新型コロナの感染拡大防止のための行動様式は「密」を避けること。自分がこれから立ち寄る場所の混雑状況が事前にわかれば、意識的にそれを避けられる。外出先の混雑状況を判定する機能を持ったアプリ「お買い物混雑マップ」とNAVITIME提供「電車混雑回避ナビゲーション」を紹介する。
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店舗や電車で「密」を避けるための混雑判定機能に注目
新型コロナの感染拡大防止のための行動様式といえば、まずは「密」を避けることだ。
自分がこれから立ち寄る場所に人が多くいるかどうかが事前にわかれば、意識的にそれを避けることができる。
今回は、そんな外出先の混雑状況を判定する機能を持ったサービスを二つ紹介しよう。
「お買い物混雑マップ」は、unerry(ウネリー)が運営する「ビーコンバンク」というプラットフォームを活用したウェブアプリ。
全国約2.8万件のスーパーやドラッグストア、ホームセンター、ディスカウント店の店舗の混雑状況を、スマホやパソコンのウェブブラウザー上で確認できる。
お買い物混雑マップ
提供元:unerry
スーパーなどの店舗の混雑の度合いを判定
スマホのウェブブラウザーでこのサイトのURLを開くと、そのとき自分がいる周辺のマップが表示され、そのエリア内にある対象店舗の現在の混み具合を「混雑」「通常」「閑散」などのアイコンで把握することができる。
下の画像は、2020年7月16日13:30の渋谷駅周辺のマップ。「混雑」「通常」「閑散」で混み具合を表示。
また、その店の直近8日間の時間帯別(8~22時の1時間刻み)の混雑状況を見ることもできる。「このスーパーは、日曜日の昼前が意外に混んでいるんだな」というような判断ができるわけだ。
店舗のアイコンをタップすると、直近8日間の時間帯別の混雑状況が見られる。
現在、対象店舗は先に挙げた4業態(スーパー、ドラッグストア、ホームセンター、ディスカウントストア)になるが、これら店舗の混雑状況がわかれば、周辺の人出についてもおおむね判断することができそうだ。
NAVITIME
提供元:NAVITIME JAPAN CO.,LTD.
独自の技術で首都圏の電車の混み具合を推計
店舗のほかに「密」が気になる場所といえば電車だ。経路探索アプリの草分けである「NAVITIME」が提供するのが「電車混雑回避ナビゲーション」。
「座れる」「立って乗車できる」「身動きできない」などの6段階で表示。
首都圏のJR、私鉄各路線の混雑予測を、時間帯や区間ごとに「座れる」から「乗れない」までの6段階のアイコンで表示。
空いているルートや乗車時間を判断するうえで役に立つだろう。
駅を指定すると、出発時刻ごとの混雑予測を表示。出かける前の参考になる。
文/特選街編集部