーのスタンスによってはパッチが配信されないケースも散見されます。ですから、バージョン8以降だからといって安心せずに、メーカーからセキュリティパッチが配信されているか、定期的にチェックしたほうがいいでしょう。もし自分の端末にセキュリティパッチが配信されなくなった場合は、寿命と割り切って最新モデルに買い替えるべきです」

編集部:
なるほど。ありがとうございました!

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イラスト/はやし・ひろ

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